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生徒指導

「教育実践」
全校体制で推進する人間関係づくりを核とした社会性の育成
〜燕市立燕南小学校での実践より〜
新潟大学教育学部附属長岡小学校(燕市立燕南小学校での実践)
平出 久美子

  登校の生徒指導上の教育課題である自己肯定感の低さ、人間関係形成能力の低さの改善を図るため、人間関係づくりを核とした社会性の育成を目指した五つの取組を実施した。
1「社会性育成のためのカリキュラム」の作成
 社会性の要素と言われている「自己肯定感」「人間関係形成能力」の向上を目指し、人間関係づくりを中核とした「社会性育成のためのカリキュラム」を作成した。
2計画的・系統的なSGEの配列
SGEを中心とした人間関係づくりの活動を全校で実施するにあたり、実態を基に系統性をもたせて活動計画を立てた。学級の実態や学期ごとの系統性、発達段階に応じ、意図的・系統的に活動を実施することで、社会性を育成した。
3活動の振り返りを評価し、改善するシステム
実施後の児童・教師の感想や活動時の児童の様子を基に、改善策を検討し、内容の修正・改善を行うPDCAサイクルで活動を進めた。
4全校体制での取組
校内研修で検討した活動案を基に、各学級で毎月実践し、実施後アンケートをとった。学級全体と個人の実態、支援を要する児童を一目で把握できるようにデータ化して担任へフィードバックし、学級経営や児童理解に生かした。
5生徒指導部と連携した校内研修の実施
校内研修では、生徒指導部と連携し、ワークショップを通した目的の共有、活動案の検討、Q-Uを活用した学級経営の研修を実施した。
成果と課題
「社会性育成のためのカリキュラム」を全校体制で実施することで、社会性の要素である自己肯定感や自己有用感、人間関係形成能力が向上していくことが明らかになった。社会性を育成するためには、以下の4点が重要である。
(1) 自校の実態把握(児童・教師)を通して教育課題を把握し、社会性の要素の中から、児童に付けたい力を明確にする。
(2)学年の発達段階や学期の系統性をもたせ、人間関係づくりの活動を位置付けた「社会性育成のためのカリキュラム」を作成し、全校体制で推進することで、効果が上がる。
(3) PDCAサイクルで、活動の様子や振り返り(児童・教師)をもとに評価し、更に有効な活動になるように改善して次年度へ繋ぐ。
(4)校内研修を通して、児童の実態や活動の意図、効果的な指導法を共通理解し、教職員の意識向上を図る。
 今後、一層効果を上げるためには、各教科との関連を図った活動にしていくこと、幼保小・中学校との連携を取り、学校間のつながりをもたせていくことが重要である。

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「サークル活動」
みなみ生徒指導を考える会
新潟市立白根北中学校
山口 俊介

  当サークルは平成25年度より正式に発会しました。活動は、年5回程度。さらに、年1回は「東生徒指導を考える会」と連携して活動しています。(参加者 例年 約80名)
 一番の特徴は、南区を中心に、会員はもとより多くの会員外の方にも参会の呼びかけを行っていることにあります。
 また、生徒指導上の諸問題に精通した専門家アドバイザーからあらゆる面での助言をいただくことができます。

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「教育実践」
授業の中で共感的人間関係を高める活動の工夫
〜算数授業での実践〜
新潟市立亀田東小学校
石黒 里美

  他者と協働しながら学び合う中で主体的に判断・行動し、共感的人間関係を高める児童の育成を目指している。現在、勤務している学校は毎年学級編制があり、人間関係づくりが苦手な児童にとっては、新しい学級の中での人間関係づくりは容易ではない。授業中は、相手を分かろうとすること、相手に分かってもらおうとする力が不足していて、他者と協働しながら学ぶ価値観が低い。授業の中で共感的人間関係を高める活動を取り入れることにより、他者と協働しながら学び合うよさを味わい、コミュニケーション力を付けさせることができると考える。また、コミュニケーションを図りながら新たな気付きが生まれ、学習にも主体的に取り組み、授業と生徒指導の一体化を図ることができるのではないかと考え、本テーマを設定した。
授業の中で、どのような共感的人間関係を高める活動と場が、生徒指導との一体化に有効なのかを視点として、次の仮説と手だてで解決に迫った。
【仮説】
 他者と協働しながら学び合い、共感的人間関係を高める活動の場を設定すれば、授業と生徒指導との一体化を図ることができるようになるだろう。 

1 授業の中で児童同士の「なるほどタイム」を設定
 個人解決後に、どのようにしたら解決できたのか、なぜその答えになるのかを時間を設定して複数の児童に説明し合う。ここで、考えを共有したり新たな気付きを見付けさせたりする。
2 ノートの書き方指導とノート評価
 自分の考えがどのように深まっていったのかが分かるノートの書き方を指導する。友達の考えに共感したり、新たに気付いたりしたことを書かせる。授業後にはノートを3段階の星印で評価する。
3 付箋交換カードの使用 
 「なるほどタイム」で説明し合った児童同士に付箋交換をさせる。交換して集まった付箋をカードに貼り付けさせる。1か月で全員分の付箋を集めさせるようにする。
4 学級目標の達成度を数値化
 毎月アンケートを行う。数値化した表を掲示し、可視化する。

 共感的人間関係を高める活動を以上の4点の手だてを組み込んで行うことで、他者と協働しながら学び合うよさを味わい、コミュニケーション力を付けさせることができる有効性と授業と生徒指導の一体化を図ることができる有効性を検証していきたい。

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「サークル活動」
新潟学校教育相談を考える会
新潟市立曽根小学校
山上 拓紀

 私たちのサークルは今年度で9年目を迎えました。不登校、学校不適応、学級崩壊等の様々な学校現場の問題について、心理、臨床、教育の多分野から総合的にアプローチし、日々の実践に取り組み、学校現場に活かせる教育相談の在り方を探っています。
 定例会では、学級・学校で困っている事例について検討する「事例検討会」を行っています。事例は不登校、発達障害、愛着障害、非行など様々です。難しい問題もありますが、明日からの支援策が見付かるように話し合いをしています。会員は、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校、行政など様々な校種で構成されているため、今まで自分が思ってもみなかった有効な支援策が出されることがよくあります。最後には「明日からこれをやる」という具体的な解決策が見付かるように指導者からご指導をいただくようにしています。難しい問題について話し合うからこそ、お茶とお菓子をつまみながら、明るく気軽な雰囲気で行うようにしています。

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「サークル活動」
みなみ生徒指導を考える会
新潟市立白根北中学校
小林 和栄

 当サークルは平成25年度より正式に発会しました。活動は、年5回程度。さらに年1回は「東生徒指導を考える会」と連携して活動しています。
 一番の特徴は、南区を中心に、会員はもとより多くの会員外の方にも参会の呼びかけを行っていることにあります。
 また、生徒指導上の諸問題に精通した専門家アドバイザーからあらゆる面での助言をいただくことができます。

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「サークル活動」
学級経営の在り方を探る会
新潟市立味方小学校
橋 新一

 「学級経営の在り方を探る会」は、授業や学校生活の中核となる学級経営について研修し、学級経営力・授業力を高め合うサークルです。
 特別支援教育や生徒指導、特別活動の講師を積極的に招き、学級経営に関する様々な角度から研修を行っています。また、実践発表や情報交換を行い、日々の学級経営に活かせるポイントなどをたくさん得ることができます。
 サークルの校種構成は、小・中学校教員、中等教育学校教員で構成されています。今年度は、高等学校教員も所属し、広く校種間で意見交換・情報交換を行うことができるようになっています。それぞれの学校で問題になっていることや悩みなどを共有し、相互理解することで、各校種間の連携に向けてとても有効な研修ができます。
 子どもたちが楽しく、充実した学校・学級生活を送ることができるような学級経営を目指し、研修に取り組んでいます。たくさんの先生方と学級経営について学ぶことができればと思います。

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「サークル活動」
新潟子どもの心を語る会
新潟市立高志中等教育学校
永田 文子

 平成16年度に発足したサークルです。見えにくくなっている子どもの心の理解に努め、指導に活かすために、ケーススタディ(事例検討)を中心に取り組んでいます。最近は、教育相談だけでなく、生徒指導や特別支援教育の視点からも考えています。
 原則、月1回定例会を開催し、会員が抱えている事例を基に研修を進めています。そして、「参加してよかった」と思えるような活動を地道に続けていきたいと思います。

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「サークル活動」
東生徒指導を考える会
新潟市立東新潟中学校
若木 聡

 私たちのサークルは、生徒指導に関する様々な課題を克服するために、中学校及び小中学校の連携による取組が重要と考え、サークル結成に至りました。
 結成以来、東区だけでなく、他地区の会員も増えています。年齢層も20代から50代まで幅広くいます。
 各校の情報交換だけでなく、より専門的な知識をおもちの方(講師)からアドバイスをいただくことができます。   
 『合理的配慮』、『基礎的環境整備』、『発達障がいに関わること』、『ネット上から起こるトラブル』をキーワードに、日頃生徒に関わっていくうえで、なかなか上手くいかない点について、気軽に意見を出し合い、実践に役立つ会を目指しています。
会に参加することによって、お互いに元気をいただいたり、与えたりしながら明日への活力を養っています。

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「サークル活動」
日本プロ教師の会
佐渡市立河崎小学校
濱田 晴明

 教員の「指導力」「対応力」「統率力」の向上を目指して立ち上げたサークルです。教科指導だけでなく、学級経営、生徒指導、特別支援教育など、様々な分野の研修を行っています。
 月2回の例会をもち、以下のような活動をしています。
1 会員の実践及び問題意識に基づいた内容の発表
2 全国的に著名な先生のDVDやCDの視聴
3 互いの悩み・情報の共有化
 上記の他に、昨年9月から今年の7月までの間に、佐渡市に勤める小・中学校の教員を対象にした研修会を4回行いました。今後も、市内の教員に呼びかけ指導力アップ研修会を開催します。この研修会の講師は、本サークル会員です。自らの力量を高めることはもちろんですが、佐渡市教員の力量を高めるために少しでも役に立ちたいと考えています。

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「サークル活動」
北新生徒指導サークル
新発田市立第一中学校
本保 逸彦

 現在の多岐に渡る生徒指導に対応するためには、事後治療的生徒指導と並行して、予防、教育的な生徒指導を展開しなければなりません。そのためにも、校内指導体制の確立と、学校間、関係機関との行動連携を図ることができる体制を確立することが急務です。そこで、生徒指導において校内のリーダー的存在である教員を中心に、その資質向上及び人材育成を目的として、当サークルが立ち上がりました。
 最近の生徒指導は、特別支援教育の知識・指導技能の習得なしには困難な状況であり、ここ数年は発達障害に関わる研修に重点を置いてきました。昨年度は事例検討を中心とした定期研修の他、指導者をお招きし、「生徒指導の基本にかえる」と題して講演会を行いました。サークル会員以外の先生方、小学校の先生方も多数参加され、実りある講演会とすることができました。今年度も「小中連携」を意識し、北新の子どもたちのために研修の成果を生かすことができるサークル活動を展開したいと思います。

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「サークル活動」
長岡教育相談研究会
長岡市立青葉台小学校
佐藤 大介

 平成13年に教育相談を志す教師が集まって立ち上げました。
 「決まった日に決まった場所に来れば、仲間に会える」と、毎月第3土曜日、午後3時、長岡を会場に定例会を行っています。教育相談や特別支援教育の事例検討、ピアグループ、カウンセリングなど、会員の求めに応じた研修会を行っています。
 また、年に1回、大学教員等の外部講師を招いての公開研修会も開いています。教師だけの枠を超え、保護者や地域の方々とともに学ぶ機会をつくりたいという思いからスタートしました。この研修会は、好評を博し、毎回多くの参加があります。
 「来られる時に来られる人が来る」をモットーにしている会です。興味をおもちの方は、お気軽にお越しください。

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「サークル活動」
くびきのNET SKY
上越市立南川小学校
姥貝 栄次

 上越地区「くびきの」に勤務する教員が集い、フェイス・トゥ・フェイスで研鑚を積んでいます。勤務校は離れていますが、「くびきの」の空がつながっているように、互いの心は一つにつながっていたいという願いを込め、サークルの名称を「くびきのNET SKY」としました。
 サークル活動の目的は、指導力の向上を図り、教師としての力量を高めることです。会員数が少ないため全体で研修する教科・領域等を限定せず、会員一人一人が自分で研究テーマを決め、学習指導・生徒指導・学級経営等の研究をしています。また、会員相互の親睦を図り、人的ネットワークを広めることもねらいとしています。
 今年度は、算数科、英語科の実践について検討し、研修を重ねています。

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「教育実践」
通信機器の問題と生徒の自立に関する一考察
〜小・中学生の通信機器の問題の予防・指導の実践を通して〜
新潟市立巻東中学校
幸田 真樹

  昨今、パソコンやスマートフォン、家庭用ゲーム機を用いたインターネットトラブルが社会問題化している。メールやLINEを利用した言葉によるいじめ、悪ふざけ写真の投稿によるツイッターの炎上、個人情報の漏洩、なりすましによる性犯罪など枚挙に暇がない。しかしながら、通信機器のトラブルは目に見える表面上の部分でしかない。根本は「生徒の自立」の問題ではないかと考える。つまり、トラブルの予防・対処的な指導だけでなく、子ども・保護者・地域が一体となって問題意識を共有し、生徒の普段の生活や子どもの中の常識を考慮した上で、主体的なルールづくりを支援し、望ましい生活習慣を基盤とした「生徒の自立」を支える体制づくりが必要ではないかと考えた。
 次の2点からその解決を迫った。
1 通信機器・ゲーム機の背後にある様々な問題を生徒の普段の生活や常識と照らし合わせ、使用時のルールや危険性を段階的に考える仕組みをプログラムする。
@生徒の携帯電話(所持率37%)、ゲーム機(所持率86%)の状況をアンケートで集計し、その実態を提示し、自分たちの問題点を考え、話し合わせる。
A小学校授業で、中学校現場での実態を伝え、考える場面を設定する。
B通信機器と定期テストの相関関係を生徒に提示し、意識を高くもたせる。
Cインターネット普及の歴史的背景(法整備が追い付かない)から「トラブルは起こって当然」という考えをもって、その使い方について学ぶ場を設定する。
2 学校・保護者・地域社会での子どもを支える既存の組織の協力を得る。
@PTA総会や地域懇談会、中学校入学説明会や地区育成協議会で、保護者だけでなく、買い与えている家族(主に祖父母)にも意識を高くもたせる。
A保護者アンケートを実施(生徒は過少申告)し、使用時間を明確にすることで、無駄に過ごした時間の多さを実感し、保護者の困っている様子を伝える。
 インターネットの世界も含め、いつの時代も人はつながりを求めている。今後も「あなたが大切」と心に訴える部分と、目に見える記録を取ること(無駄にした時間を記録する「家計簿」のような「時間簿」)を組み合わせることで、自分の生活を主体的に見直し、友人相互の関係から望ましい通信機器・ゲーム機との付き合い方の支援をしていきたい。

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「教育実践」
児童の学ぶ意欲を高めるための研究
〜受容感のある集団づくりを通して〜
新潟市立桃山小学校
佐久間 甲

  本実践では、意欲的に学ぶ児童の育成を目指す。そのために、心理教育を用いたアプローチと相互理解を深める教科指導の手だてを講じ、児童が学級への受容感を高めていくことをねらいとする。
 学習意欲の重要性についてはこれまでの研究やデータ、様々な書籍に散見されるものである。その中では、生徒指導の三機能を生かした学習指導が意欲の向上に有効であることが明らかにされている。また、この学ぶ意欲を支える三要素は並列ではなく、「他者受容感」の高まりに支えられて、「自己決定感」「有能感」が高まっていく関係性にあることも指摘されている。そこで私は、心理教育を用いたアプローチと相互理解を深める教科指導の手だてを講じることとした。学校生活の大半の時間を占める授業の中でも2点を大切にしていくことで、授業の中でも他者受容感を高めていくことができると考えた。相互理解を深める教科指導の手だては以下の2点である。
1 学ぶ姿勢「学び名人の3つの力」
 3つの望ましい姿勢(言葉や態度)を児童に示した。その際、児童が理解できるようにイラストを交えてなぜそのような力が必要なのかを説明した。3つの力とは「区切って伝える力」「反応する力」「自分のもやもやを聴く力」である。
 授業の振り返りの中で、上記の学びの姿を自己評価させることで、3つの力を使うことを意識化させた。また、友達とのかかわりについての振り返りを書いた記述は、コピーして友達の用紙の裏面に貼ることで、意欲のさらなる向上を図った。
2 授業中の児童の発言の扱い
 授業の中での発言やつぶやきに対して、「解釈を促す聴き返し」と「再現を促す聴き返し」を聴き手である児童に行った。そうすることで発言内容を全体に広げ、学習内容の理解につなげた。
 なお、友達の言いたいことを「解釈」したり、友達の考えを「再現」したりした児童は、大いに認めることで、望ましい学び(学び名人)であることを学級に価値付け定着させた。
 上記の手だての効果を、アンケート紙と児童記述の両方から検証をした。

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「教育実践」
アセスメントと指導協力体制構築にもとづく生徒指導のあり方
新潟市立早通中学校
見田 雅史

  生徒指導において発達障害特性をもった生徒が校内外で様々な生徒指導上の問題を起こすことが増えている。発達的な問題や家庭環境など要因は様々であるが、教師や周囲が本人に対して不適切な対応をすることがきっかけとなることも増えている。校内での生徒指導を考えた場合、問題行動の未然防止を含めたチームでの適切な指導や支援を行うことが喫緊の課題となっている。そこで、本実践ではアセスメントと指導協力体制構築に基づく指導の実践を進め、発達障害特性をもつ生徒への適切な指導や支援について迫っていく。
1 生徒に対するアセスメントの実施
 生徒の多面的な理解を図るために複数の教員からの情報を基に次の3つの視点からアセスメントを行った。
@能力面の把握(聞こえ方、理解力、学力)
Aリスク要因の把握(問題行動の発生や可能性を増大させるもの)
B保護要因の把握(問題行動の発生や障害の悪化を緩衝させるもの)
2 指導協力体制の構築
 関係する職員が同じ方向に向かって生徒への対応を行うため、適時修正を図りながら次の3点を基に指導協力体制を構築した。
@該当生徒の課題整理
A指導体制の課題整理
B到達目標の設定

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「教育実践」
インターネットに関わる諸問題の、地域・保護者に向けた啓発活動
〜講演を通して〜
五泉市立川東中学校
佐久間 禎訓

 長年、地域・保護者への啓発活動の一環として、講演会を行ってきた。テーマは、発達障害に関わること、生徒指導全般に関わること、学校再生へ向けた取組などである。しかし近年は、「インターネットに関わる諸問題」に関する講演を求められる場面も少なくない。また、従来の「中学校区」に留まらず、他地域からの依頼も多い。
 インターネットに関わる諸問題は既に喫緊の課題となっており、特に「持たせ始め」にあたる家庭、保護者への啓発が重要である。
 実践は、「保護者が切実な問題として捉え、児童・生徒に本気で目を向けさせるための伝え方の工夫」である。

意識変化をもたらす工夫項目
1 地域・保護者に向けて
 ○今、ネットで何が起きているのか。
 ○現実の小・中学生がどのようにネットを活用しているのか。
 ○何故そのような使い方に走るのか(社会的要因と心理的要因)。
 ○持たせる上での決意と覚悟、問題発生時の親としての対応。
2 児童・生徒に向けて
 ○所持する上での基本的心構えとルール。
 ○困った時の対応策。
 ○本当の喜び=現実世界で他者と関わる中でしか生まれないこと。

 講演には、地域や保護者への啓発活動を通じて、「地域の教育力」を高めるねらいがある。大人が変わることでの、児童・生徒の意識の変化を経験から発表する。

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「教育実践」
自己有用感を高める生徒指導
南魚沼市立大和中学校
小林 一治

 今日、いじめや不登校の増加、規範意識の低下、さらには、学力や学習意欲の低下などが教育の大きな課題となっている。それらの要因の一つに、自己有用感の低さがあげられる。自己有用感とは、人の役に立った、人から感謝された、人から認められたという感覚である。また、自己有用感は自分に自信を高め、安易に問題行動に走ることを抑止したり、危険なものに近付くことを抑制したりする働きをもつと言われている。
 次の2点を中心に自己有用感を高めるように指導した。
1 全校体制による共通理解
 年に3回行っている生徒理解の会や週一回の生徒指導部会はもちろん、日常の職員室での会話などで、生徒一人一人の理解を深めていった。いろいろな立場で生徒一人一人を見ることにより、生徒の良い面を共通理解でき、認めたり感謝したりするプラスの声を掛けることが多くなった。
2 家庭や関係機関との連携
 家庭には各種便りや個別の連絡を通して、生徒のプラスの情報を積極的に発信した。家庭と学校が協力したことにより、生徒の自己有用感が少しずつ高まっていった。また、特別な支援を必要とする生徒には、積極的に関係機関と連携して生徒指導を行った。
 今後も、自己有用感を体験的に積み重ねていけるように工夫していきたい。

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「教育実践」 携帯・ネット問題と向き合う
新潟市立鳥屋野中学校
乙川 仁

 本来、携帯電話は単なる通信機器である。この機器の何が問題なのか。携帯電話が一般に普及し始めてまだ10数年。様々な問題が発生してきた。時代と共に携帯も進化し、インターネットの接続機能を備えコンピュータと変わらなくなり、ますますインターネットが身近なものとなった。最近ではスマートフォンが登場し、アプリの導入によって性能が向上することで、問題も多様化している。携帯電話をはじめとするインターネット網を使ったコミュニケーションは、あまりにも多くの情報を操る機会を子どもたちに提供し、マスメディア並の情報発信能力を備えているという点で考えると、判断力に限りがあり、暴露性や露出性が高く、情報モラルの身についていない子どもには手に余る道具である。
 元新潟市生徒指導主任連絡会(現新潟市生徒指導主事会)の事務局長や前任校・現任校の生徒指導主事の立場から、生徒と携帯電話・インターネットについて様々な形で指導・啓発を行ってきた。そこで今までの取組を振り返りながら、携帯電話やインターネットで「何が問題なのか」「問題の本質はなのか」「今後、どのように付き合っていくべきなのか」について考察していく。
(1)自己や主任会での取組
・利用状況の把握
・情報、問題点の共有化
・PTA、他校への啓発活動 
 (2)携帯電話・インターネットの問題は何か
・情報の特殊性による危険性
・相手を意識したコミュニケーション力の不足
・ネットの世界は、法のおよぶ現実の世界
(3)ネット利用問題の行方
・スマホの登場によってに無効化されたフィルタリング利用の義務化や、不十分なアプリの評価や有害アプリの利用制限
・アプリによるネット利用の変化と、保護者のペアレンタルコントロール能力の低下
・LINEの台頭よる閉鎖的なネット環境と、ネットいじめや危険な出会いなどのリスクの高まり
・LINEの閉鎖的サービスの急速普及から、深刻なネット依存傾向の出現

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「教育実践」
不登校の解消と未然防止を目指した指導の在り方
加茂市立葵中学校
盛山 哲司

  ネット社会の進展により、生徒の心が疲弊していると感じる。
 学校で人間関係を円滑にしようと努力をし、家に帰ってもSNS等での人間関係作りに終始する。一旦、人間関係がうまくいかないと、孤立してしまい居場所が無くなってしまう。そうならないように毎日気を遣って生活している。 
 不登校傾向・不登校の生徒と関わっていると、「学校に居づらい」「学級に入れない」と訴えることが多い。そのような生徒にいち早く気づき、対応することはもちろんのこと、そのような状況にならないような学級・学年・学校にしていくことも重要である。
 そこで、不登校生徒の解消と未然防止を目指して、指導の在り方を整理して実践していくことにした。
 まず、不登校の解消をめざした実践は、@役割分担を明確にして組織的対応ができる。
A学校での居場所を作る。B外部機関・専門機関と連携して取り組む。C保護者と学校が協力できる。D見通しをもって生徒へ対応できる。という5点について実践した。
 次に、不登校の未然防止をめざした実践は、@効果的にアンケートを行う。
A温かい人間関係の構築をめざした取り組みを行う。という2点を実践した。
 特に、なかなか状況が改善しない生徒に関して、職員や保護者が見通しがないと状況が好転しなかったり、疲労感を感じるものである。そこで、今後の見通しが持てる形の支援を意識した。
 今回の実践を通して、不登校であった生徒が学校に登校し、他の生徒と関わる場面が見られたり、新たに不登校になる生徒の数が減少したりするなどの成果が見られた。
今後も実践を重ねていき、より有効な指導のありかたを探っていきたい。

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「教育実践」 
学校・家庭・学校間の連携した教育活動
〜いじめ見逃しゼロ県民運動の取組を中心に〜
新発田市立猿橋小学校
鈴木 智博

 猿橋中学校区では、昨年度、文部科学省「生徒指導・進路指導総合推進事業」の委託を受けて、学校・家庭・地域が一体となって人とのかかわり合い・絆づくりに取り組んできた。小中及び地域連携を教育活動に意図的に位置づけたことによって、社会的資質・能力は確実に育成されたといえる。さらに、今年度から県の「深めよう 絆 県民運動」から「いじめ見逃しゼロ県民運動」に名称が変わった。これまでの社会性育成にかかわる活動を継続しつつ、いじめの早期発見・即時対応・未然防止するために学校・家庭・小中学校間が連携していく教育活動を探っていく。
 具体的には、社会性育成は「人間関係づくり(いじめゼロスクール集会の開催及び強調週間の充実など)」「規範意識(毎月のめあての振り返りなど)」を、いじめ見逃しゼロ意識は「家庭・地域との連携強化(すこやかあいさつ運動、教育相談や個別懇談会の開催など)」「小中連携(三校連絡協議会など)」を重点活動として取り組んでいく。
 そのために、Q−Uアンケート、保護者アンケート、児童対象の各種アンケート、学級経営案及び学校評価等で、客観的に成果と課題を把握し検証していく。現在、取組途中であるために昨年度の成果と課題を整理しつつ、今年度の「いじめ見逃しゼロ県民運動」の趣旨と照らし合わせながら、活動を展開している。特に、「マイナスイメージよりもプラスイメージをもたせる」「規範意識を高めることがいじめ防止につながる」という視点を意識しながら教育活動を推進していきたい。

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「ピース・メソッド」で変える学校と地域(生徒指導)
五泉市立川東中学校
佐久間 禎訓

 受賞理由

「ピース・メソッド」カリキュラムの実践を10年以上も継続して実施し、いじめ防止だけでなく、特別支援教育や小中連携に関する全般的な取組などにも応用して、児童生徒のアンケート結果や実際の成長の姿で実証できていることは注目に値する。また、地域を巻き込んだ実践として、地域が学校への信頼を高めてきている様子がうかがえることは成果のひとつである。
 全職員で「ピース・メソッド」に取り組む活動内容で告ャされており、開発的な生徒指導の側面を有している点も優れている。

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