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「教育実践」
科学的な見方や考え方・表現する力を高めるサイエンスレポート
胎内市立中条小学校
相座 昭仁
  観察・実験などの直接経験が、理科の授業で大切であることは間違いない。しかし、経験さえすれば、学習内容を正しく理解し、科学的な見方や考え方が養われるかというと、そう簡単にはいかない。自然の事物・現象を扱う理科であっても、子どもたちは、「言葉」を使って話し合い、「言葉」を使ってノートに記録する。つまり、「言葉」がなければ、子どもたちは情報を共有することもできなければ、自分の考えを顕在化させていくこともできない。
 理科の授業を通して育てる「科学的な見方や考え方」は、広く認知・共有されている科学知識や科学理論と目の前の事物・現象とを「言葉」を使って結びつける過程でよりよく養うことができる。言語活動を充実させ、子どもたち一人一人に科学的な見方や考え方を言語化できる力を育てることこそ、理科の目標である「実感を伴った理解」になると考える。
 そこで、本研究では、科学的な見方や考え方・表現する力を高めるための言語活動として、「課題解決の過程に沿った自分の思考の流れが分かるノート作り」と「みんなが書けるサイエンスレポート」の2つの手だてで段階的に取り組んだ。
 まず、課題と結論の整合性のあるノート作りに継続的に取り組み、児童全員が課題解決の過程に沿った自分の思考の流れが分かるノートを作らせた。ノートの構造は「課題」「実験・観察」「考察(事実・理由)」とし、この構造は尾括型説明文の論理構造(序論・本論・結論)と合致させた。すわなち、「課題」は序論(問題提示・話題提示)部、「実験・観察」は本論(説明・具体的事象)部、「考察」は結論部にあたる。
 このノートと説明文の論理構造を尾括型説明文(サイエンスレポート)のフォーマットとして使用し、学習から得た情報をサイエンスレポートという形で文章化(言語化)させることで、知識の定着及び科学的見方や考え方・表現する力を高めることを意図した。
 これらの手だてを通して、子どもたちの中で拡散している情報が収束され、自分のノートにまとめた内容をさらに言語化・文章化することで、「科学的な見方や考え方」が深化し強化され、科学的に表現する力が高められたと考える。

<参考文献>
小学校学習指導要領の解説と展開 理科編 角屋重樹 教育出版 2008
白石式フォーマットで大変身!”理科説明文”の指導 佐々木昭弘 明治図書 2013



 
 


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