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全県

「教科等研究セミナー」
生徒が自ら筋道を立てて証明できる力を身に付ける指導の工夫
~視覚化したサブゴールの設定を中心として~
関川村立関川中学校
田島 隆之

  「図形での証明について、どのように書き進めていけば説明ができていると言えるのかよく分からない。」「そもそも、結論を導くために何を調べればいいのかが分からない。」私が今回研究主題を設定したきっかけとなった生徒の発言です。
 中学2年生で学ぶ図形領域においての証明は、性質等様々な事柄の調べ方における子どもの思考が、これまでの具体物を利用した操作活動等の実験的操作活動に基づいた帰納的推論から、既に正しいと認められている事柄を用いて根拠を明らかにしながら論理的に説明を行う理念的操作活動に基づいた演繹的推論へと推移する大切な分野です。よって、上記のような質問をする生徒がいるのは、当校の生徒だけでなく誰にでも起こり得る疑念です。
 この事柄の解決を図るため、私は全国学力・学習状況調査を読み解くことを通して改善策を模索することにしました。平成29年度全国学力・学習状況調査の報告書を分析していくと、その正答率や誤答率、解答類から、生徒が図形の性質を考察する場面において、筋道を立てて考え、証明することについて課題があることを読み取ることができます。その後、様々な指導教材より、生徒が仮定から主体的に多様な結論を見いだし、自分で筋道を立てて証明していくような応用発展の場が乏しいことが分かりました。
 これらの改善のため、図形の証明指導において、筋道を立てて証明を考えていくための方略の理解を十分に深める工夫が必要です。そこで三角形の合同の単元において、求めたい新たな事柄の証明をゴールとしたとき、その新たな事柄を示すために用いる二つの三角形の合同をサブゴールとして、合同の証明の習得を十分させることにより、筋道を立てて考える力を伸ばすことにしました。特にその工夫としてサブゴールをICT機器を用いて、生徒の意識に残り、証明の方略に関して生徒の理解の助けとなるような視覚化できる教材を提示することを考えました。
<参考文献>
「平成29年度全国学力・学習状況調査 報告書」
 文部科学省 国立教育政策研究所
「教えたくなる数学 学びたくなる数学~思考力・判断力・表現力を育成する教材解釈・構成~」
 神林信之/風間寛司/星野将直/井口浩/小嶋修/渡部智和 考古堂書店

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「教科等研究セミナー」
論点の明確化とモデル実験を通して、「学習内容」を「生活や経験」と関連付けて理解する子の育成
~資料を活用する単元における授業改善の試み~
村上市立小川小学校
稲葉 正路

  本研究で扱った単元「人のたんじょう」は、直接、実験や観察を行うことが難しいです。そこで、多くの場合、資料を活用して問題を解決していくことになります。これまでの私の実践を振り返ると、こうした資料を活用する単元では、疑問や調べたいことを全体で共有・焦点化させたのち、疑似体験やインターネットなどの情報を基に問題の解決を図ってきました。しかし、予想を交流する場面での対話があまり弾まなかったり、単元終末時の振り返りで断片的な知識や資料をそのまま書き写したりするなど、学びを深めているとは言えませんでした。そこで、次の2点からその解決に迫りました。
1 論点を明確にして少人数グループで予想させること
 妊娠後期(出産間近)の子宮内における胎児の様子について、想像図を描かせて予想させます。これに2時間を充てました。第1時では、個人で想像図を描かせ、それらを共通点や相違点といった視点から分類・整理して論点を共有しました。第2時では、その論点に沿って少人数のグループで対話させることで、より妥当な想像図の形成を図りました。
2 「学習内容」と子どもの「生活や経験」をつなぐモデル実験を行うこと
 第2時の対話で、羊水の存在や胎児の呼吸などについて問題意識をもった子どもに、第3時と第4時で合わせて三つのモデル実験を行いました。第3時では、妊婦体験や抱っこ体験、そして羊水の機能実験を行い、羊水の存在や役割を理解させました。児童からは、「だから、産まれるときに水みたいなものが出てくるんだ」や「だから、妊娠後期のお母さんは安静にしなくてはいけないんだ」という気付きを生むことができました。また、第4時では、モデル実験で胎盤の働きを確認しました。ここでも、児童から、「だから、妊娠中のお母さんはたばこを吸ってはいけないんだ」というつぶやきが見られました。
 このように、ただ資料で調べるだけでなく、論点の明確化とモデル実験によって、「学習内容」と「生活や経験」で得た知識を関連付けて理解した姿が見られました。
 今後も、主体的・対話的で深い学びを具現するため、研鑽を積んでいきたいと思います。

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「教科等研究セミナー」
場面や状況に応じて慣れ親しんだ表現をやり取りに用いることができる児童の育成
~場面や状況設定を工夫したインタビュー活動を通して~
五泉市立五泉小学校
加藤 大祐

 1 主題設定について
 私のこれまでの外国語活動の授業を振り返ると、その単元で扱う表現ややり取りだけを指導していることが多かったです。そのため、児童は外国語活動を楽しんでいるものの既習表現を忘れてしまったり、活用できなかったりするという実態がありました。そこで、「①英語表現を用いる目的を明確にした単元構成」と「②既習表現を用いる場面や状況設定を工夫したインタビュー活動」をすることを通して、場面や状況に応じて慣れ親しんだ表現をやり取りに用いることができる児童の育成を目指しました。
2 手だての有効性の検証
(1)研究1年次 「ALTに学校の先生を紹介しよう」(特設単元)
 ①ALTから「学校の先生を紹介してほしい」という依頼を受け、目的達成のために学校の先生に英語でインタビューをして情報を集めたり、ALTに伝えたりする単元を構成しました。
 ②先生を紹介するために必要な情報を集めるためにインタビューを行うという状況を設定しました。
→○単元を通してlikeやcanなどの既習表現を振り返り、インタビューや発表に用いる姿が見られました。
  △日本人の先生に英語でインタビューするという違和感がありました。
(2)研究2年次 「相手がほしいと思う外国のお土産をプレゼントしよう」(Hi,friends!1 What do you want?)
 ①「英語ができるようになったらしたいこと」アンケートの結果と関連付け、それが「できるようになるために」という目的意識をもって取り組める単元を構成しました。
 ②「事前に友達の好みをインタビューして、旅行先(外国)でそれに合ったお土産を買ってくる」という状況を設定しました。
→○アンケート結果と関連付けた単元構成をすることで、日本人同士でも英語でやり取りをする必然性が生まれました。「友達の好みに合ったお土産を選びたい」という目的意識をもち、新出表現や既習表現を用いてやり取りする姿が見られました。
  △一単元だけで行うのではなく、継続して、様々な場面で既習表現を用いる必要があります。
3 成果と課題
 単元を進めるにつれてアンケート項目「英語を話す自信が付いた」に対する児童の肯定的評価が高くなっていきました。また、日頃の児童の姿からも、場面や状況に応じて慣れ親しんだ表現をやり取りに用いることができる児童の育成に迫ることができたと考えます。今後は児童が慣れ親しんだ表現を様々な場面や状況で用いることができるように、年間の学習を俯瞰して単元を計画していく必要があります。

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「教科等研究セミナー」
明確な根拠に基づき、論理的に社会的事象を説明できる生徒の育成
~ 根拠と意見の可視化を通して ~
弥彦村立弥彦中学校
井上 北斗

   「生き方モデルのない社会」を幸福に生きる上で重要なのは、知識の量よりも、「未知の課題に対して、どのように知識や技能を適合し、解決に導くか」です。そこで必要なのは、情報を適切に取捨選択し、それを根拠として判断・行動できる力であり、その中核をなすのが、思考の論理性だと考えます。
 本研究では、「学習の過程に、根拠と意見を可視化する場面を設定するならば、根拠と意見の関係を整理することができ、社会的事象を論理的に説明する力が育つだろう」という仮説を立てました。この仮説に基づき、根拠と意見の関係を可視化するワークシートやフレームワークを利用することで、論理的な思考ができる生徒の育成を図りました。
 実践は、二つの単元で行いました。
 「現代社会の見方と考え方」(第3学年公民的分野)の単元では、対立する三つの部活動の主張を基に、学校のグラウンドの割り振りを考えさせました。この際、ワークシートの構成を工夫し、
 ・三つの運動部の主張や特性を根拠として整理する部分
 ・整理した根拠を基に、グラウンドの割り振りプランを可視化する部分
の二つを用意しました。
 「中国・四国地方」(第2学年地理的分野)の単元では、「過疎化が進む今、新たな本州四国連絡ルートを作るべきか」という課題を設定しました。この際、
 ・学習の過程で発見した事実を根拠として可視化し、積み重ねていくワークシートの導入
 ・単元のまとめで、それまでの学習の過程で得た根拠を、イメージマップの形式で可視化させるなどの工夫を試みました。
 いずれの実践でも、根拠との因果関係を明確にして意見を形成する生徒が多く、根拠が薄弱だったり、情緒的だったりする生徒は少なかったです。特に有効だと考えられるのは、図や表による可視化です。これにより、情報を視覚的に整理できるため、思考を段階的・論理的に整理しやすくなることが明らかになりました。
 今後は、「根拠を見いだせても、それを意見にうまく結び付けて表現することが難しい生徒に対し、どのようにして力を身に付けさせるか」という点を課題にして、更に研究を深めていきます。

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「教科等研究セミナー」
地域全体で支える生徒の通信機器への依存防止並びに自立への取組
三条市立栄中学校
幸田 真樹

  昨今、パソコンや携帯電話、家庭用ゲーム機を用いたインターネットトラブルが社会問題化しています。しかしながら、それらは表面上の問題で、根本は「生徒の自立」の問題ではないかと考えます。そこで、まず、トラブルの予防・対処的な指導だけでなく、子ども・保護者・地域が一体となって問題意識を共有します。その上で、生徒の普段の生活や常識を考慮した上で、望ましい生活習慣を基盤としたルールづくりを支援し、「生徒の自立」を支える体制づくりが必要であると考えます。
 そのために、次の2点からその解決に迫っていきます。
1 通信機器・ゲーム機の背後にある様々な問題を生徒の普段の生活や常識と照らし合わせ、使用時のルールや危険性を段階的に考える場面を設定します。
 具体的には、小・中学校の携帯電話の所持率や利用時間を調査し、その実態を提示し、自分たちの問題点を考え、話し合います。次に、通信機器の利用時間と定期テストの相関関係を提示し、自己の生活習慣を振り返ります。さらに、インターネットアドバイザーなどの指導により、より分かりやすい授業内容を追求します。
2 学校・保護者・地域社会の子どもを支える組織の協力を得られる活動をします。 
 具体的には、PTA総会や地域懇談会、中学校入学説明会や地区育成協議会等で、保護者だけでなく、地域全体で問題意識を高めます。同時に、教員間で情報交換を行い、実践事例を共有し、精度を高めていきます。さらに、生涯学習センターと連携し、情報モラル指導者講習会で指導を受け、改善していきます。
 実践から、様々な方々とつながり、いろいろな学校や地域の方々と問題意識を共有し、改善の方策について確かめました。今後もこの輪を更に広め、通信機器に振り回されない生活習慣の育成、そして「生徒の自立」を支えたいと思います。

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「教科等研究セミナー」
自分の「今」の姿を見つめ直す道徳
~心の直線で可視化された思いをもとに共に考え、新たな道徳的価値の気付きを促す~
五泉市立五泉小学校
髙野 華子

  「特別の教科 道徳」では、「自己を見つめ物事を多面的・多角的に考えることを通して、自己の生き方についての考えを深める学習」を目標として強調している。そこに必要となってくるのは、自分の「今」を見つめ直したり、仲間と意見交流する中で新たな価値に気付き見い出したりする力であると考えた。
 そこで、本研究では、次の3点について授業改善を行い、その解決に迫った。
1 心の直線の活用
 交流テーマがぶれないように問いを焦点化する必要がある。そのために最初の問いは二択とし、一直線の心の直線に自分の思いを可視化させた。(例:主人公の行動を、「許す」       「許せない」)
 次に、上記の心の直線を黒板にも提示し、ネームプレートで自分の思いを明示させた。また同時に学級全体で互いの思いを共有・確認し、次の交流につなげた。
2 自分とは違う価値観に触れる交流の場の設定
 交流において相手に聞いてくる内容を絞り込んだ。(例:行動決定の根拠、その時心を占めていた感情、など)また交流と同時に相手の話を聞いて、自分がどう思ったかのかを記録させた。(ワークシート・指示の工夫)
 交流後の発表は、他者の意見を代弁する形とし、その際に自分の感想も付け加えさせた。
3 振り返りの視点
 振り返りは、本時のテーマにそって「今の自分」と「こうなりたい自分」の2つの側面から記述させた。
 今後も、児童が自分自身を自分の言葉で語れる道徳について研究していく。

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「教科等研究セミナー」
デジタル作品の設計・制作を通した情報活用能力の実践
燕市立小池中学校
河村 宏樹

  技術・家庭科の技術分野では、D「情報に関する技術」における「デジタル作品の設計・制作」を通してメディアを複合し表現する実践を紹介する。作品制作に関わって、タブレットを使い動画や静止画を撮影し、ムービーメーカーで編集を行った。画像の編集や組み合わせなど、創意や高い技能を求められるが、生徒たちは意欲をもち続け、作品を完成させることができるようになる。
1 研究のねらい
 メディア機器の発達により、テレビドラマやCMのような映像を家庭でも容易に作ることが可能となった。そこで生徒は、生活の中にある”happy”を題材に動画作品作りに取り組む。制作の過程で映像加工のスキルを学ぶとともに、思いを伝える表現方法の工夫や視聴者の視点に立った作品づくりを心掛けることで豊かな内容の作品を完成させることができるようになる。
2 研究の方法
 ・WEB上の画像を使い画像を加工しアニメーションを加えながらスライドやその画像をつなぎ合わせ一つのストーリーを制作する。この過程でスキルを学習し表現の楽しさを感じさせる。
 ・タブレットを使って、動画や静止画を撮影、加工し作品を制作する。その作品を途中評価し合うことで、表現を工夫した作品作りにつなげていく。
3 成果と課題
 今回使用したアプリケーションソフトは、ペイント、ムービーメーカーの二つである。この二つはWindows搭載マシンであれば無料で使用できる。学習内容が家庭でも継続しながら取り組むことができるので、学習したことを生活の中でも生かしていくためにふさわしい題材であったと言える。また、他の生徒と制作過程の作品を見せ合うことで会話が生まれ、他者の評価を取り入れながらよりよい作品を作ることができた。今後の課題として、情報活用能力を育成する観点から、情報モラルの学習状況を踏まえるとともに、他教科や道徳等における情報教育との連携・接続にも配慮する必要がある。

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「教科等研究セミナー」
新たな見方や考え方をつくり出し表現の思いを共有する児童の育成
~ 地域イベントに向けた大漁旗づくりを通して ~
佐渡市立内海府小学校
若月 良允

  児童は、他との交流など様々な経験によって形成された見方や考え方を使って表現や鑑賞を行う。しかし、それらの経験が不十分だと、作品に対し「描き方が上手」「本物みたい」などの表面的な見方や考え方しかできない。
 そこで、児童に身近な地域素材を題材に取り上げた。児童同士の対話を整理しながら、児童なりの見方を引き出すとともに、地域の人が自らの経験を示したり語りかけたりする場を設定し、児童に対象を見つめ直させることにした。このような鑑賞や対話を経験させることで、児童は多面的、多角的な視点で対象を捉え、新たな見方や考え方をつくり出し、表現の思いを共有することができると考えた。本研究では、以下4点の手だてを講じた。
1 「大漁旗」や「波の写真」を鑑賞して、感じたことや考えたことを言語化させる。児童が言及した部分を指で指し示したり、他の児童の発言とつないだりしながら、発見を協働で積み重ねる場を設定する。
2  題材のことをよく知っている人や思いをもっている人と対話して心情に寄り添うことにより、地域の人の目線に近付けさせる。
3 児童が形や色から捉えたことやイメージを言葉にさせ、児童が気付いたところを教師が指で指し示すことで「見える化」し全体で共有する。
4 地域イベントで発表し、地域の人に認めてもらう場を設定する。
 児童は、これまでの表面的な見方や考え方だけでなく、「思い」といった見方や考え方ができるようになった。児童同士の交流の場では、友人の作品から思いを読み取ろうとする姿を見ることができるようになった。また、普段の生活や図画工作科の学習においても、表現の思いを考えながら鑑賞や表現を行うようになった。
 他の題材を設定したとき、どのように地域の人と交流させればよいか、検討が必要である。また、他学年において、この手だてが有効であるか今後も研究していく。

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