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食育

「サークル活動」
中越家庭科サークル
長岡市立山古志中学校
小林 孝子

  当サークルは、中越地区の家庭科教育に情熱を傾ける教員が集い、平成24年度に立ち上げたサークルです。長岡市を拠点に活動しています。「子どもの自立と共生に向けた生きる力を高める」という家庭科の使命を達成するために、様々な研修を進めています。
 今年度は、7月に文化学園大学から講師をお招きし、アイデアバッグの実技講習会を、8月に防災について学ぶサバイバルクッキングの研修会を行います。秋には、関ブロ小学校家庭科教育研究大会に向けた授業検討会を、 12月には、新潟大学から講師をお招きし、御指導をいただきます。
 家庭科は、小学校では5・6年生の教科であるため、学級担任が継続して研究するには難しい教科と思われがちです。また、中学校では、家庭科専任教員が少ないのが現状です。しかし、家庭科は生きる力の基盤を学ぶ「総合教科」であり、全ての学年の要となる教科、小・中学校の関連を意識して活動を展開できる重要な教科です。男女や年齢、経験を問わず、より多くの方々と一緒に教材研究や授業づくりを行い、家庭科教育の裾野を広げていきたいと願っています。少しでも家庭科に興味・関心をおもちの方、一緒にコーヒーを飲みながら、家庭科について考えてみませんか。

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「サークル活動」
総合的な学習を語る会
新潟市立東山の下小学校
小林 厚司

 " 私たちのサークルは、平成16年度に発足し、「社会教育」「民間」の立場のメンバーも加わり、地域と学校をつなげる総合の実践を通して、よりよい総合の授業の在り方を探ってきました。
 また、意欲的に探究する児童生徒の姿を求めて、児童生徒の課題意識を高める単元構想の在り方を学んできました。その中でも、ファシリテーションを用いた授業の有効性を学び、会員も実践を積んできました。
 平成27年度は、県内の教員や教育関係者に呼び掛け、3回目の「総合的な学習の時間フォーラム」を長岡のサークル「生活総合実践研究会」と共同して開催することができました。そこでは、文科省の初等中等教育局視学官を講師としてお招きして、ご講演をしていただくことができました。多方面から80名以上の参加者があり、会員以外の教員や教育関係者も多く参加され、活発な情報交換があり、有意義な研修会となりました。
 今後も、児童生徒が学びの充実感を味わえる総合学習の在り方を探究していきたいと思います。

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「サークル活動」
中越家庭科サークル
長岡市立山古志中学校
小林 孝子

 当サークルは、中越地区の家庭科教育に情熱を傾ける教員が集い、平成24年度に立ち上げたサークルです。主に長岡市を会場に活動しています。「子どもの自立と共生に向けた生きる力を高める。」この家庭科の使命を達成するために、様々な研修を進めています。
 今年度は、8月に「タニタカフェ健康講座」と題して、研修会を行いました。平成26年に長岡市が多世代健康まちづくり事業の一つとしてオープンしたタニタカフェ。健康の三要素である「食」「運動」「休養」を良質でバランスよく実践できる健康づくりについて、タニタカフェの方々からお話をしていただき、食と健康についての理解をより深めることができました。
 今後は、11月に行われる関ブロ中学校技術・家庭科研究大会に向けて、小中連携を大切にした授業検討会、実践発表などを行う予定です。また、12月には、大学から講師をお招きし、ご指導をいただきます。
 家庭科は、小学校では5・6年生の教科であるため、学級担任が継続した研究教科としていくには難しいと思われています。中学校では、家庭科専任の教職員が少ないのが現状です。しかし、家庭科を生きる力の基盤を学ぶ「総合生活科」と捉え、すべての学年の教科・領域等の要となる教科、小・中学校の関連を意識して活動を展開できる教科であると考えています。男女や年齢、経験を問わず、より多くの方々と一緒に教材研究や授業づくりを行い、家庭科教育の裾野を広げていきたいと願っています。少しでも家庭科に興味・関心をお持ちの方、一緒にコーヒーを飲みながら、家庭科について考えてみませんか。

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「教育実践」
健康で豊かな食生活を送ろうとする生徒の育成
〜朝食の充実を目指した啓発活動〜
新潟市立新津第五中学校
堀川 高弘

 当校は平成25、26年度新潟市学校給食研究推進校の指定を受け、食育の推進に取り組んだ。主題を『地域、家庭と連携した食育推進活動の展開〜朝食の充実を目指した啓発活動〜』とし、「家庭に向けた啓発活動」と「学校給食や教科での食に関わる指導」の2点に重点を置き、研究を進めた。
 まず、小中で食に関する共通項目アンケートを実施し、その結果を小中の職員で共通理解を図った。その中で起床時刻や食事時間が摂取内容に関係があることが分かり、以下の4つの取組に生かした。
1 年度初めのPTA総会で食育推進の取組を紙面とプレゼンテーションで紹介した。
 朝食の摂取率とその摂取内容を示した。
2 PTA保健厚生部と食育マスターによる料理講習会を開催した。
3 PTA主催で給食の試食会を開催し、そこで朝食の食事内容と学力や集中力が大きく関連していることを伝えた。
4 小中学校の保護者、児童・生徒に朝食の充実を呼びかける食育通信を発行し、小中学校の校内にポスターを掲示した。
 また、「学校給食や教科での食に関わる指導」では、生徒会と連携しながら2つの取組を行った。
1 「朝食は学びと部活を制覇する」をスローガンとして、毎日生徒が目にできる場所に掲示するとともに、教科と部活動の指導でしっかり食べることの大切さを呼びかけた。
2 給食委員会の活動として、食事時間を確保し、食べるのが遅い生徒も完食ができるよう給食準備時間短縮運動を実施した。
 「生徒、児童の取組」「PTAとの連携」「小中連携」の3つの柱を意識しながら、活動を展開し、大きな成果を得ることができた。今後も家庭・保護者と連携した取組を大切にしながら、「健康で豊かな食生活を送ろうとする生徒の育成」を目指していきたい。

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「教育実践」
学習意欲の向上を目指す、食に関する指導の在り方
村上市立村上小学校
川嶋 邦夫

 昨年度文部科学省より「スーパー食育スクール事業」の研究校として指定を受け、全校体制で食育に取り組んだ。「望ましい食習慣が身に付いた児童は、学習意欲(授業に集中して取り組む等)が高まり、結果として学力向上へつながる」と仮説を立て、栄養教諭を中核とした教職員全員で、実践力の育成を意識した食に関する指導を学校の教育活動全体で行うことにより、望ましい食習慣の形成を目指した。
  望ましい食習慣の形成について児童の実態から、朝食摂取率の向上、バランスのよい朝食摂取率の向上、給食残食率減少の向上と捉え、3つの手立てを中心に取り組んだ。
  1つ目は、給食・教科等における指導の充実である。学年部ごとに児童の実態を元に目指す子ども像を設け、それに給食の時間における食の指導を担任教諭が毎日行ったり、食育の全体計画を見直し、計画的に学級活動や道徳、各教科等で食育授業を行ったりした。
  2つ目は、交流、体験学習の充実である。豊かな体験により食への関心や知識を高めたいと考えた。生産者や調理員との交流を図ったり、農業体験、栽培体験を行ったりした。野菜ソムリエ等、外部講師を招いた体験学習も行った。
  3つ目は、家庭や地域への啓発である。食習慣の向上のためには保護者の協力は不可欠である。学校での活動の様子を学校ホームページや栄養教諭が作成する食育新聞で伝えるようにした。地域に向けても食育リーフレットを作成し配付することで啓発活動を行った。
  新潟医療福祉大学が生活実態調査を年に2回実施し、研究成果の検証を行った。当初評価指標としていた朝食摂取率や給食残食率と学習意欲との関連は明確には見られなかったが、家族と共に会話を楽しみながら食事を行うことや間食の摂取状況など、新たに学習意欲と関連する要素を確認することができた。今年度は2年次目研究として,これらの要素を取り上げ、食育と学習意欲との関連を検証している。

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「教育実践」
「食」に関心と感謝の心をもち,よりよい食生活を実践する子どもの育成
〜自分でつくる体験「弁当の日」の取組を通して〜
新潟市立中之口西小学校
早川 直美

   中之口地区は,平成25,26年度新潟市学校給食研究推進校の指定を受け,幼・小・中の連携による食育の推進に取り組むこととなった。そこで,児童の食生活に関する実態と意識を把握するため,児童と保護者にアンケート調査を行った。結果から次の3つを課題として捉えた。@食材や「食」にかかわる人への関心が低い。A自分でつくる力が付いていない。B食事のマナーやよい姿勢が定着していない。
   自分の健康な心と体をつくるためには,健全な食生活は欠くことができない。とりわけ,当校の児童には,食生活の改善に向けての主体的な態度を身に付けさせることが必要であると考えた。そこで,「弁当の日」の取組を通して,課題を解決し,よりよい食生活を実践する子どもの育成を目指した。
 まず,中之口地区小学校バージョンの「弁当の日」を設定した。この取組は,全校児童の参加と,弁当づくりの「ポイント」と学年部別「自分でできる内容の目安」を提示することが特色である。取組に併せて,中之口地区食育部事務局から「食育だよりSip」を地域に配付した。校内においても,たよりや懇談会を通して,「弁当の日」を含め食育の取組を家庭と共有できるように努めた。
 また,弁当の日に向けて,全学年で担任と栄養教諭のTT授業を行った。食材・おかずシートで児童に自分の食べたい弁当をシミュレーションさせたり,弁当計画シートで実際につくる弁当の計画を立てさせたりした。家庭には,親子での食材の購入や弁当づくりの見守りなどの協力を依頼した。児童は,「弁当づくりの目安」をもとに自分の力に合わせた弁当づくりに楽しんで取り組むことができた。ランチルームでの会食は,どの学年も,満足そうな笑顔にあふれていた。
 2回目の「弁当の日」の後,実施したアンケート調査結果では,食や食材,生産者への関心・感謝の心,そして,「自分でつくる力」について,改善の傾向が顕著に見られた。今後,「弁当の日」の取組はもとより,保護者の食育に対する理解や姿勢を深め,学校と家庭の連携による食育の取組をより推進していく。

<参考文献>
・食に関する指導の手引き−第1次改訂版− 文部科学省
・始めませんか「弁当の日」   鎌田 實,竹下和男 (自然食通信社)


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「教育実践」
家庭・地域と連携した食育の推進
〜5学年 アグリスタディ・プログラムを取り入れた実践〜
新潟市立庄瀬小学校
金子 徹

 近年,偏った栄養摂取,朝食欠食など食生活の乱れや肥満・痩身傾向など,子どもたちの健康を取り巻く問題が深刻化している。子どもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることができるよう,学校においても積極的に食育に取り組んでいくことが重要である。
  当校でも,朝食を食べてくる子どもの割合は,ほぼ100%に近いが,朝食にラーメンや菓子パンしか食べてこないなど質的な問題があり,望ましい食習慣の形成に努めなければならない現状がある。
  このような実態を受け,庄瀬小学校では,「家庭と連携した食育の推進」を柱に子どもたちの食生活の改善に取り組んできた。具体的には,「弁当の日」を設定したり,生活科,総合的な学習の時間等で野菜や米作りに取り組んだりしてきた。また,栄養教諭と各担任が連携して定期的に食に関する指導も行ってきた。しかし,子どもたちは,望ましい栄養や食事をとることの大切さは感じることができても,実際の食生活の改善にはなかなか結びついてはいないという課題が残った。
  この課題の解決策の一つとして,今年度は,日本初の公立「教育ファーム」として6月に開園した新潟市南区のアグリパークでの農業体験学習(アグリスタディ・プログラム)を活用することとした。アグリパークで野菜を実際に採ってみる,牛の世話体験や家畜農家の方のお話を実際に聞いてみる,ソーセージを作ってみる体験を通して,子どもたちは,生命の仕組みや生産の工夫を直に学ぶことができた。この体験こそが,「食育」の根底を支える,食べ物を大切にする心や生産にかかわる人へ感謝する心を今以上に育み,食べること,生きることの意味を自分事としてとらえ,自ら主体的に食生活の改善を図ろうとする子どもを育てると考え,実践に取り組んだ。

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