支部情報BOX

2024.07.03

新発田支部

新発田支部 広報 「ときわ新発田」 支部長巻頭言

すべては子どもが起点

~創造とつながりを大切に~

新発田支部長 相澤 祐助

令和6年度、新発田支部長をおおせつかりました相澤祐助です。新型ウイルス禍を乗り越えつつある現在ですが、不確実な時代、先行きがなかなか見通せない状況であることには変わりがありません。そんな中だからこそ、ときわ会新発田支部の会員が相互に手を取り合い、前に進んで行くことが大切です。会員の皆様の御理解と御協力のもと、全力で支部運営を進めていく所存です。

常々、私は、「誰かのために」思いをめぐらせ、身体を動かすことが重要だと考えています。人間は、ついつい「自分のため」に行動しがちです。自分がかわいいからです。自分が楽しく、楽になりたいからです。でも私は違うと思うのです。「自分のためだけに」行動することは、決して「自分のためにならない」のです。自分のことしか考えないというのは、人のことはどうでもよくなるということです。冷たく、さみしいものです。誰ともつながることができず、独りよがりの行動にしかならないのです。

今年度の支部のスローガンは、「すべては子どもが起点~創造とつながりを大切に~」としました。私たち教職員は、子どものために力量を高め合うことが原点だと思うからです。そして、仲間のためにも力を発揮し、相互に錬磨していく必要もあります。そこで新たな研修スタイル「Meet研修」を立ち上げます。従来の中堅研や壮年研をやめ、学びたい研修を企画し、学びたい研修に対面で参加するものです。まさに、仲間のために学びを創り、仲間と共に学び合うのです。会員同士がつながる姿がそこにはあります。さらに、誰かのために動くことで、周りが幸せになり、自分もやりがいを感じ、自分の存在価値が高まると言えます。

ポイントは、研修にいかに参加するかの視点です。誰かのために研修を考える、会員のために考えてくれた研修に感謝して参加する、ここだと思います。私たち新発田支部には力量ある、魅力にあふれた会員がたくさんいます。その人材が活かされ、会員が子どものために輝きながら教壇に立つことを目指し、全会員が強い絆でつながっていきましょう。