新しい時代を創る子どもを育むために
~自ら進んで研修し、真の楽しさを味わう支部活動に~
魚沼・小千谷支部 支部長 小千谷小学校 佐藤 浩一(63)
1 はじめに
4月27日(水)に当支部で初めて平日夜の開催となる支部総会を感染症対策を講じながら、会員が一堂に会して開催することができました。対面で行うよさ、同じ空間を共有するよさを改めて感じることができました。
2 令和4年度 支部運営基本方針について
支部総会では、以下のような「令和4年度 支部運営基本方針」を全会員で確認しました。
魚沼・小千谷に学び、つながり、新しい時代を創る教育の実現
~「自立」「協働」「創造」をキーワードに、子どもたちに確かな学力と郷土愛を育む~ |
昨年度は、新型ウイルス感染症により、オンライン等による研修や会合が増え、移動による時間や経費等の負担が軽減され、効率的な研修等が推進されてきました。その反面、人と人とのつながりが希薄化し、会員の所属感等の低下を招いていると感じています。
人と人のつながりが弱くなりがちな今だからこそ、会員が「自立」しながら切磋琢磨し、「協働」し、新たな価値等を「創造」する研修や、感染症対策を行いながら親睦を深める取組を推進し、支部活動の質的向上と支部内の教育課題解決を図っていく必要があります。
特に、学力向上は、県の最重要課題であり、魚沼・小千谷支部の大きな課題です。「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体化の中で児童生徒の資質・能力を育み、持続可能な社会の創り手としての全人的な発達・成長を保障する必要があります。
そのためには、全会員が「ときわ会本旨」に掲げられた使命を深く自覚し、進んで支部活動に参加して相互に練磨し合いながら研修に努め、自らを高めていかなければなりません。 自然・歴史・文化が豊かな魚沼・小千谷支部の教育を託されたことに誇りと気概をもち、地域の信頼に応えるべく、新しい時代を創る子どもたちに確かな学力と郷土愛を育む教育を推進していく必要があります。
3 令和4年度 支部活動の重点について
今年度の「活動の重点」は次の6つです。
(1)社会の要請と会員のニーズに合った活動の推進
(2)ときわ未来図の実現に向けた指導力を高める研修の充実 (3)会員の専門性を高める機会提供と顕彰、つながり感の強化と新会員の獲得 (4)多くの会員の顔が見える広報誌「山河」・研修誌「原流」の作成 (5)特別支援教育の充実と指導者の発掘・養成 (6)PDCAサイクルにより更なる運営の改善 |
大前提として、全ての支部活動において「新しいスタイルでの研修や活動を模索し、工夫して実施すること。研修や活動の歩みを止めないこと」を、全会員で確認しました。
特に、(6)では、今年度ICT推進委員会から、「Googleグループを活用した通信連絡網の整備」を行ってもらっています。このように、効率化を図りながら、昨年度よりも一歩でも半歩でも充実した支部活動になるよう、歩みを進めていきたいと考えています。
4 おわりに
魚沼・小千谷支部でも本部の基本方針を受け、会員一人一人が「自ら進んで研修する」ことで「真の楽しさ」を味わう支部活動にしていきたいと強く願っています。
今年度の魚沼・小千谷支部の活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。