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平成24年


思いや意図をもって主体的に表現する子どもを目指して
新潟市立浜浦小学校
大滝 和子

  学習指導要領では「思いや意図をもって表現する力」の育成が求められている。「思いや意図をもって表現する力」とは、「こんなふうに表現したい」という自分の願いをもち、それを実現するためにはどのように表現したらよいのかを音楽の要素を手掛かりにして考え、自分にとって価値のある表現をつくりあげていく力であると考える。これは、音楽科における思考・判断の力である。
 私は、子ども自身が根拠を明らかにして、「こう表現してみよう」「次はこうしてみよう」とどのように表現したらよいかを主体的に考えて表現していく姿を目指し、歌唱表現の領域で次のような手立てを講じて、実践を行った。
1 旋律やリズム、速度や強弱、和声の響きや調などの共通事項について、それぞれの音楽の要素の特徴に気付かせ、音楽の要素と曲想とのかかわり合いをとらえさせる。そしてこれを、「こんなふうに歌いたい」という願いや歌い方を考える根拠とする。
2 曲の一部分で歌い方を試させ、自分の願いと音楽の要素とを結び付けて歌い方を考えるという方法を全体で共有する。そして、それを基に曲全体の歌い方を考えさせる。
 また、これらの活動の中で、ワークシートの工夫や理由の問いかけなどにより、言語活動を充実させ表現の根拠を明らかにし、よりよい表現につなげていくことができるようにした。 
 

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勤労観・職業観を高め、自らの夢を豊かに表現する子どもの育成
新潟市立女池小学校
脇野 義久

 小学校6年生のキャリア教育の実践において、次のように体験活動を充実させ言語活動を工夫すれば、自分なりの勤労観・職業観を高め、自らの夢を豊かに表現する子どもを育成することができると考え、実践研究に取り組んだ
 体験活動の充実については、キッザニア体験学習を通して、子どもたちの仕事に対する否定的・義務的なイメージが、体験後、「大変だけど楽しい」「あいさつや笑顔が大切」といった肯定的なものに変容し、結果として自分なりの勤労観・職業観をもたせることができた。また、地域の職場体験学習を3回位置付けることで、勤労観・職業観をその都度高め、確かにしていくことに結びつけることができた
 国語科との関連を意識した言語活動については、不特定多数の読者を想定したり、将来就きたい職業調べで得た情報をあらためて整理・再告ャしながらまとめさせ、文章化させたりしたことは、子どもが将来の夢や勤労観・職業観を明確にする上で有効であった。

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地域の伝統音楽を自己化し、音楽づくりの楽しさを広げていく子どもの育成  
~第1学年「うたって はずんで わらべうた」の実践を通して~
田上町立田上小学校
志田 美代子

  伝統音楽のよさに浸り、そのよさがどこから生み出されているのかを探り、聴き取ったことと感じ取ったことを繋げて考え、思いをもって音楽づくりを楽しみ、その楽しさを生活の中に生かしていく子どもの育成をねらった。
 まず、田上に伝わるまりつきうた「うさぎのいいすけ」の教材性に着目した。このうたは、反復の仕組みを用いている。言葉の抑揚が自然な旋律となっている点、体の動きと音楽が一体となり、日本の伝統音楽に繋がる音感覚を育てることができる点が、1学年の音楽の教材として適している。
 次に、よさに気付かせ思いをもって音楽づくりを行うために、「出会う」「知的に浸る」「知的につくり上げる」の3つの段階からなる指導過程を組み立てた。「出会う」で生まれた意欲を「知的にひたる」過程に繋げ、「うさぎのいいすけ」のよさ(ひみつ)に気付かせ、音楽づくりへの思いを育む。さらに、「知的につくり上げる」過程で、ひみつを生かした自分のまりつきうたをつくって楽しむという一連の指導過程を工夫した。
 今回の実践で、音楽づくりにおける一つの流れを構築し、伝統音楽を授業にいかにして取り入れていくかを提案できた。今後は、第1学年で気付いた伝統音楽のよさや音楽づくりの楽しさを、他の学年の段階でどのように発展させていくのか検討していく。

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自分に合ったペースを獲得させるための持久走の授業  
~5・6年生 「主観的運動強度」を用いた持久走の実践~
五泉市立村松小学校
吉田 研

  学習指導要領解説にもしっかりと明示されている「持久走」。体力やマラソン大会の記録の向上のためにと、やみくもに「がんばれ!がんばれ!」と走らせていないか。それでは、子どもたちは順位などの記録ばかりに意識がいき、無理な走り方をしたり、タイムの遅い子どもはますます運動嫌いになったりする。
 私が紹介する実践は、授業を通して、子どもたちが自分に合ったペースで走ることを体感し、その学習の成果をゲーム的な活動で試すものである。手立ては2つ。
1 6分間走を行い、自分の疲労感(主観的運動強度)を、「ボルグの指標」を用いて数値で表し、走り方を評価・修正する。
2 今までの自分の走り方の評価を基にして、6分間走でどのくらい走れるか予測し、実際の記録との誤差を得点化するゲームをする。
 子どもたちは数値によって学習の成果が比較しやすくなり、ゲーム感覚で運動に取り組むので、意欲面や情意面も向上する。

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小学校外国語活動におけるタブレット型端末活用の効果に関する事例的研究  
~英語劇シナリオづくりにおける音声認識翻訳活動を通して~
上越教育大学教職大学院
林 俊行

  本研究では、音声認識機能による翻訳読み上げソフトを実装したタブレット型端末により、学習者自身が日本語の台詞を英語に翻訳して英語劇を行う教育実践とその評価を行った。日本の昔話の台詞を、英語に訳して劇を行う。英語の翻訳は、4人で構成された班に1台ずつ計6台タブレット型端末(以下、iPad)を配付し、担当する台詞をiPadで英語に翻訳する。ジェスチャーを交え、チームで発表する。英語に翻訳したり発話練習したりする様子をVTRに記録し翻訳する様子を分析したり、学習者や教員に対して授業実践の事前と事後に質問紙調査を行い意識の変化について分析したりした。

その結果、学習者が英語に触れる回数を確保でき、外国語活動に対する意識が高まるなど学習者が相互に学び合い学習を進める小学校外国語活動の可能性が示唆された。また、教師が自ら英語を発音したり、翻訳したりすることの少ない学習デザインが、小学校外国語活動に対する教員の負担感を軽減することが期待できるようになった。

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集団育成のための話合い活動に関する研究  
~ クラスカフェが及ぼす効果 ~
加茂市立石川小学校
畠山 明大

  良好な人間関係の形成および学級生活の改善に効果が報告されているアドラー心理学に基づくクラス会議に注目し、クラス会議の抱える課題を改善したクラスカフェプログラムを作成した。改善に際しては、ワールドカフェの手法を採用した。そして、以下のような仮説を立て、その検証を試みた。

 クラスカフェプログラムを実施することにより、学級に対する所属感の高揚や自分が認められているという思いが増えるとともに、学級の課題について意欲的に話合いが行われ、学級の課題をみんなで解決できる状態に近づくであろう。

検証では、アンケート調査から学級に対する所属感や貢献感の向上が確認され、集団としての高まりも見られた。また、自由記述の欄や授業の見取りからは、クラスカフェへの肯定的な意見や発言量・コミュニケーション量の増加も確認できた。検証結果から、クラスカフェが集団育成に効果的に働くことが示唆された。

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数字の半可視化により、主体的に考える子どもを育てる研究  
~「位取りフリップ」を活用したかけ算の筆算を通して~
柏崎市立鯨波小学校
間 大也

  私が3年生で指導してきたかけ算の筆算では、位取りを間違ったり、その間違いに気付くことができなかったりする子どもの傾向があった。これは、一桁どうしの数字の計算手順ばかりに注目し、子どもの十進位取り記数法の意識を高めることができなかった指導に問題があると考えた。
 そこで、十進位取り記数法の意識を高めるとともに、子どもの筆算に対する主体性や数学的な思考力の育成を目指し、自作のオリジナル教材・教具「位取りフリップ」を活用した算数指導を試みた。
 「位取りフリップ」とは、数字の置かれた位が以下に続く0の数で決まっていくことを子どもに意識させることができる教材・教具である。これを活用することにより、子どもは数字を半可視化し、見えない0を意識することで、十進位取り記数法の意識を高め、位取りを意識しながら筆算の仕方を考えたり、説明したりするといった主体的な姿を見せるようになった。

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記録の向上を目指した短距離走の指導の工夫  
~ポンピュン走法を取り入れて~
佐渡市立小木小学校
高橋 高志

  短距離走の指導において、福島大学川本和久教授の提唱する「ポンピュン走法」を以下の3つの手立てから改善し、体育学習に導入した。
 手立て① 正しい動きを身につけるため、ゲーム的要素を入れた基礎感覚づくり
 手立て② 正しい動きの技術ポイントに気付かせる発問
 手立て③ 正しい動きを身に付けさせるための用具や場の工夫
 その結果、得られた成果は以下の4点である。
(1) 69%の子どもに疾走フォームの改善が見られ、65パーセントの児童の記録が向上した。
(2) 基礎感覚づくりによって、疾走時の姿勢が改善した。
(3) 発問を計画的に位置付け、実際にやってみながら考えさせることは、子どもに正しい疾走フォームを意識させ、体感させるために有効であった。
(4) 場や道具を工夫し、ポンピュン走法の動きを含んだ運動をさせることは、子どもの疾走フォームの改善に有効であった。

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表したい思いをもって表現し、互いに伝え合う子どもを目指して
長岡市立上通小学校
清水 克朗

 1 研究仮説

 導入時に物語性のある状況を設定し、自らのストーリーを考えさせることで、表したい「思い」をもって表現し続けるように促す。さらに、制作後に作品に込めた「思い」を見つめ直して文章化し、楽しく伝え合う場を工夫することで、自分の「思い」を基に表すことのよさを実感することができるであろう。

2 研究の実際
 実践1「行ってみたいな ぼく・わたしの世界」(対象:4年生26名)

教師の選んだ絵本の一場面をプロジェクターで図工室の壁面一杯に映し出し、全員でその世界に浸る。次に、自分の入ってみたい絵本を選び、プロジェクターで映し出し、その中でポーズをとって写真を撮影した。その後、自分が行ってみたい世界のオリジナルの物語を考えてワークシートに記入し、その世界を絵に描いた。

絵が完成したところで、子どもの絵をプロジェクターで映し出し、その中で全身を使って発表する活動を行った。

 実践2「学校の守り神」(対象:4年生26名)

 「夏休みのある日、誰もいないはずの教室からギターの音が・・・。不思議に思ってビデオを設置しておくと衝撃映像が撮れた。」と話し、教師自作の教室の守り神のコマ撮り映像を見せた。その後、学校に住む守り神を想像し、性格や特徴をワークシートに記入した。

 作品の完成後、昼休みを使って、全校の子どもたちに守り神の紹介をする活動を行った。

 どちらの実践でも、子どもは、自分のオリジナルストーリーを基に制作を続け、教師に「描けない」と訴えたり、「どうすればいいか分からない」と尋ねてきたりする子どもの姿は見られなかった。また、発表場面で、友だちに作品の良さを認められ、うれしそうにしていた。


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道徳の学びを生活に生かそうとする子どもの育成
五泉市立五泉小学校
佐藤 武志

  道徳の時間は、自己や個人、社会や自然とのかかわりを通して感じたことを基に道徳的価値について学び(道徳の学び)、その学びを生活の中で生かしていこうとする心の構えを育む時間であると考える。しかし、実際には1時間の道徳の時間の中で、毎回その構えを育んでいくことは難しい。そこで、道徳の時間において道徳の学びを生活に生かそうとする子どもの育成を図っていく観点から以下の2つの手立てを提案し、実践を試みた。
 手立て1として、学級経営の核とする道徳的価値について、道徳の学びを深める過程に注目し、段階的に指導した。価値観を持たせること、価値観を揺らすこと、価値観を深め、広げることの3つの段階に応じた学習内容を設定し、授業を行った。
 手立て2として、道徳の時間において、生活場面を意識する働きかけを行った。具体的には、ロールプレイングやモラルディスカッションを取り入れ、資料の内容をより生活場面と結びつけて考えられるようにした。
 本実践を通して、学級経営の核として設定した「信頼・友情」の価値について理解し、生活に生かそうとする記述をする子どもが増加した。また、「よいところ探し」において、具体的なかかわりを基にした記述が増加した。

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安全に留意しながら柔道の楽しさを味わう授業  
~柔道の基本動作の習得場面において~
長岡市立南中学校
風間 大助

  本校の柔道の授業では、安全を重視するため、一斉指示の単純な受け身動作の反復練習や補強運動、けがの危険性の比較的低い固め技を中心に学習を進めてきた。そのため、生徒の授業への印象はマイナスイメージが多い。また、学習指導要領においては「相手の動きに応じた基本動作」から、「基本となる技を用いて」と改訂された。そこで、相手の動きに応じた基本動作や技を習得し、その上で柔道の醍醐味を味わうことのできる授業に改善を図っていく必要があると考える。
 この課題を解決するために、本校の柔道の授業計画を見直し、基本動作の習得場面から対人で活動する場面を増やし、投げ技の習得を目指す。しかし、対人での活動場面が増えると、けがの危険性も高まる。そこで、対人で活動する際に互いの安全に留意しながら見守る生徒(コーチ)を必ず配置することにする。また、柔道は小学校で経験していない領域であり、柔道衣(和服)を着ることが初めての生徒も多い。そこで、言葉が適切に伝わるように、柔道衣に直接カラービニールテープを貼ることで、「引き手」や「釣り手」が一目で分かる視覚的な支援を導入し、安全を確保するために必ず意識させるべき事項を明確にする。このような手立てを講じることで、安全に授業を展開しながら、柔道の醍醐味を味わう授業へと改善することができた。

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グループウェアによる教員間での情報の共有についての研究
新潟市立上所小学校
片山 敏郎

  学校現場は多忙であり、子どもと関わる時間を生み出す必要がある。一方で、教育の情報化が進展し、情報コミュニケーション技術を活用しやすい環境が整備されてきた。
 そこで、校務支援システムの一部であるグループウェアを活用して校務情報と子どもに関わる情報を教職員間で共有する実証研究を行い、その効果を検証した。教員の多忙化を解消し教員が子どもと関わる時間を生み出す効果と、様々な教員がグループウェアを通して子どものよさを交流し合う効果、及び、グループウェア運用上の課題を、教員への質問紙調査とシステムの活用状況の分析を基に明らかにした。
 その結果、校務情報の共有については、分掌によるグループウェアでの時間削減効果に違いがあることや、学級担任への効果があることが明らかとなった。また、子どもに関わる情報の共有については、専科教員から担任への情報提供が有効であることなどが明らかとなった。

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ベースボール型ゲームにおいて連係プレイを習得できる指導の工夫  
~守備における主体的判断を高めることをとおして~
長岡市立川崎小学校
小田 尚和

  5、6年生におけるベースボール型ゲームを楽しむための特性の一つを「攻撃側の走者(走塁)が速いか、守備側の協力した作業が早いかを、特定の塁上で競い合っていること」と設定した。「打球が飛んだ状況に応じた守備側の判断」を攻防の中心としたゲームやその配列の工夫を行った。守備における学習課題を「どこでランナーの進塁を阻止するのか」「どのランナーの進塁を阻止するのか」とした。課題解決に向けてどう守備をしたらよいか考え、判断して動くことができるように、2年間で段階的に指導した。
 1年目は、打者ランナーと打球状況に応じた守備の役割行動をする「フィルダーベースボール」を、2年目には、残塁場面で、残塁ランナーと打者ランナーに対応した守備の役割行動をする「ブレイクベースボール」をゲームに取り入れた。子どもは、ゲームに応じて作戦を考えたり、繰り返し試行したりしながら、チームみんなで守備ができるようになっていった。その過程で、守備側プレイヤーの連係プレイや役割行動が習得され、意図的な判断行動を引き出すことができた。実践の結果、多くの子どもがベースボール型ゲームの攻防を楽しむことができ、学習成果の高まりが認められた。

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3人組による、焦点化した交流を位置付けた作文指導の工夫
新潟市立中之口西小学校
市橋 良太

 本研究では、児童が3人組で文章を読み合い、交流に用いる観点を理解した上でアドバイスし合うという活動を位置付ける。そして、そのことが作文指導に有効に働くことを明らかにする。
作文指導において、読み合う活動を行う時に、児童が思いつきだけで自由に感想を述べ合う交流や、相手の文章の誤字脱字のみを指摘する交流があった。これでは、児童が書く意欲を無くしたり、表現の仕方を書き直すことができなかったりする。
 そこで、次の仮説を立て検証した。
1 交流で用いさせたい観点を含んだモデル文と含まないモデル文を比較させる中で、その観点の効果を理解させれば、その観点から交流時に指摘や賞賛を行うだろう。
2 異なる観点を用いて書いている児童による3人組を編成し、交流で指摘や賞賛を行わせれば、自分で用いていない観点のよさに気付き、自分の文章に用いるだろう。
 実践の結果、モデル文を読み比べて交流で用いる観点を見付けることは、交流時に書き直しの指摘や文章のよさを賞賛する上で有効であった。また、観点が異なる3人組を編成して相手のよさや改善点について話し合うことは、自分の文章にはない観点のよさに気付くことができ、書き直そうとする態度を促し、新たな観点を用いて文章を書き直す姿に結びついた。

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資料の読み取りをとおして考えをもち、思考力・判断力を高める社会科の授業づくり  
~資料の「射程範囲」と「役割」を意識した資料選定・資料提示の工夫~
新潟市立東曽野木小学校
石塚 智久

 社会科における思考力・判断力の高まりは、把握させたい社会的事象の部分である資料の読み取りから始まる。それゆえどのような資料をどのような形で子どもに与えるかという資料選定と資料提示の手立てが、思考力・判断力育成の鍵となる。その手立てを考える際に、資料の「射程範囲」と「役割」という二つの視点をもつことが有効である。
「射程範囲」とは資料がもつ情報の意味合いや限界性であり、主に資料選定の視点である。ねらいや実態から考えて、「射程範囲」が適切かを吟味することで、読み取りを深める資料選定につながる。また、「役割」とは主に資料提示の視点である。ねらいに則して「興味を喚起する資料」「気付きを促す資料」「考えを裏付け、深める資料」という「役割」を明確にし、意図的・計画的に提示する。思考の高まりを促す単元や本時の構想につながる。
複数年に渡る同一単元の修正実践とその比較から、「射程範囲」と「役割」を意識した資料選定と資料提示がいかに思考力・判断力の高まりに作用するかを検証した。修正実践後の子どものノートからは、資料を比較したり関係付けたりして考えを深め、社会的事象を正しく把握している記述が見られた。

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子どもたちの社会性の育成を目指す学校・家庭・地域の連携の在り方
新発田市立猿橋小学校
阿部 英幸

  猿橋中学校区では、県の「深めよう絆県民運動」を受けて、学校・家庭・地域が一体となって、人とのかかわり合い・絆づくりを深めるための様々な教育活動に取り組んでいる。この取組では、人間関係づくりの迫ヘや自己肯定感を高め、児童生徒の社会性や豊かな人間性を育成することを目指している。具体的には、「各学校の取組(異学年交流やメ[シャルスキルトレーニングなど)」「小中連携の取組(三校連絡協議会など)」「すこやかな子どもを育てる会を中核とした地域連携の取組(すこやか絆集会やあいさつ無限大運動など)」の3つの取組を行っており、それらの活動が児童生徒の社会性育成にどのような影響を及ぼしたかについて検証していく。
 現在、取組途中であるため、詳しい検証までにはいたっていない。今後、児童生徒の変容や各種アンケートの結果等から客観的に成果と課題を把握・検証していかなくてはならない。ただ、現時点で児童生徒アンケートの変容を見ると、社会的資質・迫ヘは育成されていると考えられる。小中連携と地域連携を教育活動に意図的に位置づけることにより着実に効果が浮黷トいくであろう。

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