受賞理由
科学が好きな生徒を育てたいという信念と確かな理科教育理論に基づいて,質の高い実践を積み重ねている。とりわけ,仮説実験授業を基にした理科授業の実践を長年継続していることは注目に値する。
ガリレオクラブ」で指導した生徒の科学研究作品が,平成19年度から6年もの長きに渡り,毎年高い評価を受けている。自身もその指導者として,「日本学生科学賞優秀指導者賞」を受賞している。また,今年度は「第56回日本学生科学賞中央審査」中学校の部において「内閣総理大臣賞」に輝くなど,全国的にもレベルの高い研究活動を生徒に促しており,その指導力は高く評価できる。