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「教育実践」 書く力を付けるための指導法の工夫
新発田市立七葉小学校
三浦 俊昭
 これまでの「書くこと」の指導の結果、日常の様子や行事の作文は、出来事や自分の思いを整理しながら段落ごとに書く力が身に付いているので、多くの児童が意欲的に書くことができる。しかし、活動報告書や意見文などの形式になると、自分の考えがまとまらなかったり、書き方が分からなかったりして、児童に書く意欲をもたせることができなかった。原因は、二つあると考えた。一つめは、教科書の活動ありきの学習になり、明確な書く目的をもたせることなく、意見文や活動報告書の構成や特徴などを一方的に教え、それを使って文章を書かせていたことである。二つめは、教科書の例文を使って、それぞれの文章形式の特徴やその効果を考える活動を取り入れたが、児童はその効果を実感することができなかったことである。
 そこで、目的意識を高め、文章全体の構成やその効果を考えて書かせるために2つの手立てを考えた。
 ①文章を書く目的を明確に設定する。活動報告書は「誰」に「何」を報告するのか、意見文では自分はどのような「立場」であり、「誰」に意見をするのかを設定する。
 ②教師が作成した複数のモデル文を、1つの視点を基に比較検討させることで構成やその効果を理解する。
 既習の「行事で学んだことについての作文」を基にした活動報告書を書く授業を構成した。全員が抵抗なく文章を書くことができ、話合いで「誰」に報告するのかを検討した。児童自ら書く目的を明確にしていた。
 意見文を書く授業では、1つのテーマについて「AかBか」という立場で討論会を行った。児童一人一人がテーマに対しての考えを深め、テーマについての自分の意見を「誰」に意見をするのかを検討した。
 モデル文の比較検討では、2つのモデル文を提示し、検討する視点を与えることで、児童自らモデル文の違いを見付け、そこから文章の構成やその効果などを理解していた。「自分たちで発見した。」という意識が強く、その後の下書きや清書の段階でも、自ら振り返りながら報告書や意見文を書くことができた。
 この実践後のアンケートでは、活動報告書や意見文の書き方が分かったという児童が約9割ととても多かったが、自分一人で書けると自信をもって答える児童は約7割であった。今回の実践だけではなく、様々な場面で書く時間を設定することで、児童の書く力をさらに伸ばしたい。


 
 


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