支部情報BOX

2023.02.14

新潟西蒲支部

後期支部総会に向けて

新潟西蒲支部会員の皆様へ

厳しかった寒さも峠を超え,春の気配が少しずつ感じられるようになってまいりました。

会員の皆さんにおかれましては,今年度のまとめと来年度に向けての準備で,多忙な毎日をお過ごしのことと存じます。

さて,ときわ会新潟西蒲支部の活動も大詰めを迎えております。この1年間の成果と課題を整理し,次年度にしっかりとつなげていきたいと考えています。

今年度は『支部活動のこれまでを振り返り,これからを考える』ことを主要テーマの1つとして掲げ,取り組んだ1年でした。未来図推進委員会の皆さんおかげで,大変充実した取組を行うことができました。

3年ぶりに実施した西蒲遠足は,これまでの取組の意義を振り返り,実感する大変よい機会となりました。また,全会員を対象に実施したアンケート調査からは,皆さんお一人お一人の様々な思いや願いとともに,教育に対する熱意や情熱を強く感じ取ることができました。そして,12月に開催した地区懇談会では,それぞれの思いを存分に出し合い,交流を深めることができました。熱く語り合う皆さんの姿を大変嬉しく,そして頼もしく思いました。

1月上旬に未来図推進委員会が開催され,各地区で話し合われたことを基に,これからの支部活動の方向性について整理し,提案をまとめてくださいました。提案の主な内容は,次のとおりです。

 

① 会員のニーズに即した,選択できる研修

・専門性を高める研修,ライフステージに応じた研修,職種ごとの研修

LINETeams等を活用した気軽な情報交換

② 対面のよさを生かした楽しく意義のある交流

・「地域を学ぶ活動(外部人材交流等も含む)」を通じた地域との交流・会員同士の交流

・楽しく,語り合いたくなる懇談会や懇親会

③ ICTの積極的な活用

・「支部活動へのICT活用推進」と「ICT研修(GIGA)」を担う特設委員会の設置

・オンライン研修,Googleフォームへの実践の蓄積・共有,SNS等による広報活動

 

未来図推進委員の皆さんの大変熱心な取組に心から感謝します。また,ここに至るまで,会員の皆さんお一人お一人が自分ごととして受け止め,一生懸命考えてくださったことを大変嬉しく思っています。

提案いただいた内容を来年度からすべて実施することは難しいのですが,実現していくためのベースを整えて,これからにつなげていきたいと思います。3月2日()に開催予定の後期支部総会では,そのことについてお話しさせていただく予定です。

また,後期支部総会では,ときわ会副会長の斉藤いずみ先生からご講演をいただきます。皆様ご存じのとおり,斉藤いずみ先生は『特殊教育から特別支援教育へ』という大変革期において,中核となって教育実践ならびに教育行政に取り組まれ,正に,新潟の特別支援教育を創ってこられた方です。斉藤先生が語ってくださる教師としての志,ときわ会員としての志は,これから新しい時代の教育を創っていく皆さんに大きな示唆を与えてくださることと思います。

ご講演後,小グループによるミニ対話を行います。「これまでときわ会からどんなことを学んできたか (入会間もない方は,「これからどんなことを学んでいきたいか」) 」「これからときわ会は,どう進化・深化していくべきか (ときわ会への期待等) 」について,会員同士で大いに語り合い,来年度以降につなげていきます。

後期支部総会への参加をお待ちしています。

支部長 巻北小 上澤田