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「教育実践」
理科の魅力を実感させ、自信を高める電流単元の工夫
~合成抵抗の理解を目指した単元構成と交流を促す教材に着目して~
阿賀野市立笹神中学校
小林 寿
  平成16年2月に実施された小・中学校教育課程実施状況調査では、「電流とその利用」の単元について、7割を超える教師が「生徒が理解しにくい単元」と答えた。また、生徒においても約半数が、この単元を「よく分からない・きらいだった」と報告されている。自分自身にも同様の経験があり、生徒にとって興味をもて、理科の魅力が伝わり、学習が分かるといった単元になるように教授方法を見直す必要があると考えた。
 本研究では、まず、生徒の興味関心を高める課題や学習の積み重ねが活用できるような単元の構成を追求した。具体的には、〔電流を制御しよう〕という“単元を貫く課題”を設定し、合成抵抗の学習までをその課題の達成のために展開するようにした。さらに、合成抵抗の理解を目指す際の動機づけや思考の補助となるように“布石実験”も導入した。一時間ごとの学習の積み重ねを経ながら、単元の終末では合成抵抗を用いた回路を自分で設計し、扇風機づくりにも挑戦させた。もう一つの手立てとして、それぞれの授業で生徒同士の交流が生まれやすいような教材にも着目した。“表現シート”と呼ぶA3白紙にラミネート処理したものを用い、生徒の思考の視覚化や書くことへの負担の軽減、思考の深化をねらった。こうした手立てを通じて、生徒が主体的に参加しながら新たな学びを獲得できる授業・単元を目指した。
 実践前の調査では82%の生徒が苦手意識を抱いていたが、実践後の生徒アンケートでは、「電流の学習が楽しい」、「以前より難しく感じなかった」等と学習に対する自信や理解の深まりを感じた生徒が89%となった。本研究で構成した単元と交流を促す教材の利用を実践することで、これまで多くの生徒に苦手意識をもたせてしまっていた電流単元において、生徒が理科の魅力を実感し、自信をもつことができる単元になり得ることが明らかとなった。

<参考文献>
平成15年度小・中学校教育課程実施状況調査-理科- 国立教育政策研究所教育課程研究センター 2005
中学校学習指導要領解説 理科編 文部科学省 2008



 
 


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