教育データベース

2020.01.17

特別支援教育

新潟

令和元年度

生徒が自己肯定感を高め、意欲的に活動に参加する姿を目指した指導・支援の在り方について

江南高等特別支援学校 伊藤 宏之

“生徒の自己肯定感を高め、「これをやりたい」という思いや目標をもち、意欲的に取り組む姿や周囲と関わる姿を目指した研究である。障害のある生徒の中には、自分に自信がもてずに不安な思いや劣等感を抱えている生徒が多く見受けられる。これは、人から認められたり、自分の良さに目を向けたりする経験が不足しているからだと考えた。
自己肯定感を高めるためには、「他者との関わり」が重要であると考える。「他者との関わり」を通して人から認められたり、自分の良さに気付いたりする経験を多く積ませたい。
本研究では「構成的グループエンカウンターや教育相談などを通して、自己理解・自己受容を促すことで、生徒の自己肯定感が育まれるであろう」という研究仮説を立てて実践を行った。
 実践を通して、自分のやりたいことを見付けて意欲的に取り組み、卒業後も前向きに日々の生活を送る生徒の姿が見られるようになった。
“,令和元年度”