(小学校学習指導要領解説 特別の教科 道徳編より)
子どもの学習状況や成長の様子を把握するには,発言,作文,感想文等,子どもの考えを表出したものから評価すると学習指導要領解説には書かれています。一般的には,授業での振り返り記述を用いて評価する方が多いと思います。 では,その振り返り記述を,どのような視点で書かせればいいのでしょうか。ただ,「分かったことを書きなさい。」だけでは,子どもの成長を見取るための記述は得られません。子どもの実態や担任の思いを考慮して行うことが一番大切だと考えます。あくまでも例ですが,紹介します。
授業での振り返りを評価につなげるためには、それを集積し、活用していく必要があります。振り返り記述の集積方法やその活用の仕方について,紹介します。あくまでも例ですので,自分なりの方法を模索していってください。
また、学習指導要領では、児童生徒の学習状況や成長の様子を見取る際の視点として次の3点を挙げています。
この視点から見取った児童生徒の学習状況や成長の様子をもとに、指導要録に記載する評価文を作成します。