学習指導要領において、言語活動の充実が挙げられている。言語活動の充実を図ることは、生徒に思考力・表現力等を身に付けさせ、社会の変化に対応する能力やそれに伴う課題を自らの力で解決する能力を育成することを目指していると考えた。そこで、以下の方策を使い、社会科的な思考力・表現力を高める授業のあり方を研究した。
1 言語活動構想図の作成
言語活動を充実させるために、単元を貫く授業構成を構築した。
2 効果的な資料の提示
グループ活動を活性化させるために、資料の精選に努めた。
3 三角ロジックの活用
思考力を高めるために、論理的な考え方の育成を目指した。
今後も授業改善の核を「言語活動の工夫」とし、言語活動の充実を図ることで、生徒の社会科的な思考力・表現力を高める努力を続けていく。