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教育相談

「教科等研究セミナー」
学級経営における育てる教育相談
三条市立大島中学校、新潟市立小新中学校
川上綾子、丸山一仁

  社会的能力の未学習や誤学習による学校への不適応や様々なストレスを抱える児童・生徒が多くなる中、学校教育全体を通して「育てる教育相談」の必要性を感じ、実態に応じた実践を進めてきました。
 本実践では、学級経営における「育てる教育相談」の取組や気になる子への個別支援について、発表をします。
実践① 向社会的能力を高める支援のあり方
 褒められたり、感謝されたりすることで周囲から認められていると感じられ、様々なことへの意欲が高まるのではないかと考え、他者から感謝されるような行動(向社会的行動)を増やすために、二つの実践を行いました。一つ目は、向社会的行動を行おうとする意欲を高めるために、教師や周囲による称賛や承認を伝える取組。二つ目は、向社会的行動を意識させるために、生徒がその行動のよさや意義について考える取組です。
 教師の言葉掛けのもつ効果と、生徒が関わりの中で学ぶ力を実感することができました。
実践② 「自己カウンセリング力」の育成
 自分の思い通りにいかずに落ち込んだり、イライラに振り回されて失敗したりすることがあります。感情に振り回されずに、自分自身で困難を乗り越える力を「自己カウンセリング力」といいます。自己カウンセリング力を身に付けるために、三つの取組を行いました。一つ目は、自分の性格や得意不得意を自らが知る「自己理解」の活動。二つ目は、喜怒哀楽の「哀しみ」に対して、物事の捉え方を変えてみる「リフレーミング」。三つ目は、「怒り」に振り回されないようにする「アンガーマネジメント」。
 自分の性格を知った上で、生活の中で「リフレーミング」と「アンガーマネジメント」を適切に行える「自己カウンセリング力」を身に付けるための、学級での取組を紹介します。

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「教育実践」
地域に愛着と誇りをもち、主体的に課題解決に取り組む児童の育成
~甘酒づくりを出発点として~
三条市立大島中学校
川上 綾子

 1 研究の概要 成果と課題
 他者から感謝されるような行動(向社会的行動)が増加すれば、様々なことへの意欲が高まるのではないか。そのための手だてとして、次の二つを考えた。一つ目は、向社会的行動を行おうとする意欲を高めるために、教師や周囲による称賛や承認を増やす取組。二つ目は、向社会的行動を意識させるために、生徒がその行動の良さや意義について考える取組である。
2 研究の実際
(1)教師や周囲による称賛や承認
 教師の言葉掛けを承認や称賛を意識したものに変えることと、学級の仲間からのありがとうメッセージの取組を行った。
 これによって最も変化したデータはASSESSの教師サポートの数値である。「担任の先生は私のいいところを認めてくれている」が肯定評価だった生徒は全体の7割で、4分の1の生徒の評価が上昇した。加えて、友人からの認める言葉掛けの取組によって学級の半数以上の生徒の友人サポートの数値が上昇している。また、教師の呼び掛けに応じて手伝いをしたり、困っている友達を助けようとしたりする姿も多く見られた。
(2)生徒がその行動の良さや意義について考える
 プロジェクトアドベンチャーでの異学年との課題解決活動や短学活での「今日のヒーロー紹介」の取組を行った。
 これによって「人を助けると周囲が見ていてくれる」「こういう声掛けをされるとうれしい」といったことを生徒は意識していくようになった。学校評価アンケートで清掃や係活動、地域ボランティア活動に意欲的に取り組んでいると回答した生徒も増えた。ASSESSの向社会的スキルの数値が7割の生徒で上昇し、また、学校生活生活満足度も向上した。
3 成果と課題
 取組を通して、生徒のボランティア等の向社会的行動が増加し、ASSESSの学校生活満足度も数パーセントではあるが上昇した。
 手だてが向社会的行動の増加にどのように作用したか、数値データで証明することができなかったことと、言葉掛けの内容や実践できた頻度等の記録がとれていないことが課題として挙げられる。今後も生徒との日々の関わりの中で有効だと思われる方法を実践し、効果を検証していく。

<参考文献>
『アセスの使い方・活かし方』栗原慎二・井上弥.ほんの森出版、
『アドベンチャープログラムトレーニングマニュアル』プロジェクトアドベンチャージャパン、
『いまどきの子を「本気」に変えるメンタルトレーニング』飯山晄朗.秀和システム、
『アドラー流一瞬で心をひらく聴き方』岩井俊憲.かんき出版
 

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「教育実践」
発達障害のある児童の暴力・暴言行為軽減に向けた取組
~行動契約・自己評価法による代替行動の分化強化実施上のラポートの構築~
長岡市立青葉台小学校
佐藤 大介

  発達障害のあるA児は怒りの気持ちのコントロールに課題があり、気持ちがコントロールできなくなると、友達や教師に対する暴力・暴言が見られた。また、一度コントロールを失うと、暴力・暴言が長時間継続することが多く、回復が難しい様子も見られた。A児にとって、気持ちのコントロールを失うことが成長の機会を奪っていた。気持ちのコントロールができるようになれば、多くの活動に臨むことができ、学習の理解が進む。また、自学級以外の交流学級の友達との関わりも増える。気持ちをコントロールする力を付け、暴力・暴言を軽減することが、A児の成長への第一歩であると考えた。また、保護者も気持ちのコントロールができるようになることを最優先に考えていた。
 そこで、本研究では、A児に怒りの気持ちへの対処の仕方を指導し、その実行状況を継続的に自己評価させることを通して、暴力・暴言が軽減し、代替行動により怒りの気持ちをコントロールできるようにすることを目指した。暴力・暴言の背景に、これまでの失敗経験や他者への不信感がある。そのため、教師の提案する学習内容や行動の仕方などに進んで取り組む姿はほとんど見ることができなかった。A児のペースに合わせて、納得した上で目当てを決めたり、活動内容を決めたりすることが重要である。受容的・共感的に話し合いを進め、成功体験を積ませることでラポートを形成しながら目当てをステップアップさせていく方法を取る。取り組むべき内容が理解できていても、時間に合わせて行動したり、遊びのルールを守ったりすることが難しいことから、行動契約法により、「けいやくしょ」を相談しながら作成することで、明確なルールを事前に設定し、約束(契約)する。また、その際に、望ましい行動の仕方を具体的に示し、自己評価をする際の目安にできるようにする。その具体的な姿についてもA児と相談し、A児が納得した上で決定する。過度な負担とならないように配慮し、段階的に行動を示す。段階的に行動を示す際には、怒りの気持ちをコントロールする方法を、暴力・暴言から離れた方法へ徐々に分化させていく。その中で、より社会的に認められる方法を高評価の項目とし、強化する。
 これらの方法でA児を支援する中で、A児の行動に変容が見られた。また、支援にあたり、A児とのラポートを構築する教育相談が必要不可欠であった。相談場面のビデオ分析から、ラポート構築に有効であったと思われる教育相談の手法が明らかとなった。

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「サークル活動」
新潟学校教育相談を考える会
新潟市立曽根小学校
山上 拓紀

 私たちのサークルは今年度で9年目を迎えました。不登校、学校不適応、学級崩壊等の様々な学校現場の問題について、心理、臨床、教育の多分野から総合的にアプローチし、日々の実践に取り組み、学校現場に活かせる教育相談の在り方を探っています。
 定例会では、学級・学校で困っている事例について検討する「事例検討会」を行っています。事例は不登校、発達障害、愛着障害、非行など様々です。難しい問題もありますが、明日からの支援策が見付かるように話し合いをしています。会員は、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校、行政など様々な校種で構成されているため、今まで自分が思ってもみなかった有効な支援策が出されることがよくあります。最後には「明日からこれをやる」という具体的な解決策が見付かるように指導者からご指導をいただくようにしています。難しい問題について話し合うからこそ、お茶とお菓子をつまみながら、明るく気軽な雰囲気で行うようにしています。

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「サークル活動」
新潟子どもの心を語る会
新潟市立高志中等教育学校
永田 文子

 平成16年度に発足したサークルです。見えにくくなっている子どもの心の理解に努め、指導に活かすために、ケーススタディ(事例検討)を中心に取り組んでいます。最近は、教育相談だけでなく、生徒指導や特別支援教育の視点からも考えています。
 原則、月1回定例会を開催し、会員が抱えている事例を基に研修を進めています。そして、「参加してよかった」と思えるような活動を地道に続けていきたいと思います。

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「サークル活動」
教育相談を学ぶ会
新発田市立本丸中学校
清野 正康

 私たちのサークルは、「学校で使える教育相談、カウンセリングの実際」をテーマに活動しています。
 新発田市、聖籠町、阿賀野市、胎内市の教職員を中心に活動しています。
 毎月の定例会、年1回の公開研修会を行っています。
 活動内容としては主に以下のとおりです。
1 カウンセリングの技法やその考え方を実際の学校現場でどのように活用していくのかについて、事例や演習を通して学んでいます。
2 Q-Uやアセスなどの質問紙調査の分析、活用方法、学級経営への活かし方について学んでいます。
3 生徒指導提要にある教育相談的な様々な手法(構成的グループエンカウンター、アサーションスキルトレーニング、ピア・サポート、ストレスマネジメントなど)について、実践例の紹介や演習を通して学んでいます。
4 メンバー同士で日頃の学級経営の悩みや自分自身のことについて語り、傾聴し合うことで、心をリフレッシュしています。
 教育相談、カウンセリング、学級経営について学んでみようと思う先生方のご参加をお待ちしております。

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「サークル活動」
長岡教育相談研究会
長岡市立青葉台小学校
佐藤 大介

 平成13年に教育相談を志す教師が集まって立ち上げました。
 「決まった日に決まった場所に来れば、仲間に会える」と、毎月第3土曜日、午後3時、長岡を会場に定例会を行っています。教育相談や特別支援教育の事例検討、ピアグループ、カウンセリングなど、会員の求めに応じた研修会を行っています。
 また、年に1回、大学教員等の外部講師を招いての公開研修会も開いています。教師だけの枠を超え、保護者や地域の方々とともに学ぶ機会をつくりたいという思いからスタートしました。この研修会は、好評を博し、毎回多くの参加があります。
 「来られる時に来られる人が来る」をモットーにしている会です。興味をおもちの方は、お気軽にお越しください。

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「教科等研究セミナー」 
通常学級における特別な教育的支援を要する児童の問題行動に対するアセスメント及び支援の在り方
十日町市立東小学校
林 浩一

  本研究では,授業中に問題行動を示す注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害(ADHD)が疑われる小学生の対象児に対して,応用行動分析学に基づいた個別支援を行い,その後対象児が交流する学級に対してクラスワイドな支援を導入した。その背景として,これまでの対象児の問題行動に起因する人間関係の希薄さが挙げられるからである。まず,対象児に対して個別支援を行ったところ,問題行動が減少し,さらに対象児の学級適応においても望ましい変容がみられた。次に,クラスワイドな支援の結果,対象児と他児とのかかわりが増加し,双方の学級適応が高まった。以上のことから,本研究で用いた,応用行動分析学に基づいた個別支援を行った上でクラスワイドな支援を導入するという支援の方向性は妥当であったと言える。
 実際に連携するにあたって、以下の段階をとおして支援を進めた。
<問題行動の改善に向けて>
① これから支援していく問題行動を特定する
② どうしてその問題行動が起こるのか探る
③ 個別の支援計画を作成し、支援を進める
<児童の学級適応に向けて>
④ 個別でのSSTを実施する
⑤ 同様のスキルについて交流学級でもSSTを実施する
⑥ スキルが定着するために、集団での強化を行う

<参考文献>
特別支援教育を支える行動コンサルテーション―連携と協働を実現するためのシステ ムと技法 加藤哲文 大石幸二 学苑社 2002
スクールワイドPBS 学校全体で取り組むポジティブな行動支援 ディアンヌA.クローン ロバートH.ホーナー 二瓶社 2013

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「教科等研究セミナー」 
日常の中で行える学級集団での人間関係作り
小千谷市立小千谷小学校
丸山 由希

  どの児童にとっても居心地のいい学級を作りたい。児童が互いに受容し合い、助け合う様子が見られる学級にしたい。しかし、特別な取組を長期的に行うことは難しさがある。では、担任や児童の負担を大きくせず、日常の中で取り組めることを継続して行うことだけでも、児童の意識に変容は見られるのか。学級全体における活動と、個別での対応により、学級での人間関係を形成していくことを目的にした取組の効果を検証した。
1 構成的グループエンカウンター
 グループで協力して取り組む活動、間違えても気にしないことを目的とした活動、相手を信頼して取り組む活動など、信頼関係や互いに許容し合う環境を作るための活動を行う。児童も学級内のつながりを強化していくことをめあてに活動できるよう意識づけ、定期的に構成的グループエンカウンターに取り組んだ。
2 話し合いを通じた他者理解
 まず、国語の授業で、話し合いの単元を設けた。討論ではなく、一人一人が出すテーマをもとに、互いの意見を出し合う。話し合いのスキルを身に付けさせることと、自由に意見を出し合う環境を作ることを目的とした。次に、学級での活動や児童会に関する活動などを、児童中心の話し合いによって決定する。可能な限り、多数決ではない解決ができるようにしていく。
3 自らを振り返る機会を設ける
 自分の思い通りにならない時や、ちょっとしたことが気になる時など、感情をコントロールすることが難しい。仲間に対しての暴言や暴力をこらえることが難しく、トラブルが起きやすい。感情をコントロールしながら冷静に自分を振り返り、児童自らが次の行動を考えるために、2つのことを行った。
①トラブルを起こした子どもと共に、図や文字をもとに、行動や言動を振り返る。
②児童の行動や気持ちの褒めるポイントを探して伝える。
 この取組の結果、Q-Uの要支援群・不満足群の割合が減少した。また、児童からは、「みんながまとまって協力するようになった。」「授業態度が良くなった。授業中の発言が増えた。」「みんなの仲がよくなった。」という感想が出てきた。
 すぐに結果を出せることばかりではないが、日々児童と向き合い、教師と児童が共によりよい学級を目指していくことそのものに重要性があると考える。担任だけでなく、児童自身がめあてをもち、よりよい学級・人間関係を作るためにどんな活動を行うのか、さらに効果を検証しながら今後も取り組んでいく。

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「教育実践」
人間関係づくりを支援する学級経営
~アセス,ファシリテーショングラフィックを活用して~
新潟市立小針中学校
金田 良哉

  中学校において,学級は教育活動を進める上で,重要な集団の1つである。学級への不適応は一般的に,学級集団あるいはその成員である級友や教師との関係において,親近感,満足感,帰属感をもつことができない状態として捉えられている(越,2007)。つまり,学級への適応にはその成員との関係が影響するといえる。特に新潟市では,「多面的な幼児児童生徒理解に基づく,一人一人の幼児児童生徒と教師の信頼関係を基盤に『自立性』と『社会性』を育む教育を推進する」としている。さらに「幼児児童生徒一人一人の『目指す姿』や具体的方策を明確にした個別の指導計画等の作成により,一人一人の力を着実に高める教育活動を推進」するとしており(新潟市教育委員会,2013),教師の生徒一人一人の理解とその対応が求められている。本研究では,担任学級においてQ-Uテスト,ASSESS(Adaptation Scale for School Environments on Six Spheres)を複数回実施し,学級集団と一人一人の生徒の状況を把握する。その中で,教師との関係,教師サポートに注目し,担任教師が日々実践している学級便り,ファシリテーショングラフィック,教育相談との関連を検討する。また,学級内の不登校生徒及びその保護者への対応,外部機関との連携を通した担任教師の対応について考察する。

<文献>
河村 茂雄・小野寺 正巳・粕谷 貴志・武蔵 由佳・NPO日本教育カウンセラー協会(2004).Q‐Uによる学級経営スーパーバイズ・ガイド 中学校編.図書文化.
栗原 慎二・井上 弥(2012).アセスの使い方・活かし方.ほんの森出版.
越 良子(2007).中学生の所属集団に基づくアイデンティティに及ぼす集団内評価の影響.上越教育大学研究紀要,26,357-365.
新潟市教育委員会(2013).平成25・26年度「新潟市の学校教育の重点」.


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「教育実践」
通常学級における特別な教育的支援を要する児童の問題行動に対する適切なアセスメント及び支援
十日町市立東小学校
林 浩一

  現在、通常学級の中に特別な支援が必要な児童生徒が約6.5%いると言われる。必要な支援の種類や程度も多様である。よって、児童生徒個々のニーズに合った指導や支援が必要となる。
 担任している学級において、離席や暴言などの問題行動が見られる児童がいた。また、児童は自己肯定感が低い状態にあった。そこで、学級担任と特別支援教育コーディネーター、教育支援員で連携して問題行動の改善及び児童の学級適応に取り組んだ。
 実際に連携するにあたって、以下の段階を通して支援を進めた。
<問題行動の改善に向けて>
 ① これから支援していく問題行動を特定する
 ② どうしてその問題行動が起こるのか探る
 ③ 個別の支援計画を作成し、支援を進める
<児童の学級適応に向けて>
 ④ 個別でのSSTを実施する
 ⑤ 同様のスキルについて交流学級でもSSTを実施する
 ⑥ スキルが定着するために、集団での強化を行う
 指導前、1時間に何度も問題行動が見られたが、指導後はほぼ見られなくなり、代替となる適切な行動が増えていった。身に付けてほしいスキルについて学級全体で取り組んだため、児童間において手本を示したり、習得したスキルが生起した際に称賛したりする場面が見られた。また、学級満足度尺度(Q‐U)や学校適応感尺度(アセス)にも改善が見られた。

<参考文献>
特別支援教育を支える行動コンサルテーション―連携と協働を実現するためのシステムと技法 加藤哲文 大石幸二 学苑社 2002  
スクールワイドPBS 学校全体で取り組むポジティブな行動支援 ディアンヌA.クローン ロバートH.ホーナー 二瓶社 2013


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「教育奨励賞」
校内教育相談のコーディネートの在り方
聖籠町立蓮野小学校
金平弘之郎

 受賞理由
 臨床心理士の資格を有し、その専門性を生かして、長年にわたって実践を重ね、校内教育相談体制の在り方、コーディネートの仕方について、連携の失敗と阻害要因を分析し、改善策を具体的に示している。
 教育相談コーディネーターの役割、効果的な連携のためのチェックリストをまとめ、小中学校で喫緊の課題となっている生徒指導上の問題解決に向けて、その知見を自校化し、活用できるようにしたことは高く評価できる。地域の教育課題解決にその力を発揮することを期待したい。

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「教育実践」 
校内教育相談体制のコーディネートの在り方
 ~学外援助者との連携を高める取組の工夫~
聖籠町立蓮野小学校
金平 弘之郎

 

 教育相談主任として、スクールカウンセラーや生徒指導アドバイザー等の学外援助者と学校との連携を図り、教職員への支援、児童への支援に成果を上げてきた。しかし、学外援助者の支援の機会を得ても、問題を抱える教職員のニーズに合っていなかったり、相談時間の調整が不十分で必要な時に相談できなかったりすることもあり、連携に課題を残した。

 そこで、本研究では、学校とスクールカウンセラーや生徒指導アドバイザー等の学外援助者との効果的な連携の在り方を探った。

 実際に連携するにあたって、以下の段階をとおして教育相談を進めた。

1 教職員の抱える問題の整理

2 問題解決のための学外援助者との連絡・調整

3 教職員と学外援助者との教育相談の実施

4 問題解決の視点からの連携の評価・改善

 これらの取組から、相談初期で教職員の困り感、支援のニーズ、相談時間調整等を明確にすることで、学外援助者の支援がスムーズに行えるようになった。また、相談過程では、教職員と学外援助者の認識のズレが生じる場合があり、教育相談担当者が、その都度調整することも必要であった。学外援助者の支援が継続的に行われることで、教職員の抱える問題の解決、児童の学校での姿の改善が見られるようになった。

 学外援助者と連携する際は、支援の目標、支援方法、評価を明確にし、定期的に方向性を調整しながら継続していくようにコーディネートすることが大切である。


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教育奨励賞 子どもの全人的発達を促すための教育相談の活用
新潟市立万代長嶺小学校
門野 慎一

 受賞理由
 臨床心理士としての専門性を生かして,数多くのカウンセリング面接やコンサルテーション,また100回を超えるカウンセリング研修講師や発達障がい・いじめ・不登校研修講師等,教育相談分野の実践を20年以上の長期に渡り継続している。さらには,書籍への執筆も数多く行っている。小・中学校において喫緊の課題となっている生徒指導上の問題解決に向けた専門的な取組は評価に値する。

東日本大震災の後,ただちに被災地に赴き児童生徒の心のケアを行ったり,地元教育委員会に資料提供を行ったりするなど,社会への貢献も評価できる。

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