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佐渡

「教育実践」
英語で表現する力を高めるための工夫
〜英語の発音を理解し、自分で発音できる生徒の育成を通して〜
佐渡市立高千中学校
本間 哲郎

  言語習得において、「音が分からない言語」は習得が困難である。日本語でも、私たちは「読めない言葉」を普段使っていない。思い出せるもの、使えるものは全て「その音が分かっており、自分もその音を出せる」はずである。さらに言えば、言葉を覚えるときに、「読み方」を必ず覚えるはずである。英語の単語はアルファべットの組み合わせで決まった音を出すものがほとんどである。文字が表す音を理解すれば、「読む」「音を聞く」「話す」の助けになる。そして、文字と音の関係が分かれば、書くべきアルファベットをイメージしやすくなり「書く」の助けにもなると考えた。
 そこで、英語学習において「単語の発音と文字の関係」の理解を重視した学習を繰り返し行うことで、「単語の定着や発音に良い効果をもたらすだろう」また、「4技能にも好影響が出るだろう」という仮説を立て、以下の方法で指導を行った。
1 「発音と文字の関係に注目しながら単語練習をするプリント」の使用
 授業のはじめ、15分ほどを使って、単語の発音をイメージし、正しい発音を聞き、単語を覚えて書く練習をし、自分で発音する、という流れのプリントを用いた学習を行った。
2 ICT機器の積極的な活用
 授業をコンピューター室で行うことを基本とし、パソコンやICレコーダーを積極的に用いた。具体的には、生徒が使えるパソコン内に、教科書の音声(会話文等)を入れておき、生徒たちが自分のタイミングで聞くことができるようにしたり、録音ソフトを使用し、生徒が自分の声で発音したものを記録しておくようにしたりした。ICレコーダーには、教科書の音声等、参考にできる音声を録音し、授業外でも聞くことができるようにした。
 以上の取組を通して、既習の単語を英語らしい音で発音できるようになってきている生徒が増えてきた。それに伴い、発音できる単語を正確に書けるようになってきている生徒も増えてきた。4技能については、英文を読む力(読解力)において、顕著な伸びを見せる生徒がいた。だが、すべての生徒がこのように発音の学習が成果に結びついている生徒がいるわけでなく、より効果的な指導の在り方を検討していく必要がある。

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「教育実践」
多面的に「自分自身の成長」に気付かせる指導の工夫
〜自分の取組を整理し、友達との自分のよさを認め合う「振り返り活動」を各単元で取り入れた実践〜
佐渡市立前浜小学校
後藤 洋子

  これまでの実践を振り返ってみると、自分自身の成長の気付きについては、最後の単元を中心に取り組んできた。そのため、できるようになったかのように一面的な成長の気付きが多かった。さらに、自分自身の成長を目に見える表面的なものと、目に見えない内面的なものの両面から具体的に実感させるためには、年間を通して継続的に自分のよさについて気付き、自己肯定感を蓄積していくことが必要であると考えた。
 そこで私は、試行錯誤しながら課題を達成できた自分に気付かせたり、その頑張りを友達から認められて自信につなげたりするため、「自分の取組を整理(手だて1)」したり、「友達と交流する「振り返り活動」(手だて2)」を各単元で設定したりした。この自分のよさに気付き、自覚させる取組の蓄積が、最後の単元では多面的に成長した自分自身に気付くことにつながると考えた。
1 手だての有効性の検証(研究一年次)
 手だて1では、以前の自分と今の自分の姿が分かるように教師がワークシートに写真を添付した。その結果、子どもたちは全員がマイワークシート(自分の取組を整理するワークシート)に自分の頑張りを書くことができた。しかし「できなかったことができた」の記述が多く、取り組んだ過程が見えなかった。また、活動初期の写真を添付したため、本人の頑張りとずれが生じたものも見られた。写真を添付したことで自分の思いや願いが有効に働かない場合があることが分かった。
 手だて2では、友達の頑張りを3種類のシールを使って「努力して頑張った自分」「協力したことでできるようになった自分」「以前できなかったことができるようになった自分」を選んだ。選ぶ際、「努力して頑張った自分」や「以前できなかったことができるようになった自分」については友達同士で見つけることができた。しかし「4月の頃は」「2学期になって」という言葉のみに注目して「自分のよさ」を見付ける様子が見られた。
2 手だての有効性の検証(研究二年次) 
 手だて1では、各単元で書いたマイワークシートを見返しながら1年間の活動を想起し、自分の頑張り、変化をマイワークシートにまとめた。その際、根拠も分かるように書くことを声掛けした。挿絵は、自分でかかせた。自分が変わったところ等、友達からアドバイスをもらいながらまとめていた。子どもたちは全員がマイワークシートに自分の頑張りの根拠も書くことができた。
 手だて2では、振り返り活動で自分ができるようになったことを発表した子どもも見られた。また、2年間一緒に成長してきた仲間だから伝えられる言葉も多く見られ、他者から認められることが、自分に自信をもたせ、更に頑張ろうと意欲がわくことも分かった。3種類のシールから選ぶ際、文章を何度も読み友達と吟味して貼られた分類シールの方が価値があると実感する子どもも見られた。継続してきたからこそ分かる2年間の成長の過程であった。
3 成果と課題
 これらのことから、手だて1、2を継続して取り組んだことで、目に見える表面的なものだけでなく、目に見えない内面的な自分のよさを含めて、多面的に自分のよさをまとめられることが明らかになった。各単元で自分の取組を整理し、友達との「自分のよさ」を認め合う「振り返り活動」を行えば、「自分のよさ」の自覚を蓄積させて自己肯定感を高め、自分自身の成長に気付くことができる。
 今後、自分自身の成長には「身近な人々の支えがあったこと」を実感させるにはどのようにするか等を明らかにしていく。

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「教育実践」
論理的に説明する力を伸ばす方程式指導の工夫
〜解決の手順をフローチャートにまとめる活動を通して〜
県立佐渡中等教育学校
梶原 敦

 1 主題設定の理由
 これまでの授業の中で生徒たちに物事を論理的に説明したり、記述したりする力を付けてやれなかった。このことを反省し、応用や活用の場面のみならず、計算などの場面においても、なぜその方法を使うのか理由を明らかにし、説明したり記述したりできるように授業を展開していきたいと考えている。
 そのためには、様々な問題においてその問題の特徴を的確に捉え、どの解法が適しているのかを判断することが必要であり、そこにフローチャートが有効なのではないかと考えた。生徒同士の対話的な学習の中で、自分自身の手でフローチャートを作成することができれば、計算方法についての理解が深まり、その過程で物事を論理的に説明したり、記述したりする力が伸びると考え、本研究主題を設定した。
2 研究仮説
 方程式の指導において、様々なパターンの問題を解く方法を事象に応じて整理し、解法の手順をフローチャートにまとめることができれば、説明したり記述したりする力が高まるであろう。
3 研究内容と手だて
(1)実践を行った単元
 計算領域においてもフローチャートは有効であると考え、第1学年「式の計算」、第1学年「方程式」、第3学年「2次方程式」において実践を行った。
(2)手だて1 【質問カード】を使った説明練習
(3)手だて2 フローチャートの作成
4 成果と課題
(1)成果
@ 手だて1 「質問カード」を使った説明
○聞き手はカードを使いそびれることがないよう、相手の説明をよく聞いて活動していた。
○説明側は、聞き手が出したカードに対して戸惑いを見せつつも根拠を示して論理的に説明しようとする様子が見られ、意欲も高まったと考えられる。
○使う枚数を「○種類以上」とすることで、説明を聞いてそれで終わり、上手だったねとはならず、関わり合いをもたせるツールとして有効である。
A 手だて2 解き方をフローチャートにまとめる
○アルゴリズムを視覚的にフローチャートにまとめることは、理解を深める上で有効である。
○問題を解く上で、なぜこのような処理をしなければならないのかが明確になるので、根拠を明らかにしながら論理的に説明したり記述したりする力が高まると考えられる。
(2)課題
 「質問カード」について、今後はカードがなくても根拠が明らかでなかったり、説明が不十分でなかったりしたときに進んで質問できる生徒になるよう目指していきたい。
 また、フローチャートを作成することが目的ではなく、フローチャートを使って課題解決ができることが目的である。実際にフローチャートを使いながら問題を解かせ、根拠を明らかにしてどのような処理をする必要があるかを説明できるようにしていきたい。

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「教育実践」
地域における社会的事象の意味についての「深い学び」を実現する指導の工夫
〜第3学年社会科における地域教材と他地域教材とを比較する活動を通して〜
佐渡市立八幡小学校
仲田 一雅

  本研究は、地域教材と他地域教材とを比較・総合し、地域における社会的事象の意味についての「深い学び」を実現する指導の研究である。地域教材とは自分が住む地域の教材であり、他地域教材とは自分の住む地域以外の教材である。
 平成29年度学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」の実現が求められている。そして、社会科の「深い学び」の実現には、「社会的な見方・考え方」が鍵である。
 これまでの実践を振り返ると、地域教材だけを扱った実践によって、地域固有の学習となってしまい、社会的事象の一般的意味理解に課題があった。また、地域固有の社会的事象の意味を知るだけでは、問題解決に向けた視野が狭くなり、「社会に見られる課題の解決」法にまで至らなかった。
 そこで、本研究では、地域教材をじっくりと学習した後、他地域教材を集中的に学習し、両者をベン図により比較・総合する活動を行う。それにより、地域固有の社会的事象の意味だけでなく、一般的な社会的事象の意味理解が進む。さらに地域に対する誇りと愛情、地域社会の一員としての自覚が養われる「深い学び」に至ると考えた。
 本研究では「社会的な見方・考え方」として、次の2点に着目して、実践を行った。
1 「位置と空間的広がり」に着目(第1実践)
 地域の伝統野菜と教科書教材の野菜とを比較・総合をさせた。地理的条件は異なっても農家は「おいしい野菜を食べてもらうことで、地元の野菜のよさを知ってほしい」と願っていることに気付かせることができた。
2 「時期や時間の経過」に着目(第2実践)
 地域の祭りと他地域の祭りを比較・総合させた。人口減や後継者不足などによる祭りの継承問題は地域でも他地域でも見られる問題である。祭りを受け継ぎたい、残したいという思いは同じである。そこで、継承の仕方に着目した。他世代や他地域の人々を取り込むことで、祭りの継承問題を解決しようとしていることを捉えることができた。児童は地域の先人の保存や継承のための工夫や努力を重く受け止めた。また継承の方法に誇りをもち、地域の伝統はその地域の人が責任をもって受け継ぐことの大切さに気付かせることができた。
 以上、二つの実践を通して、社会的事象の地域固有の意味理解が一般的な意味理解まで進んだ。地域に対する誇りと愛情、地域社会の一員としての自覚が養われる「深い学び」が実現した。

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「サークル活動」
日本プロ教師の会
佐渡市立高千小学校
本間 智英

  教員の「指導力」「対応力」「統率力」の向上を目指して立ち上げたサークルです。学習指導だけでなく、学級経営、生徒指導、特別支援教育など、様々な分野の研修を行っています。
 月に1〜2回の例会では、@会員の実践及び問題意識に基づいた内容の発表、A全国的に著名な先生のDVDやCDの視聴、B互いの悩み・情報の共有化 などを行っています。
 上記以外にも、佐渡市に勤める小・中学校教員を対象にした「指導力アップ講座」という研修会を開催しています。この研修会の講師は、本サークル会員です。また、これまでの研修会では、小・中学校教員以外にも事務職員の方や保育園の先生、一般の方の参加もありました。昨年度は5回開催し、今年度も4回計画しています。今年度から、新たな試みとして、本サークル会員以外から講師を募って、各々の実践などを共有できたら、と考えています。
 自らの力量を高めることはもちろんですが、佐渡市に勤務する教員の力量を高めるために少しでも役に立ちたいと考えています。

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「サークル活動」
佐渡音楽教育を語る会
佐渡市立真野中学校
石川 雄一

  「佐渡音楽教育を語る会」は、支部研修活動である「ルネス・E運動IN佐渡」を母体とし、28年度から自主サークルとして活動が始まりました。
 これまで、市の重点施策である「佐渡学」の推進に、音楽科の立場から取り組んできました。昨年度は、佐渡で開かれた下越音研の運営にも関わり、小・中9年間を通した伝統音楽の学びを、年間指導計画モデルとしてまとめました。
 また、講師をお招きして研修を行うことで、講師の専門性や人間性から多くを学び、佐渡の伝統芸能の素晴らしさを子どもたちに伝えたいという気持ちがより高まりました。
 佐渡には、「鬼太鼓」「佐渡おけさ」など、多くの伝統芸能があります。新学習指導要領を踏まえ、これらを素材に教材開発をして、授業実践を増やし広めていきたいと考えています。 
他の音楽サークル団体と研修交流をして見識を広めていく活動も行っていきたいと思っています。

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「サークル活動」
ルネスE運動IN佐渡 国語
佐渡市立八幡小学校
平澤 大樹

  佐渡市の・小中学校の教員を中心にした国語のサークルです。研究主題は、国語科における主体的・対話的で深い学びの実現です。「学力向上に役立つ情報交換をする」「小・中で学び合えるようにする」「指導案を検討することで指導力の向上を図る」を方針に、月に1回程度活動しています。主な活動内容は模擬授業、実践発表、指導案検討、情報交換などです。指導案検討を通してねらいに迫るための発問を検討したり、実践をもとに有効な手立てを参加者で共有したりしています。小・中学校のそれぞれの視点から意見が活発に交わされ、毎回充実した研修となっています。

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「サークル活動」
佐渡理科サークル
佐渡市立八幡小学校
大蔵 武彦

  佐渡理科サークルは、これまで各単元で身に付ける基礎・基本を明示した「理科年間指導計画」や会員の実践に基づいた「学習展開例」を作成してきました。また、これらの作成資料はデジタルデータ化し、佐渡市の各小学校に配付されており、授業実践に活用されています。
 また、島内小・中学校の教員にも広く参加を呼びかけて、教材製作研修会や公開授業・講演会の企画や運営を行っています。
 さらに、地域への貢献活動として、子どものための科学祭りで行われる科学体験教室にブースを出しました。理科が大好きな子どもたちが増えるよう、様々な活動に取り組んでいます。

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「サークル活動」
佐渡市小学校社会科サークル
佐渡市立新穂小学校
川村 哲也

  佐渡市小学校社会科サークルは「子どもが問題解決の力を付ける社会科授業」を目指し、 月に1回学習会を行っています。社会科が専門の人だけでなく、社会科を学びたい人、社会科の授業に悩んでいる人も参加しています。
 具体的な活動としては、会員が日々実践する社会科授業についての意見交流や実践紹介、情報提供、指導案検討を行います。紹介された授業や資料は各自が学校に持ち帰り、翌日からの社会科授業に生かしています。若手からベテランまでバランスのよい人数構成となっており、先輩から学んだり、刺激し合ったりして、互いの力を高めています。
 月に1回の学習会に加えて、8月には「佐渡島内巡検」を行っています。佐渡を知り、教材を新しく開発する上での重要な活動になっています。
 2年前から、地図出版会社や一般企業の方をお招きし、「佐渡社会科祭り」を開催しています。教員だけでなく、保護者・地域の方々にも、社会科を楽しんでもらう機会となり、好評をいただいています。
 今後も「子どもに社会科の力を付けたい」「社会科を好きになる子どもを育みたい」という信念のもと、研修を深めていきたいと考えています。

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「サークル活動」
佐渡道徳教育研究会
佐渡市立真野小学校
川上 大雅

  本会では、発足当初から子どもが本来もっている「よくなろうとする力」に目を向け、子どもの中から生まれる問いを大切にする授業づくりを研究しています。具体的には、レポート発表及び検討会の開催、会員の授業研究や実践発表のサポートを行っています。また、大学教授を招聘しての講演会も開催し、島内の全ての教員に案内しています。参加された方からは広く好評を得ています。
 このように当会は佐渡島内において道徳教育の推進に努める会であり、佐渡の道徳教育にとって大きな役割を担っています。今後も地域に根差した取組を進めていきたいと考えています。

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「サークル活動」
佐渡算数サークル
佐渡市立金井小学校
若林 祐介

 「佐渡算数サークル」は、佐渡島内に勤務する算数好きなメンバーで構成しています。
 今年度は、「算数科における主体的・対話的で深い学びを目指して」をテーマとして活動を進めています。このテーマに迫るために、会員一人一人が問題意識をもち、具体的な授業改善を図ることができるように研修を深めています。具体的な活動内容は、@実践発表・模擬授業などを中心とした一人一人の問題意識に基づいた指導力・授業力を高める研修 A島外からの講師による算数の授業力向上のための研修会・講演会の開催 です。
 「児童が算数を好きになってほしい」「児童に確かな学力を身に付けさせたい」という願いをもちながら、会員一人一人が日々研修に励んでいます。

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「サークル活動」
トキ体育の会
佐渡市立河原田小学校
小田 祐樹

  佐渡トキ体育の会は、小学校教員で体育を専門とする人だけでなく、体育の指導が好きな人や、学びたい人が集まるサークルです。
 活動は毎月1回程度、模擬授業を中心に指導力を高める研修を行っています。若手教員が模擬授業を行い、管理職会員等が指導します。互いに多くのことを学ぶ場となっています。
 このほかにも、佐渡市の教員を対象に「楽しい体育の授業づくり」研修会を開催し、本サークル会員が講師となって体育指導の提案を行っています。また、この「楽しい体育授業づくり」研修会には、佐渡市以外の体育サークルからゲスト講師を招くなど、他の地域の体育サークルとも交流を図っています。
 これからも佐渡市の体育指導の充実・発展のために、少しでも役に立てるサークルを目指します。

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「地域教育プログラム」
地域の課題を解決し、地域に貢献する子どもの育成
〜トキを中心とした環境学習(子どもの表現力の向上を目指して)〜
佐渡市立行谷小学校

 国産のトキが絶滅して以来、自然界でトキが生育し野生復帰を果たすことが地域の課題であった。この課題を共有し、児童の発表力を伸ばすことも目指して活動を継続してきた。「米づくり」「水辺の生き物調べ」では、生物多様性を重視した農業のよさを実感した。「トキ学習」「トキ解説員」では、トキの習性等を学び、県内外の人にトキ学習の学びを発信してきた。地域住民からの励ましや期待を受け、子どもたちは、たくさんの人とつながりながら、表現する力を伸ばしている。

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「教育実践」
比較・関連付けして社会的事象の意味を捉える子どもの育成
〜クラゲチャートの活用と学習活動の工夫を通して〜
佐渡市立金井小学校
椎井 慎太郎

  「比較・関連付けして社会的事象の意味について考える力」は、社会科で育てたい思考力の一つである。しかし、現行学習指導要領の課題に挙げられているとおり、その指導は難しい。これまでの指導を振り返っても、「関連付けて考えましょう」と、付けたい力を意識して声を掛けるようにしてきたが、一部の子どもにしか関連付けを促すことができなかった。その結果、社会的事象の意味を明確に捉えさせることができなかった。
 そこで本実践では、子どもの自発的な「比較・関連付け」を促し、その結果として社会的事象の意味を捉えさせるために、思考ツールを活用する。思考ツールには、「情報の可視化と操作性」といった特性や「促す」「気付きやすくする」という役割がある。このような思考ツールの良さを最大限に生かすことによって、上述した思考力を育てることができるのではないかと考えた。そこで、本実践では次の手だてを講じた。
1 比較・関連付けをさせる場面において、同じ観点の足をもったクラゲチャートを二つ並べる
 社会的事象の意味を捉えさせるために、思考ツールの一つである「クラゲチャート」を活用し、二つ並べて比較しやすくする。さらに、比較した後の自発的な関連付けを促すために、クラゲの足を同じ観点で並べるようにする。このようにすることで、クラゲチャートAの足と、クラゲチャートBの足を比較しやすくするとともに、観点をそろえた足があることで、子どもからの自発的な関連付けが促されると考えた。
2 関連付けを促し、相違点や共通点を明確にするための学習活動を工夫する
 二つのクラゲチャートを比較・関連付けする際に、その相違点や共通点が明確になることによって、社会的事象の意味が捉えやすくなると考えた。そこで、そのための学習活動を設定する。具体的には、全体共有場面→自力解決場面→グループ検討場面の三つの学習活動を工夫することによって、関連付けを促し、相違点を明確にさせるようにした。
 以上の手だてを行うことによって、6年生「新しい時代の幕開け」と「わたしたちの暮らしを支える政治」の単元では、社会的事象の意味を捉える子どもが増えた。今後は、他学年において手だての有効性を検証していきたい。

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「教育実践」
関連付けて社会的事象の意味を考える力を高める社会科指導の工夫
〜思考ツールを手だてとして〜
佐渡市立行谷小学校
星野 翔

  社会科の授業の中で子どもが意欲的に学習課題を追求し、思考力・判断力・表現力を高めていくことが求められている。
 しかし、これまでの実践を振り返ってみると、関連付けて捉えさせたい複数の社会的事象や資料を提示しても、一つの資料のみを使ってまとめを記述している児童が多く見られ、二つ以上の社会的事象をつなげ、関連付けて考えたり表現したりしている姿がほとんど見られなかった。そこで私は、次の点を工夫し、実践を行った。
 
【写真付きコンセプトマップによる関連性を視覚化】
 「コンセプトマップ」とは、複数の社会的事象を線でつなぎ、その関連性を記入していく思考ツールである。コンセプトマップを使う事で今まで学習した知識を整理し、線でつなぐことで社会的事象同士の関連性を視覚化させた。さらに、その思考ツールの中に写真を活用することで、社会的事象をより想起させ、より関連付けて捉えられるようにした。

 その結果、写真付きコンセプトマップを使うことで児童が社会的事象を関連付けて、社会的事象の意味を捉えることができた。
 一つ目の実践では、関連付けて社会的事象の意味を捉えることができた児童は半数ほどであったが、二つ目の実践ではほとんどの児童が関連付けて社会的事象の意味を捉えることができた。
 単元を通して関連付けを意識させたり、コンセプトマップの中の文字数を少なくして活用しやすいコンセプトマップにしたりすることで関連付けて社会的事象の意味を捉えることができるということが分かった。

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「教育実践」
数学的な表現力を育成する指導の工夫
〜自分の考え方を、根拠を明らかにして説明する活動を通して〜
佐渡市立真野中学校
村山 貴之

  生徒の実態を見ると、技能を問われる問題は比較的よくできるのに対し、自分の考え方を説明することは苦手としている生徒が多い。これまでの授業を振り返ると、計算技能を高めることに偏った授業を進めていたからではないかと考えている。
 学習指導要領において求められている「知識・技能の習得と思考力・判断力・表現力等の育成のバランスを重視する」ためには、与えられた問題から解く手がかりを見付け、どのように考えて解いたのかを表現する必要がある。その力を高めるために、本研究では次のようなステップで取り組んだ。
1 「考え方のモデル」を教師が示す
 自分の考え方をどのようにまとめたらよいかが分からない生徒もいる。そのため、まず教師が自分の考え方をどう表現するかのモデルを示す。モデルには式だけでなく、図や表なども取り入れる。
2 類題に取り組ませ、考え方を表させる
 教師のモデルを基に、考え方や解き方を表現できるようにしていく。書き方を理解した段階で、類題を与える。生徒同士で話し合いながら、考え方を表現させる。
3 発展問題を与え、問題を解く手がかりを説明させる
 今までの問題から少し難易度を上げた問題で、同じように考え方を説明できるかどうかを確認する。
 本実践を通して、計算結果をただ書くだけでなく、どうしてその答えになるのか理由を付けて考える生徒が増えてきたように感じている。今後もより効果的な方法がないか、引き続き実践を行っていく。

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「教育実践」
社会的な思考力・判断力を育成する社会科授業の工夫
〜単元を貫く課題と単元の終末で意思決定する取組を通して〜
佐渡市立金井中学校
引野 太

  本研究で、まず、単元を貫く学習課題を設定し、最初の時間にゴールを示す。そして、ワークシートを活用しながら思考を深めるための「知る・分かる・考える」過程と、それを基に、単元の終末で「意思決定」する過程を一つの単元として構成する。それを繰り返すことにより、生徒の学習意欲や課題意識が継続し、思考力や判断力が高まると考える。そこで、次のような手だてを講じる。
1 単元を貫く課題設定の工夫
 単元を貫く学習課題を設定し、単元の終末で意思決定をする場面を設定する。
2 ワークシートの工夫
 各授業の最後に、ワークシートを活用し、単元を貫く課題に関連する主発問に対してのまとめを継続的に行う。単元の終末で意思決定の課題に取り組む際に活用できるワークシートにする。
3 意思決定の際に、根拠や理由付けを明確にする工夫
トゥールミンモデル、ランキング等を活用する。 
 以上により、毎時間のまとめをワークシートを活用しその単元で継続して行ったため、意思決定場面では、複数の社会的事象と社会的事象とを関連付けたり、比較したりして、記述する生徒が見られた。

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「教育実践」
学校と地域がともに元気になる教育活動
〜小中連携校における地域の豊かな教育資源を生かす地域連携の取組〜
佐渡市立前浜小学校
松本 えりか

  前浜小中学校区は、高齢化や人口流出が進み限界集落に近い地域である。地域の人たちは、「元気な子どもの姿を見ることで生きるパワーがもらえる」「地域の生活や伝統文化を子どもに伝え継承してもらいたい」という思いを強くもっている。
 一方、子どもは、「人の役に立つ人間になったい」「地域で起こっていることや問題に興味関心がある」(平成27年度調査)の項目で肯定的評価が低い傾向だった。
こうした地域の願いと子どもの実態を受け止め、子どもが主体的に地域に関わり、地域の方と一緒に地域を学ぶ教育活動を工夫することで、共に元気になるのではないかと考えた。
そこで、学校と地域の『元気』を
 ・子どもが自己有用感をもち、意欲的に地域の生活や文化を学ぶ(学校の元気)
 ・地域が元気な子どもと関わり、地域のよさを伝える(地域の元気)
ととらえて取組を行った。
1  WinWinの関係で元気になる「ふれあい体験学習」
 この活動は、25年間続き地域の漁業を学ぶ大切な活動として位置づけられている。しかし、活動がマンネリ化傾向にあり、子どもの主体性に欠くところがあった。
 そこで、活動を見直し、子どもが主体となる働き掛けをすることで、子どもが活動を考えて打ち合わせ会に参加し、新しい活動に変えていった。
2 伝統を学び発表して元気になる伝統芸能の学習
 10年前まで伝統芸能が各学校で継承されていたが、学校統合が進み、伝統芸能継承が地域に返された。しかし、地域に子どもがいないため継承が難しい状態が続いていた。そこで、学校は地域とつながり伝統芸能や人材を集約し、伝統芸能を学ぶ場づくりを行うとともに、学習したことを生かす場づくりを行った。その結果、地域の方が学校で活躍する機会が多くなったり、子どもが学校だけでなく、地域行事に参加して伝統芸能を披露し、場を広げるようになったりした。
3 伝統行事を生かし地域貢献活動で元気になる袴紙作り
  自分たちが作った袴紙を地域400戸に配付する地域貢献活動である。中学生が、小学生に教える場づくりや地域の声を子どもに伝えるコーナーを設け活動の工夫を行った。それにより、子どもの自己有用感が高まり、次年度への意欲付けにつながった。
 このように、地域を学ぶ教育活動を工夫することにより、子どもの地域への関心や貢献の気持ちの高まり、地域連携・協働に対する地域と職員の意識の高まりが見られた。また、学校評価「地域と協力している」の「そう思う」評価が年々あがり、地域とともに学校づくりが行われている。

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「サークル活動」
Home science 下越
新潟市立鎧郷小学校
吉田 富貴子

 家庭科は、生きる力を付けるための主要な教科です。本サークルは、主に下越を範囲とした家庭科教員の集まりで、授業について語り合っています。校内で家庭科を担当している者が少なく相談できないことを持ち寄り、みんなでアイディアを出し合ったり、指導を受けたりしながら進めています。今年度は、新学習指導要領を踏まえ、5か年の学びが連続する指導の在り方を考えます。
 研究主題は「科学的根拠に基づく小中一貫の家庭科教育を目指して」です。活動内容は、「科学的根拠に基づく課題追究型家庭科教材の開発」「小中5年間の家庭科『学びの足跡〜食領域編〜』の構築」「授業改善を目指した指導案検討及び実践」の三つです。
 内容によっては、教科の枠を越えた参加者も募っております。案内が届きましたら、興味のある方はご参加ください。

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「サークル活動」
日本プロ教師の会
佐渡市立河崎小学校
濱田 晴明

 教員の「指導力」「対応力」「統率力」の向上を目指して立ち上げたサークルです。教科指導だけでなく、学級経営、生徒指導、特別支援教育など、様々な分野の研修を行っています。
 月2回の例会をもち、以下のような活動をしています。
1 会員の実践及び問題意識に基づいた内容の発表
2 全国的に著名な先生のDVDやCDの視聴
3 互いの悩み・情報の共有化
 上記の他に、昨年9月から今年の7月までの間に、佐渡市に勤める小・中学校の教員を対象にした研修会を4回行いました。今後も、市内の教員に呼びかけ指導力アップ研修会を開催します。この研修会の講師は、本サークル会員です。自らの力量を高めることはもちろんですが、佐渡市教員の力量を高めるために少しでも役に立ちたいと考えています。

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「サークル活動」
佐渡音楽教育を語る会
佐渡市立前浜小学校
松本 えりか

 「佐渡音楽教育を語る会」は、支部研修活動である「ルネス・E運動IN佐渡」を母体とし、28年度から自主サークルとして活動が始まりました。
 これまで、市の重点施策である「佐渡学」の推進に、音楽科の立場から取り組んできました。昨年度は、佐渡の伝統文化である能楽について鑑賞したり実際に演じたりする実技研修を重ね、教材化し授業実践に至るまでの活動をしました。
 また、講師をお招きして研修を行うことで、講師の専門性や人間性から多くを学び、佐渡の伝統芸能の素晴らしさを子どもたちに伝えたいという気持ちがより高まりました。
 佐渡には、この他にも「鬼太鼓」「佐渡おけさ」など、多くの伝統芸能があります。これらを素材に教材開発をし、授業実践を増やし広めていきたいと考えています。
 今年度は、佐渡で開かれる下越音研の運営にもかかわり、小・中9年間を通した伝統音楽の学びを、年間指導計画モデルとしてまとめています。
 他の音楽サークル団体と研修交流をして見識を広めていく活動も行っていきたいと思っています。

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「サークル活動」
ルネス国語in佐渡
佐渡市立八幡小学校
山ア 勝之

 佐渡市で活動する国語科の授業改善について勉強しているサークルです。5月から1月にかけて、月1回程度、公民館等で活動しています。小学校教員と中学校の国語科教員が主に参加しています。
 例年は、論文の検討や実践レポートの検討を主な活動としていました。今年度は、それに加えて、サークル員のうち2名が公開授業を行うことにしました。その2名の公開授業の指導案検討会や授業協議会に参加し、新しく求められている授業像について学んでいます。
 今年度の研修テーマは、新学習指導要領において授業改善の方向性として示されている「主体的・対話的で深い学び」を実現する国語科授業の在り方についてです。
 特に、社会に開かれた教育課程を実現する教科横断的な単元を開発することを大切にしています。その中で、資質・能力をはぐくむ国語科授業はどうあればよいかを学び合っています。

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「サークル活動」
SADO特別支援教育サークル
佐渡市立金井小学校
中村 哲裕

 当サークルは平成17年度に発足してから、今年で13年目を迎えます。活動は、主に佐渡市におけるセンター的役割を担う県立佐渡特別支援学校で行っています。活動を充実させるために、今まで「ぷれジョブ」や「ペアレントトレーニング」、「WISC-W」等の研修会を企画するほか、障害に対する理解を深めるための講演会等を実施してきました。
 昨年度は「誰にとっても分かりやすく参加しやすいユニバーサルデザイン授業(UDL)」と「障害のある児童生徒への合理的配慮」をキーワードに、実践紹介・情報交換を行いました。今年度は、ここに事例検討を加えて研修を進めています。秋頃には講演会も企画しています。より多くの方から参加していただき、情報を共有していきたいと考えています。

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「サークル活動」
佐渡理科サークル
佐渡市立八幡小学校
大蔵 武彦

 佐渡理科サークルは、これまで各単元で身に付ける基礎・基本を明示した「理科年間指導計画」や会員の実践に基づいた「学習展開例」を作成してきました。これらの作成資料はデジタルデータ化し、佐渡市の各小学校に配布されており、授業実践に活用されています。
 また、島内小中学校の先生方にも広く参加を呼びかけて、教材製作研修会や公開授業・講演会の企画や運営を行っています。
 さらに、地域への貢献活動として、子どものための科学祭りで行われる科学体験教室にブースを出しました。理科好きな子どもたちがたくさんに増えるよう、様々な活動に取り組んでいます。

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「サークル活動」
佐渡市小学校社会科サークル
佐渡市立新穂小学校
川村 哲也

 佐渡市社会科サークルは、「子どもが問題解決の力をつける社会科授業」を目指し研修を行っています。
 月に1回学習会を行っています。社会科が専門の人だけでなく、社会科を学びたい人、社会科の授業に悩んでいる人も参加しています。具体的な活動としては、会員が日々実践する社会科授業についての意見交流や実践紹介、情報提供、指導案検討を行います。紹介された授業や資料は各自が学校に持ち帰り、翌日からの社会科授業に生かしています。若手からベテランまでバランスのよい人数構成となっており、先輩から学んだり、刺激をし合ったりして、互いの力を高めています。
 月に1回の学習会に加えて、8月には「佐渡島内巡検」を行っています。佐渡を知り、教材を新しく開発する上での重要な活動になっています。
 今後も「子どもに社会科の力を付けたい」「社会科を好きになる子どもをはぐくみたい」という信念の下、研修を深めていきたいと考えています。

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「サークル活動」
佐渡道徳教育研究会
佐渡市立真野小学校
川上 大雅

 本会では、発足当初から子どもが本来もっている「よくなろうとする力」に目を向け、子どもの中から生まれる問いを大切にする授業づくりを研究しています。具体的には、レポート発表及び検討会の開催、会員の授業研究や実践発表のサポートを行っています。また、大学教授を招聘しての講演会も開催し、島内の全ての先生方に案内しています。参加された先生方からは広く好評を得ています。
 このように当会は佐渡島内において道徳教育の推進に努める会であり、佐渡の道徳教育にとって大きな役割を担っています。今後も地域に根ざした取組を進めていきたいと考えています。

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「サークル活動」
佐渡算数サークル
佐渡市立金井小学校
若林 祐介

 「佐渡算数サークル」は、佐渡島内に勤務する算数好きなメンバーで構成しています。
 今年度は、「算数科における主体的・対話的で深い学びを目指して」をテーマとして活動を進めています。このテーマに迫るために、会員一人一人が問題意識をもち、具体的な授業改善を図ることができるように研修を深めています。具体的な活動内容は、@実践発表・模擬授業などを中心とした一人一人の問題意識に基づいた指導力・授業力を高める研修 A外部講師による算数の授業力向上のための研修会・講演会の開催です。
 「児童が算数を好きになってほしい」「児童に確かな学力を身に付けさせたい」という願いをもちながら、会員一人一人が日々研修に励んでいます。

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「サークル活動」
トキ体育の会
佐渡市立高千小学校
本間 智英

 佐渡トキ体育の会は、小学校教員で体育を専門とする人だけでなく、体育の指導が好きな人、学びたい人が集まるサークルです。
 活動は毎月1回程度、模擬授業を中心に指導力を高める研修を行っています。若手教員が模擬授業を行い、管理職等が指導をします。互いに多くのことを学ぶ場となっています。
 このほかにも、佐渡市の先生方を対象に「楽しい体育の授業づくり」研修会を開催し、本サークル会員が講師となって体育指導の提案を行っています。また、この「楽しい体育授業づくり」研修会には、佐渡市以外の体育サークルからゲスト講師を招くなど、他の地域の体育サークルとも交流を図っています。
 これからも佐渡市の体育指導の充実・発展のために、少しでも役に立てるサークルを目指します。

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「サークル活動」
三市中東理科教育研究会
五泉市立村松小学校
菊池 直和

 「いきいき、のびのびを支える教員の手だて」を研究主題とし、一人一人が自己の実践力を高めるため、主体的に研修テーマを設定して日々の指導に励んでいます。今年度は4回の定例会を計画・開催し、日々の実践の成果や課題を発表しています。発表では、新たな視点や、発表者も気付いていなかった成果も教えてもらえます。課題に対しては、参加者全員で解決法を考えたり、過去の実践例などからヒントを得たりすることができます。発表者が一番得をする会となっています。
 また、毎年野外研修を行い、地域の自然を知る機会とするとともに、各会員の見聞を広げています。昨年度は胎内星祭りに参加し、星に関する知識を深めてきました。今年度は、柏崎刈羽原子力発電所を見学し、防災教育の視点からも放射線について学びます。年に一度は野外研修を行い、理科教師としての成長を確認する機会となっています。

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「ときわ教育奨励賞」
佐渡島内の理科教育振興に向けた取組の充実について
佐渡市立八幡小学校
大蔵 武彦

 理科教員として教材研究に励み、授業公開を通して自らの授業改善を積極的に提案しており、教育実践者としてのよきモデルとなっている。
 理科センター協力員のほか、佐渡島内の理科サークルの活性化に積極的に取り組み、理科教員の授業力向上への貢献度も高く、今後もその活躍が期待できる。

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「教科等研究セミナー」
教え合いは「できた・分かった」を増やし、「楽しさ」の向上につながるか
佐渡市立河崎小学校
小田 俊裕

  「すべての児童が運動を好きになってほしい。」この願いはすべての教師がもっているものである。しかし、技能面での「できる」「できない」がはっきりしている体育科においては、運動嫌いの児童が少なからずいるのが現実である。私は体育授業の中で「できた」だけでなく「分かった」という体験を児童がすることによって、運動好きの子どもが増えると考える。そして、子どもたちの「できた」「分かった」という気持ちは友達との関わり合いの中でこそ生まれるものであると考え、体育授業の関わり合いを活性化するための手だてを模索する。今回の研究では高学年「器械運動」の実践において、次の手だてを検証した。
1 確かな運動技能を身に付けるために
 マット運動で行う様々な技ができるためには、その基となる基礎感覚が必要である。繰り返し経験させ、基礎感覚を養うことが、マット運動における技能の向上へとつながる。本単元では毎時間基礎感覚づくりの運動に取り組ませ、そこで身に付けた感覚や、動きのコツを技の練習に生かせるようにした。
2 友達との関わり・学び合いを活性化するために
 単元を通した小グループでの学び合いを取り入れた。グループ内でのめあての共有や見合う際の視点の共有を行い、焦点化された教え合いができるようにした。また、技のポイントを明確にするためにコツを言語化して表現させた。それにより、学習の中での教え合いが活性化するようにした。さらに、学習作文で学びを表現させる活動を取り入れ、「分かった」ことを明確化し、次時の教え合いに生かせるようにした。
 学習の中で、児童は自らの見付けたコツを自分なりの言葉で表現し、友達と教え合い練習に取り組んだ。運動が苦手で、自分では技ができなくとも、友達の動きにアドバイスする姿も見られ、体育授業に対する「楽しさ」は向上したと言える。
 今後も他の領域で、児童同士が関わり合い、学び合えるための手だてを模索していく。

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「教科等研究セミナー」
新たな見方や考え方をつくり出し表現の思いを共有する児童の育成
〜 地域イベントに向けた大漁旗づくりを通して 〜
佐渡市立内海府小学校
若月 良允

  児童は、他との交流など様々な経験によって形成された見方や考え方を使って表現や鑑賞を行う。しかし、それらの経験が不十分だと、作品に対し「描き方が上手」「本物みたい」などの表面的な見方や考え方しかできない。
 そこで、児童に身近な地域素材を題材に取り上げた。児童同士の対話を整理しながら、児童なりの見方を引き出すとともに、地域の人が自らの経験を示したり語りかけたりする場を設定し、児童に対象を見つめ直させることにした。このような鑑賞や対話を経験させることで、児童は多面的、多角的な視点で対象を捉え、新たな見方や考え方をつくり出し、表現の思いを共有することができると考えた。本研究では、以下4点の手だてを講じた。
1 「大漁旗」や「波の写真」を鑑賞して、感じたことや考えたことを言語化させる。児童が言及した部分を指で指し示したり、他の児童の発言とつないだりしながら、発見を協働で積み重ねる場を設定する。
2  題材のことをよく知っている人や思いをもっている人と対話して心情に寄り添うことにより、地域の人の目線に近付けさせる。
3 児童が形や色から捉えたことやイメージを言葉にさせ、児童が気付いたところを教師が指で指し示すことで「見える化」し全体で共有する。
4 地域イベントで発表し、地域の人に認めてもらう場を設定する。
 児童は、これまでの表面的な見方や考え方だけでなく、「思い」といった見方や考え方ができるようになった。児童同士の交流の場では、友人の作品から思いを読み取ろうとする姿を見ることができるようになった。また、普段の生活や図画工作科の学習においても、表現の思いを考えながら鑑賞や表現を行うようになった。
 他の題材を設定したとき、どのように地域の人と交流させればよいか、検討が必要である。また、他学年において、この手だてが有効であるか今後も研究していく。

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「教科等研究セミナー」
比較・関連付けして社会的事象の意味を捉える子どもの育成
〜 クラゲチャートの活用を通して 〜
佐渡市立金井小学校
椎井 慎太郎

  「比較・関連付けして社会的事象の意味について考える力」は、社会科で育てたい思考力の一つである。しかし、現行学習指導要領の課題に挙げられているとおり、その指導は難しい。これまでの指導を振り返っても、「関連付けて考えましょう。」と、付けたい力を意識して声を掛けるようにしてきたが、一部の児童にしか関連付けを促すことができなかった。その結果、社会的事象の意味を明確に捉えさせることができなかった。
 そこで、本実践では、児童の自発的な「比較・関連付け」を促し、その結果として社会的事象の意味を捉えさせるために、思考ツールを活用する。思考ツールには、「情報の可視化と操作性」といった特性や「促す」「気付きやすくする」という役割がある。このような思考ツールのよさを最大限に生かすことによって、上述した思考力を育てることができるのではないかと考えた。
 そこで、本実践では次の手だてを講じた。
1 比較・関連付けをさせる場面において、同じ観点の足をもったクラゲチャートを2つ並べる
 社会的事象の意味を捉えさせるために、思考ツールの1つである「クラゲチャート」を活用し、2つ並べて比較しやすくする。さらに、比較した後の自発的な関連付けを促すために、クラゲの足を同じ観点で並べるようにする。このようにすることで、クラゲチャートAの足と、クラゲチャートBの足を比較しやすくするとともに、観点をそろえた足があることで、児童からの自発的な関連付けが促されると考えた。
2 関連付けを促し、相違点を明確にするための学習活動を設定する
 2つのクラゲチャートを比較・関連付けする際に、その相違点が明確になることによって、社会的事象の意味が捉えやすくなると考えた。そこで、そのための学習活動を設定する。具体的には、全体共有場面→自力解決場面→グループ検討場面の3つの学習活動を設定することによって、関連付けを促し、相違点を明確にさせるようにした。
 以上の手だてを行うことによって、6年生「新しい時代の幕開け」の第5時では、クラゲチャートを活用することによって社会的事象の意味を捉える児童が増えた。今後は、政治単元において手だての有効性を検証していきたい。

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「教育実践」
体育科におけるワークショップ型授業の導入
〜体つくり運動での実践を通して〜
佐渡市立行谷小学校
阿部 義弘

  文部科学省では「体つくり運動」について,「体力の必要性の学習の大切さ」と「仲間との豊かな交流の大切さ」を示している。これまでの私の「体つくり運動」の授業を振り返ると,教師が様々な運動を紹介し,それを子どもにさせるドリル的な活動が多く,子どもが思考する場面や相互に関わる場面が見られなかった。そこで,子どもの関わる力や思考力を高めるのに有効であるとされているワークショップ型授業が,体育科にも有効ではないかと考えた。
 ワークショップとは,「講義などの一方的な知識伝達のスタイルではなく,参加者が自ら参加・体験して共同で何かを学び合ったり作り出したりする学びと創造のスタイル」→「参加体験型グループ学習」である。子どもは教師から与えられた枠の中で,自ら考え創造していくスタイルの授業となる。
 しかし,体育科は他の教科と違い,「運動量の確保」「安全管理」「広大な場」などの要素がある。導入の際には,これまでのワークショップ型授業に改善を加え,思考力や関わり合う力を高めていくことを試みた。
 実践では,「意欲面の上昇」「アドバイスを行うことで,他者の意見を取り入れたより良い動きの追求」「自分たちの動きの前回との違いの認識」「動きの回数や時間への意識の向上」などの成果が得られた。
 課題としては,ねらっている高めたい部分を意識した運動になっていないグループがあったことが挙げられる。そうならないためにも,教師が説明段階で,しっかりとした活動の枠を与える方法をさらに追求していくことが必要である。

<参考文献>
ワークショップ -新しい学びと創造の場 中野民夫 岩波書店 2001
動きの「感じ」と「気づき」を大切にした体つくり運動の授業づくり 細江 文利,鈴木 直樹,成家 篤史 教育出版 2011


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「教育実践」
自らの考えを見直す子どもを育てる理科授業
〜様々な根拠に着目させる交流を通して〜
佐渡市立両津小学校
本間 英一

 理科では,子どもの自然事象に対する素朴な考えをより客観性のある考えに高めることが求められている。そのためには,子どもが様々な根拠(事実や既有の知識)に着目し,自分のこれまでの考えを絶えず見直しながら事象を捉えることが重要である。
 理科学習は一般的に,@自然事象とかかわるA問いをもつB仮説を立てるC検証実験を行うD結論を導く,という展開が多くとられる。この,「B仮説を立てる」場面において,多くの子どもは印象的な根拠だけに着目して考えたり,発言力のある子どもの意見に安易に同調したりする傾向にあり,考えの交流を取り入れても考えを見直すまでには至らなかった。そのため,「C検証実験を行う」場面で,教師が有効な実験方法を提示し,実験結果に着目させたとしても,子どもは自分の考えを見直し,より客観性のある考えには高められなかったのである。つまり,調べたい,確かめたいという必要感がないままの検証実験だったのである。
 そこで私は,「B仮説を立てる」場面において,自分の考えの確証と反証,相手の考えの確証と反証が書ける「マトリクス」を提示し,この表に考えを書かせたり,表を使って考えを交流させたりした。
 「マトリクス」を提示し,この表に考えを書かせたり,表を使って考えを交流させたりしたことで,子どもは互いの考えを視覚的に把握することができた。さらにこのことは,様々な根拠に着目し自分の考えを見直すことにつながった。その後子どもは,検証実験で得た事実を基に,自分の考えを強化した。

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「教育実践」 
関係付けながら調べる理科学習の工夫
〜第4学年『水の3つのすがた』より〜
佐渡市立沢根小学校
大蔵 武彦

 

 本単元は,水の状態変化を温度変化と関係付けながらとらえさせることがねらいである。しかし,これまでの私の実践では,「水は100℃で沸騰して水蒸気に変化する。」という関係付けで終わっていたため,沸騰実験の最中にフラスコの底から出てくるあわが水蒸気であることや,水蒸気が冷やされて湯気になることを十分に説明することができなかった。この要因は,「水←→水蒸気」の状態変化を温度変化と関係付け,意識させながら考えさせる手だを講じてこなかったことにある。

 そこで私は,水の状態変化を『水モデル』で表すだけでなく,水を100℃にする熱量を『熱モデル』として与え,水の状態変化と熱量の変化を2種類のモデルを使って考えさせた。

 熱量を表す赤色マグネットの提示により,水の状態変化と温度変化を関係付けた事象解釈をさせることができた。さらに,水の状態変化について,熱量の働きをイメージさせることができた。また,モデルは,可視化や操作性に優れつつ,統一された表現のため,互いの考えを比較しやすい。そのため,お互いの考えの比較・検討を通してより妥当なモデル表現や事象の説明へと高めることができた。
 モデル操作と言語を結び付けて文章化する場面の設定では,モデル操作そのものを文章化させるのではなく,科学的な言語に置き換えて説明させることで,事象理解をより確かにさせることができた。


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「教育実践」 
読みを深める国語科学習指導
〜根拠と理由を分けて考えをもたせる話合い活動を通して〜
佐渡市立七浦小学校
名塚 裕樹

  「読むことはおもしろい」そのように前向きな気持ちで文学作品と向き合う子どもたちを育てたい。「読むことのおもしろさ」は「読みが深まること」にあると考える。つまり、「作品を読んで得られた考えを交流させることで、物語や登場人物に対する考えが広がったり、深まったりと変容すること」である。
 これまで私が行ってきた物語文の授業での話合い場面では、活発な子の発言のみで授業が進んでいく展開が多かった。子どもたちの考えをうまく交流させられず、教師が整合性があると思われる一つの読みを共有させ、まとめて終結させるような授業であった。
 そこで、本研究では新潟大学の佐藤佐敏准教授が「読みが深まる話合い」として提唱した「解釈のアブダクションモデル」を小学校段階でも工夫して取り入れることを通して、子どもたちの読みの広がりや深まりを検証していった。具体的には、選択式(二者・三者択一)の発問をした後に「立場、証拠、理由」に分けて自分の考えをもたせた上で話合い活動を組織することを手立てとした。
 実践の初期では、「立場、証拠、理由」に分けて自分の考えをもつことに抵抗を示していた児童が多くいた。しかし、単元を通して選択式の発問を繰り返し行ったり、ノートを細かく見取っていったりすることで、教師が期待する筋道の通った考えを書くことができるようになった。
 授業で書いた児童のノート記述を見ると、「私は、○○という立場が強くなった。今日は、○○さんの考えに一番納得した。なぜかと言うと・・・」というように解釈が広がったり深まったりしていく様子が見られた。
 課題としては、選択式の発問の扱い方が挙げられる。教材価値に迫る発問を開発すること、また単元のどの場面で用いることが有効であるのか、今後も追究していきたい。
【参考文献】
「思考力を高める授業〜作品を解釈するメカニズム〜」佐藤佐敏  三省堂 2013

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記録の向上を目指した短距離走の指導の工夫  
〜ポンピュン走法を取り入れて〜
佐渡市立小木小学校
高橋 高志

  短距離走の指導において、福島大学川本和久教授の提唱する「ポンピュン走法」を以下の3つの手立てから改善し、体育学習に導入した。
 手立て@ 正しい動きを身につけるため、ゲーム的要素を入れた基礎感覚づくり
 手立てA 正しい動きの技術ポイントに気付かせる発問
 手立てB 正しい動きを身に付けさせるための用具や場の工夫
 その結果、得られた成果は以下の4点である。
(1) 69%の子どもに疾走フォームの改善が見られ、65パーセントの児童の記録が向上した。
(2) 基礎感覚づくりによって、疾走時の姿勢が改善した。
(3) 発問を計画的に位置付け、実際にやってみながら考えさせることは、子どもに正しい疾走フォームを意識させ、体感させるために有効であった。
(4) 場や道具を工夫し、ポンピュン走法の動きを含んだ運動をさせることは、子どもの疾走フォームの改善に有効であった。

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