教育データベース

2013.01.13

キャリア教育

新潟

平成25年度

勤労観・職業観を高め、自らの夢を豊かに表現する子どもの育成

新潟市立女池小学校 脇野 義久

小学校6年生のキャリア教育の実践において、次のように体験活動を充実させ言語活動を工夫すれば、自分なりの勤労観・職業観を高め、自らの夢を豊かに表現する子どもを育成することができると考え、実践研究に取り組んだ
 体験活動の充実については、キッザニア体験学習を通して、子どもたちの仕事に対する否定的・義務的なイメージが、体験後、「大変だけど楽しい」「あいさつや笑顔が大切」といった肯定的なものに変容し、結果として自分なりの勤労観・職業観をもたせることができた。また、地域の職場体験学習を3回位置付けることで、勤労観・職業観をその都度高め、確かにしていくことに結びつけることができた
 国語科との関連を意識した言語活動については、不特定多数の読者を想定したり、将来就きたい職業調べで得た情報をあらためて整理・再告ャしながらまとめさせ、文章化させたりしたことは、子どもが将来の夢や勤労観・職業観を明確にする上で有効であった。