国語の学習で特に説明文を学習することに苦手意識・嫌悪感をもつ児童が多いように感じている。それは、「1つの答えにならないことが多い」「勉強して何ができるようになったのかよく分からない」という理由があるのではないかと考えた。児童が苦手意識・嫌悪感をもつ理由を改善しつつ、学習指導要領に示してある内容が身に付くように単元を構成していけば、国語を学習する意欲が向上していくのではないかと思いテーマを設定した。
1学期は①目的意識をもって学びを活かしながら学習する②本時の中で学ぶことをはっきりさせ根拠を明確にする③児童が好む学習スタイル(話合い)を授業で使う、といった3つの柱をもとに単元を構成し実践を行った。
1学期の実践で、目的をもって学習すること・1時間の中で学ぶことをはっきりさせることの効果は上がったが、学習指導要領に示された内容を話合いで身に付けさせることには課題が残った。
1学期の実践で効果が上がったことは継続しつつ、課題を解決することで、さらに意欲を向上できるようにしていく。