ときわ会公式ホームページときわ会公式 ときわ会教育公式サイト ときわ会公式サイト ときわ会新潟教育 
ときわ会 新潟教育 本旨
Educo教育データベース  ときわ会教育公式サイト
ときわ会 新潟教育 未来図
新潟県の教育研修団体ときわ会の教育実践・サー クル活動などの情報を発信しています
 
 
ときわ会新潟 胎内新潟南ときわ会新潟 刈羽柏崎三条ときわ会新潟 新潟秋葉魚沼小千谷
 

生涯学習

「教育実践」
地域に愛着と誇りをもち、主体的に課題解決に取り組む児童の育成
〜甘酒づくりを出発点として〜
阿賀野市立分田小学校
川口 弘泰

  地域の連帯感や人間関係の希薄化が課題となっている中、社会全体で子どもを育てることの重要性や個性豊かな活力ある地域社会の育成が話題にあがって久しい。新学習指導要領において「子どもたちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し、連携する社会に開かれた教育課程の実現を目指すこと。」、「これからの予測困難な社会の変化に対応し、たくましく生き抜いていくためには、物事に対して主体的に関わり、自分の力でよりよい社会や人生を創り出そうとする思いと実行力が大切である。」と記されている。
 これらの背景を踏まえ、学校を核として地域と連携・協力し、魅力ある地域づくりを目指すことを題材とした総合学習を計画した。そこに、児童の主体性の向上に有効だと考えられる手だて3点を導入することにした。
@地域の課題を自分たちの課題として捉えさせる
A課題解決の意識を継続させる
B課題解決のきっかけとして、児童が自信をもてるような活動の足掛かり(甘酒づくり)を提示する
という3点である。
1 手だての有効性の検証
 手だて@の具体的方策として、「地域の良さを振り返る」「大人の考えに触れさせる」という二つの活動を行った。児童の振り返りには、自分と大人の考えとのギャップにショックを受け、「何とかしたい」という意思をもったと判断できる記述が多く見られた。
 手だてAに関わり、活動ごとに活動自体の振り返りと、目標に向けての到達度の確認を行ってきた。一つ一つの活動に価値付けをすることで、「地域活性のために大切な活動をしている」という自覚をもち、意識を継続させることができた。
 手だてBでは、甘酒づくりという足掛かりを提示した。児童は様々なアイディアを出し、準備・活動する姿が見られた。自らの力で計画を立て、それらを全て実行することができた。
2 成果と課題
 本研究を通して、導入した手だて3点は、主体性の高まりに有効であった。今後は主体性の高まりを判断する段階や基準をより明確にし、主体性の度合いを数値化できるようにしていく。

TAGS ;  平成30年度    教育実践    小学校    生涯学習    下越



「教育実践」
ローカルアイデンティティ形成のための取組
〜学校行事・全校ふれあい遠足と360度評価を通して〜
新潟市立上山小学校
杉山 克也

  昨今の子どもたちは様々な体験不足、経験不足を一要因として自己肯定感が低いことが言われている。そのような子どもたちに自信をもたせるには、様々な活動の中での成功体験や生活の中で周りの大人から認められること、そして、人格形成のバックボーンとして、ローカルアイデンティティの形成が必要であると考えた。
 ローカルアイデンティティとは、個人の地域に対する帰属意識であり、個人のアイデンティティを構成するローカルな要素である。ローカルアイデンティティを形成することによって、子どもたちに地域への参画意識やこれからの所属集団への帰属意識、人との関わり方が高まるであろう。当校の子どもたちにとって、小学校時代に地域の風景や人、歴史や文化等の地域性に触れ、それらを一要素として、個人のアイデンティティの形成をゆるぎないものにすることができるのではないかと考えた。
 本研究では、地域と連携した学校行事の全校ふれあい遠足を通して、子どもたちが身に付ける資質・能力を明確にし、子どもたちの自己評価と全校ふれあい遠足に関わった職員、保護者・地域ボランティアが子どもたちの姿を評価(360度評価)した。
 子どもたちの自己評価と360度評価から、子どもたちは「地域に関する体験知」「異年齢集団における協働性」「地域に関する思いの表出力」を身に付け、ローカルアイデンティティ形成の一助となったことが分かった。

TAGS ;  平成30年度    教育実践    小学校    生涯学習    新潟



「サークル活動」
新しい風
新潟市立新通小学校
伊比 宗宏

  「地域の特色を生かし、地域と共に歩む学校づくり」を目指して、楽しく充実した活動をしています。
 地域には、私たちの指針となり、財産となる「ひと、もの、こと」がたくさんあります。これらの資源(宝物)を学校の教育活動につなげることは、児童生徒にとっても会員にとっても重要なことだと思います。
 広い視野をもち、主体的に生きる児童生徒を育成するために、会員自身も地域に学ぶとともに、生涯学習の実践者であることを目指しています。
 生涯学習の推進や学校と地域の連携・協働について関心の高い会員が集って、研修会を開催したり社会貢献活動を行ったりしています。
 児童生徒が生き生きと活動し、分かる喜びを実感できる「地域を巻き込んだ魅力的な授業づくり」を実践していきます。

 

TAGS ;  平成30年度    サークル活動    生涯学習    新潟 佐渡 上越 中越 下越    小学校 中学校



「教育実践」
青少年教育施設におけるUDL(ユニバーサルデザインフォーラーニング)のあり方
〜UDLの視点から体験活動等を見直すことを通して〜
新潟県少年自然の家
笠原 良樹

  現在、多くの学校で、UDLの考えに基づいた「だれもが分かる授業づくり」が行われている。UDLの考え方を青少年教育施設に取り入れ、これまでの体験活動等を見直し、どのような手だてが有効かを検証し、学校の宿泊体験学習等で生かせる場面を考察した。
 UDLの視点から、当施設の特徴的な体験活動の「カヌー活動」と、主催事業の「はつらつ体験塾」を見直し、課題解決のために「活動に見通しをもたせるための工夫」と「視覚化や音声の拡大による確実に情報が伝わるための工夫」の2点の手だてを講じた。
 カヌー活動において、活動の冒頭に一連の流れが分かるような紙芝居プレゼンテーションを提示して、活動の見通しをもたせるようにした。また、実習者がカヌーに乗る時には、ホワイトボードでコースを示した。加えて、ポータブルアンプを活用して音声を拡大し、指導に当たる所員の音声情報が確実に実習者に伝わるようにした。
 「はつらつ体験塾」において、初日のオリエンテーションで、1泊2日(もしくは、2泊3日)の日程を拡大したものを提示し、どのような日程で事業が進められるかを示し、参加児童生徒が見通しをもつことができるようにした。また、参加児童生徒に、次の活動の情報を伝える際には、活動の内容と開始時刻、場所、持ち物等を端的に文字情報に表し、聞き手の注意を引き付けたり視覚的手がかりを与えたりして、必要な情報がより確実に伝わるようにした。
 今後は、その他の体験活動等も、UDLの視点から見直し、利用者の満足度を高められるようにしたい。また、施設環境のUDL化についても継続的に取り組み、分かりやすい、使いやすい青少年教育施設を目指していく。

TAGS ;  平成29年度    新潟・下越    小学校    生涯学習    中学校



「教育実践」
学校発!地域との連携・協働に向けた取組
〜R−PDCA 地域の課題をともに考え、活動、そして発信〜
新潟市立白新中学校
小塚 忠昭

  本校は新潟市の中心部に位置し、新潟市の政治、文化の中心ともいえる場所にあり、「共に歩む地域の学校」として様々な地域とかかわる活動を年間を通して行ってきた。しかし、生徒アンケートでは、これらの活動を行ってきたにも関わらず、地域に対する思いや、魅力を感じるかといった項目において低い評価となっていた。
 そこで、生徒たちが実際に地域に出て、地域の現状を把握し、課題意識をもたせることにした。そして、その後の様々な教育活動を、地域を学びの場、活動の場として行うことで、「自分たちに何ができるか」といった地域に対する思いをはぐくむことができ、さらに今後の地域の在り方、自分たちの生き方にまで有効に作用していくと考えた。
 本実践では既に教育活動に位置付けられていた地域とかかわる活動を再構成したり、地域をステージとした新たな活動を企画したりして、自校の地域教育プログラムを構築した。特に地域で活動する際には単なるPDCAサイクルではなく、その前提となる『R』こそが重要な要素となり、『R−PDCAサイクル』をベースとした活動を組織していくことが有効であると考えた。地域での活動ではその前提となる綿密な『R』が特に重要であると考える。
 『R』とは何か。私が考える『R』とはResearch(調査)とReal(現状)だ。生徒の現状、課題意識、地域の思い、地域の抱える課題などが今回の『R』に該当する。その地域の特徴、現状を知ることなく他地域で行ったPDCAサイクルを元にして活動を組織しても意味はないと考える。そこで、地域の現状、生徒の地域についての思いを十分に把握し活動を考え実施した。また、同時に私たち自身の『R』に対する意識、『Rを見抜く力』も大切になってくるはずであると考える。
 本実践ではこれらを踏まえ地域を学びの起点として、そこから様々な活動を企画し実践を重ねていく中でどのような生徒の変容が見られたかを検証していく。

TAGS ;  平成29年度    新潟    中学校    生涯学習   



「サークル活動」
新しい風
新潟市立新通小学校
伊比 宗宏

 「地域の特色を生かし、地域とともに歩む学校づくり」を目指して、楽しく充実した活動をしています。
 地域には、私たちの指針となり、財産となる「ひと、もの、こと」がたくさんあります。これらの資源(宝物)を学校の教育活動につなげることは、児童生徒にとっても会員にとっても重要なことだと思います。
 広い視野をもち、主体的に生きる児童生徒を育成するために、会員自身も地域に学ぶとともに、生涯学習の実践者であることを目指しています。
 生涯学習の推進や学校と地域の連携・協働について関心の高い会員が集って、研修会を開催したり社会貢献活動を行ったりしています。
 児童生徒が生き生きと活動し、分かる喜びを実感できる「地域を巻き込んだ魅力的な授業づくり」を実践していきます。

 

TAGS ;  平成29年度    生涯学習    新潟・佐渡    小学校・中学校    上越・中越・下越



「サークル活動」
北の新風
関川村立関川小学校
倉松 栄

 「北の新風」は、学校と地域の連携の在り方について研修を深める生涯学習サークルです。村上市岩船郡から学校教育に新しい風を吹き込み、「地域と共に歩む特色ある学校づくり」の実現をねらいとしているサークルです。会員同士の交流や、地域の社会教育行政職員や関係者との交流も積極的に行っています。各学校に置かれる地域連携担当教員の役割を学び合い、学校と地域をつなぐキーパーソンとしての資質と能力の向上を図っています。
 社会貢献活動では、9月の「村上・笹川流れ国際トライアスロン大会」のボランティア協力を毎年行っています。ぜひ、一緒に活動してみませんか。

TAGS ;  平成29年度    生涯学習    小学校・中学校    下越   



「サークル活動」
図工・美術教育を楽しもう会
聖籠町立蓮野小学校
吉田 直彦

 「気張らずに、純粋に、図工・美術教育を楽しみたい!学びたい!相談したい!」そんな者同士が集まって発足させた自主研修サークルです。
 阿賀野市・新発田市・胎内市の先生方を中心に、学期に2回程度のペースで活動しています。基本方針は、子どもたちが大好きな図工・美術の時間を、より楽しく、魅力のあるものにしていきたいと願い、教材開発や授業力の向上です。
 活動内容は、@実技研修(ジェルキャンドルや飛び出すカード作り、草木染、アートカード、コマドリアニメーションなど)、A授業案の検討や実践のまとめ方の研修、B情報交換(教材、図画工作・美術教育の動き、美術展情報、研究会の報告など)、C親睦会などです。
 少人数のこぢんまりとしたサークルですが、和気あいあいとした雰囲気の中、活動しています。

TAGS ;  平成29年度    図画工作・美術    特別支援教育    生涯学習    下越



「サークル活動」
あすなろ会
阿賀町立鹿瀬小学校
伊藤 拓也

 あすなろ会は、阿賀町に勤務するときわの中堅若手会員を中心としたグループです。
 各学校で中心的な働きをしている中堅の仲間と若手の仲間が切磋琢磨しながら、教員としての資質や力量を向上させようと研修に励んでいます。
 今年度も、地域教育プログラムをテーマに研修を行います。具体的には、阿賀町で活躍する町おこし協力隊の方々と、町や子どもの未来について意見交換をしたり、学校や学級での地域連携の様子について報告し合ったりする等の活動を予定しています。私たちが研修で得たことを子どもたちに還元し、ふるさとを誇りに思い、ふるさとを大切にする子どもを育成したいと考えています。
 町外の先生方の参加も大歓迎です。

TAGS ;  平成29年度    総合    生涯学習    下越    中学校



「サークル活動」
中越ねっと『風』
長岡市立与板小学校
佐藤 貴紀

 「中越ねっと『風』」は、社会教育関係職員経験者を中心メンバーとして、平成19年度に結成されました。現在は、社会教育関係職員経験者だけでなく、社会教育に関心のある教員も入会し、会員の輪が広がっています。
 これまでの主な活動では、会員相互の実践発表や情報交換等を積極的に行っています。また、学校の教育現場から離れ、地域の公民館や図書館、博物館等の社会教育施設の視察やNPO法人関係者との情報交換も行ってきました。
今年3月、新学習指導要領公示に伴い、文部科学省から「幼稚園教育要領、小・中学校学習指導要領等の改訂のポイント」が示されました。そこには、改訂の基本的な考え方が述べられており、その最初の項には「子供たちに求められる資質・能力とは何かを社会と共有し、連携する『社会に開かれた教育課程』を重視」することが明記されています。
 今こそ私たちと共に、社会教育の視点で「社会に開かれた教育課程」を提案できるように研修を積み重ね、学校と地域に新しい風を吹かせていきましょう。

TAGS ;  平成29年度    総合    特別活動    生涯学習    中越



「教科等研究セミナー」
学校発!地域との連携・協働に向けた取り組み
〜R−PDCA 地域の課題をともに考え活動、そして発信〜
新潟市立白新中学校
小塚 忠昭

  学区には市役所、白山神社、新潟市芸術文化会館、新潟県民会館、新潟市陸上競技場、県政記念館をはじめとする新潟市の政治、文化の中心ともいえる施設が数多くある。経済に目を向けると、古町・本町といった昔からの大きな商業地域が広がっている。歴史的に見ても、古くは柳都新潟の象徴ともいえる堀が張り巡らされ、新潟湊の発展とともに賑わいをみせて日本海側最大の都市として発展してきた。
 しかし、近年、万代地区の再開発や郊外の大規模ショッピングセンターの開発などにより、地域の商店街はかつての活気を見ることが難しくなっている。また生徒の意識調査では現在、自分たちが生活している「地域」に魅力を感じると答える生徒の割合は非常に少なく、将来にわたって「地域」で生活していきたいと考える生徒の割合も高くないという現状があった。
  そこで、次の点から本研究を進めた。
1 既に中学校の教育活動に位置付けられていた地域とかかわる活動を見直したり、地域をステージとした新たな活動を組織立てたりして、「白新中学校版 地域教育プログラム(仮称)」を構築する。そして、それらを実際に進めていく中で、生徒の地域に対する思いに変化が育まれ、今後、自分たちができることを考えたり、更には自分たちのこれからの生き方を考えたりすることにも有効に作用すると考えた。

2 地域で活動する際には単なるPDCAサイクルではなく、その前提となる『R』こそが重要な要素となり、地域や学区と学校が『R』を共有する重要性、生徒や地域の『R』を見抜くことがポイントなっていくと考え実践した。

TAGS ;  平成28年度    新潟    中学校    総合    生涯学習



「教科等研究セミナー」
青少年教育施設におけるUDL(ユニバーサルデザインフォーラーニング)のあり方
〜UDLの視点から体験活動等を見直すことを通して〜
新潟県少年自然の家
笠原 良樹

  現在、多くの学校で、UDLの考えに基づいた「だれもが分かる授業づくり」が行われている。UDLの考え方を青少年教育施設に取り入れ、これまでの体験活動等を見直し、どのような手だてが有効かを検証し、学校の宿泊体験学習等で生かせる場面を考察した。
 UDLの視点から、当施設の特徴的な体験活動の「カヌー活動」と、主催事業の「はつらつ体験塾」を見直し、課題解決のために次の2点の手だてを講じた。
1 活動に見通しをもたせるための工夫
2 視覚化や音声の拡大による確実に情報が伝わるための工夫
【カヌー活動において】
 カヌーの準備から後片付けまでの活動の一連の見通しを、これまで実習者に示してたことがなかったが、活動の冒頭に一連の流れが分かるような紙芝居を提示して、活動の見通しをもたせるようにした。また、実習者がカヌーに乗る時には、ホワイトボードでコースを示した。加えて、ポータブルアンプを活用して音声を拡大し、指導に当たる所員の音声情報が確実に実習者に伝わるようにした。
【はつらつ体験塾において】
 初日のオリエンテーションで、1泊2日(もしくは、2泊3日)の日程を拡大したものを提示し、どのような日程で事業が進められるかを示し、参加児童生徒が見通しをもつことができるようにした。また、参加児童生徒に、次の活動の情報を伝える際には、活動の内容と開始時刻、場所、持ち物等を端的に文字情報に表し、聞き手の注意を引き付けたり視覚的手がかりを与えたりして、必要な情報がより確実に伝わるようにした。
 今後は、その他の体験活動等もUDLの視点から見直し、利用者の満足度を高められるようにしたい。また、施設環境のUDL化についても継続的に取り組み、分かりやすい・使いやすい青少年教育施設を目指していく。

TAGS ;  平成28年度    生涯学習    下越      



「教育実践」
地域を愛する気持ちを育てる、生徒主体の活動の工夫
村上市立平林中学校
岸 茉由子

  全校生徒数が市内で一番少ない平林中学校。生徒と地域の方々は、よくあいさつを交わし、学校行事にもたくさんの方に足を運んでいただいている。その規模と特性を生かして、今よりももっと地域と生徒が密にかかわっていく活動を工夫した。生徒会執行部が中心となりながら、生徒発信・主体となる活動を実践し、生徒も地域の方々も、「この地域が大好き」と言える姿を目指した。
1 アンケートによる意識調査
 地域行事に参加することへの意欲と、学校行事に参加することへの意欲、またその理由を知るために、全校生徒へアンケートを行った。その結果から、学校行事は全校生徒が一丸となって取り組めるので、非常に意欲的な姿が見られた。一方で、地域行事に対しては、同年代の生徒が少ないことや強制参加であることへの抵抗感から、意欲的ではない傾向が見られた。
 また、本校卒業生である保護者へも協力していただき、生徒へ望むことを調査したところ、ボランティア活動や地域行事への積極的参加を要望する声が聞かれた。また、学年を超えた縦のつながりも、昔と比べると密になっていることが分かった。
 地域行事に参加するには、学校行事のように、同学年の仲間や先輩とともに目標をもって参加し、達成感を味わわせることが大切である。また、強制参加ではなくとも、「中学生として地域に貢献する」という意思をもち、自ら進んで参加する姿勢を育成する必要がある。
2 生徒会執行部主体の、学校と地域の連携活動
 アンケート結果を受けて、生徒が自主的に地域活動に参加できるように、生徒会執行部が中心となり、学校と地域の連携活動を始めた。
 まずは、月1回の生徒会朝会の時間を利用して、縦割り班4名程度で「平中生として地域のために何ができるか」を話し合った。専門委員会の活動に関連することでできることや、専門委員会に限らず平中生としてできることなどを自由な発想で話し合った。ここで出た意見を基に、執行部が代表して各区長さんの基へ伺って、話し合った上で、可能なものから実行し、学校と地域の連携を深めていく。そして、この活動の成果も含め、9月18日に行われる「環境フェスタ村上」において発表し、広く地域へ発信していく予定である。

TAGS ;  生涯学習    下越    中学校    平成28年度    研究会



「教育実践」
子どもの活力を引き出す地域連携のあり方
〜地域連携で子どもの自己肯定感を高める〜
新潟市立東曽野木小学校
佐藤 智範

 自己肯定感の低い児童の改善に向けて学級で様々な対応をし、一見改善されたように見えても、アンケート結果では改善されていなかったり、学級以外の関わりで問題行動を起こしたりする児童がいる。つまり、学級・学校での取組だけでは自己肯定感を確実に高めることは困難である。担任や身近な友達、保護者からの称賛が、心の拠り所となるのは確かであるが、 それが常態化すると感覚が薄まってしまったり、「私が誉めてもらえるのは,いつも○○だ」など効果が薄れたりすることも考えられる。また、教師の個々の見取りは完全ではなく、よく見取っているつもりでも、見切れていない、または教師の目から漏れているということもあり得ることである。そこで、教師(学級担任)の学級経営の取組に加え、地域との連携を活用して、児童の自己肯定感を高める方法について考えてみることとした。
【研究仮説】
 地域を活用した学習活動において、児童が地域の人々から認められ、称賛を受ける機会を意図的に設定することで、児童の自己肯定感を高めることができる。
【研究方法】 
 @ 自己肯定感に関わるアンケートの実施
 A 自己肯定感の低い児童の確認
 B 学級において自己肯定感を高める取組の実施
C 自己肯定感に関わるアンケートの実施(再)
D 学級における取組だけでは、自己肯定感の高まっていない児童の確認
E 地域と関わる機会の設定
 F 自己肯定感に関わるアンケートの実施
【成果と課題】
  地域人材と関わる学習活動の目的の1つに、自己肯定感の低い児童の「自己肯定感を高めること」を意図的に設定し、その目的を意識しながら活動することで、学級経営上の努力では、あまり効果が見られなかった児童の自己肯定感を向上させることができた。今後は地域人材から、より深く関わってもらうための打ち合わせや働き掛けの工夫、また、関わった地域の方へのフィードバックの方法を検討する。

TAGS ;  新潟        生涯学習    小学校    平成27年度    研究会



「教育実践」
地域・保護者を巻き込んだ活気ある学校づくり
〜みんなで支える学校 みんなで育てる生徒〜
新発田市立第一中学校
前田 敏之

 「地域連携」の意義・目標について、学校と地域・保護者それぞれの活動を互いに支援することで、学校づくりを進めるとともに地域への愛着を育むことと定義する。そこで、当校における「地域連携の学校づくり」の実践を@学校への地域・保護者からの支援、A地域への学校からの支援という視点から、分類した上で、生徒アンケート等をもとに成果と課題を導き出し、地域・保護者を巻き込んだ活気ある学校づくりを目指した課題解決に迫った。
当校では、地域連携を深めるために「学校支援地域本部事業」と「未来を築く子どもを育てる会」の二つの組織がある。「学校支援地域本部事業」は、中学校区の小中3校の地域連携担当職員と地域教育コーディネータが連携して、保護者や地域のボランティアを募集・組織し、学校行事や学習を支援し、生徒を育てる体制を整えている。「未来を築く子どもを育てる会」は、中学校区の小中3校で生徒の健全育成を目指して、各校の担当職員とPTA、町内会長等で構成されている。これらの活動内容を@学校への地域・保護者からの支援とA地域への学校からの支援という視点で分析した結果、地域への学校の支援(地域貢献・地域活動協力)に課題があった。生徒対象のアンケートからも、地域への支援活動を行った生徒は、「地域への愛着」が深まることが導き出されることから、今後もこの分野の活動を充実させるための研究を進めていく。

TAGS ;  下越      生涯学習    中学校    平成27年度    研究会



「教科等研究セミナー」 
児童の活力を引き出す地域連携のあり方
〜地域連携で児童の自己肯定感を高める〜
新潟市立東曽野木小学校
佐藤 智範

  学校の教育活動を充実・活性化させるのに有効なのは、学校外の様々な力を活用していくことである。新潟市教育ビジョン(後期実施計画)の5つの「学びの扉」の一つに、「学・社・民の融合による教育を進めます。」とあり、今年度、市内の全小中学校に地域教育コーディネーターが配置された。つまり、地域の活力を取り込んでの特色ある学校づくりは新潟市全体でも重要な課題である。
 本研究では、地域を活用した学習活動を通し、児童が教員や保護者以外の地域の人々とコミュニケーションをとる機会を多くし、さらに、地域の人々から称賛を受けられる機会を多くするなど、児童の自己肯定感をさらに高める有効な活用、連携について考えたい。

TAGS ;  平成26年度    新潟    小学校    生涯学習    教科等研究セミナー



「教科等研究セミナー」 
地域と児童の結びつきを深める活動の展開
〜児童の地域への思いを高めるために〜
新潟市立入舟小学校
池田 央

  児童はこれまで、自分から積極的に地域とかかわろうとしたり、自分たちから地域に働きかけて活動したりすることがほとんどなかった。そこで、自分たちと地域とのかかわり方について現状を把握させ、課題を明確にさせた上で、児童たちから地域に声をかけ、はたらきかける活動を展開することで、児童と地域の絆をより深め、児童の地域に対する思いを高めていけるのではないかと考えた。
 児童や学校だけが助けていただく関係ではなく、地域、児童、学校といったかかわり合った全ての人が何かを得ることができる「Total Win」の関係の構築を目指していきたい。

TAGS ;  平成26年度    新潟    小学校    生涯学習    教科等研究セミナー



「教育実践」
学校を核としたネットワークの構築による地域の教育力を生かした教育活動の展開
〜地域人材活用道徳「ようこそ先輩」等の取組を通して〜
小千谷市立小千谷中学校
井口 秀夫

 近年、生徒の規範意識やコミュニケーション能力の未熟さが指摘されている。生徒の社会性の育成には、「縦の関係」(上下関係:教師、先輩・後輩など)と「横の関係」(並列関係:友人や同学年の生徒)の他に、「斜めの関係」(地域住民など)に触れることが極めて有効である。「地域とともに歩む『希望』あふれる学校」を目指す当校では、「斜めの関係」を構築する取組として地域の人材を学校の教育活動に取り入れる、地域人材活用道徳「ようこそ先輩」やゲストティーチャーを招いての授業を行ってきた。
 「ようこそ先輩」では昨年度、21名の講師の方々に来校していただき、教室において学級単位でお話していただいた。教室という狭い空間は、生徒と講師の方の距離感も近く、お互いの表情や感情を肌で感じながら、授業を行うことができた。無報酬にもかかわらず、皆さんが喜んで講師を務めてくださり、貴重な経験や熱い想いを語っていただいた。講師決定では、校長のネットワークの広さと、市役所総務課、市福祉協議会などの関係機関からも多くの講師を派遣していただいた。NPO法人などとても協力的な団体が多く、非常に助かった。
 ゲストティーチャーによる授業では、保健体育の柔道の単元で市の柔道協会会長から来ていただき授業を行った。2年生男子3クラスを6時間ずつ担当していただいた。柔道6段という実績は「本物」に触れるまたとない機会になった。オリエンテーションでは、「柔の道」と題して礼儀やお互いを敬う心について講義をしていただいた。
 2年生の社会科では、地域の企業の調べ学習の単元で、実際に調べた企業の社長さんに来ていただき、直接質問等に答えていただいた。販売している製品も持参してもらい試食までさせていただきながら、生徒たちは興味深く学習することができた。
 他にも企業訪問や職業体験等で、たくさんの地域の企業や関係機関に協力していただいている。これからも、地域の方々に来校していただいたり、生徒が地域に出ていったりと、「斜めの関係」の強化を図っていきたい。

TAGS ;  中越    生涯学習    平成26年度    中学校   



「教育実践」
地域と学校、地域と児童の結びつきを深める活動の展開
〜児童の地域への思いを高めるために〜
新潟市立入舟小学校
池田 央

 地域と学校パートナーシップ事業のパイロット校としてスタートした当校においては、あらゆる活動で地域の方々に参加(参画)していただいている。そんな学校ではあるが、児童の中には、長年お世話になっている方の名前を覚えていなかったり、失礼な振る舞いをしたりするなど、地域の方に対する思いが今ひとつ見えてこない姿が見られる。児童と地域が多くの場面でかかわっており素晴らしい学校に見えるのだが、もっと児童の地域に対する意識を高め、お互いにとってよりよいかかわり方をしていけるようにしたいと考えた。
 児童には、自分たちのアンケート結果を見せることで、自分たちの実態を知り、どうしていくべきかを考えさせた。すると児童からは、「これまでの感謝の気持ちを形にしたい。」という声が挙がり、年度末の「卒業を祝う会」を「感謝会」に変えて、計画を立てることになった。教師は、児童が考えた活動へのアドバイザーに徹しながら、コーディネーターと連携して、地域の方々への参加を働きかけた。案内状を配布しながら、今回の活動の趣旨を説明してもらうなどして、可能な限り参加していただけるように声をかけたところ、案内状を送ったうちの約9割の方から参加いただくことができた。
 活動後、児童にいくつかの変容が見えた。感想作文には、地域の方々の名前がしっかり書かれていたこと、そして、「地域に出かけて、清掃活動をしてきたい」といった、地域に対して自分からアクションを起こしたいという思いをもつようになったことである。一方で、このような心の耕しは、卒業間際にやるのではなく、もっと幼い頃から継続して行うべきだ、という声を、同僚からもらった。まったくその通りであり、こうした取組について、全校体制で取り組んでいくための組織作りをしていくことが必要であるという課題も見えた。

TAGS ;  新潟    生涯学習    平成26年度    小学校   



「教育実践」 
新潟県少年自然の家が、学校・関係機関と連携して進める不登校・不登校傾向児童生徒対策事業「はつらつ体験塾」の有効性
新潟県少年自然の家
中谷 記子

  「はつらつ体験塾」は不登校の解消、学校復帰を目指して、新潟県教育委員会と新潟県少年自然の家が実施している事業である。参加児童生徒が、キャンプで出会った友達や大学生ボランティアとの共同生活を通して、社会性を身に付け、自信を回復することをねらいとしている。学校復帰には、集団の一員として他者との信頼関係を築き、自己肯定感や自己有用感を体得して、自分に自信を持つことが不可欠だからである。
 「はつらつ体験塾」の有効性向上を図るため、各市町村設置の適応指導教室に依頼し、通級児童生徒を対象に「はつらつ体験塾」に関する意識調査を行った。調査結果を基に、プログラムの内容や構成を工夫し、大学生ボランティアの関わり方を意図的・計画的に仕組んだ。参加児童生徒は、体験を通し、豊かな関わり合いの中でコミュニケーション能力を伸ばし、自己肯定感や自己有用感を獲得することができた。
 「はつらつ体験塾」活動終了後、参加児童生徒の在籍校や関係機関にはつらつ体験塾通信等を送付している。資料がどのように活用されているかについて調査した。学校復帰に当たっては、「はつらつ体験塾」で獲得した力が日々の生活で充分生かされることが重要であり、そのためには学校・関係機関等との連携が欠かせないと考えるからである。調査結果からは、保護者・学校・適応指導教室等の関係機関が、「はつらつ体験塾」という共通の話題でつながり、新たな本人の姿を知る手がかりとして有効に活用されていることが分かった。更に、連携による見通しを持った発展的支援につながっていることも分かった。
「はつらつ体験塾」は、参加児童生徒の社会性を育み自信を回復することはもちろんのこと、保護者・学校・関係機関の双方向の連携を、より一層効果的に高めているものと考えられる。

TAGS ;  生涯学習    平成25年度         



 


キーワード検索

カテゴリー別検索
 

ときわ会新潟 堀部安兵衛武庸 新発田
ときわ会新潟 矢津遺跡出土品 五泉
ときわ会新潟 津南・中子の桜 中魚
ときわ会新潟 越後一の庵寺雲洞庵 南魚
ときわ会新潟 世界無形文化遺産小千谷縮を学ぶ 魚沼小千谷
ときわ会新潟 ファシリテーションで話合いを活性化
ときわ会新潟 旧新潟税関 新潟中央西
ときわ会新潟 教材となる自然の宝庫
 

 
当サイトのすべてのコンテンツの無断転載・引用を禁じます。
教育研修団体ときわ会が作成しているサイトは当サイトだけです。