プログラミング言語を覚えることではなく、プログラミングの体験を通して、「プログラミング的思考」を学ぶとともに、それを教科の学びに活かしていこうとするものです。
「プログラミング的思考」とはコンピュータに限らず、「自分が意図したことを実現するために、何が必要で、それらをどのように組み合わせればいいのかを検討したり、その組み合わせをどう改善すれば効率的かといったことを論理的に考える」ことです。即ち、物事を漠然と考えるのではなく、「課題解決に向け、手順を考え、修正したり反復したりしながら考察していく」ことです。この思考は、各教科の学びのあらゆるシーンで役立つ可能性が高いのです。
各学校でプログラミング教育を進めていく上で大切なことは、「何を使うとよいか」ということと、「どの教科のどの単元で行えばよいか」ということです。具体的な事例は当ホームページの「プログラミング教育実践事例集」を参考にしてください。
ビジュアル・プログラミング | 視覚的なブロックなどを組み合わせて,画面上の絵を動かす。 (スクラッチやプログラミン,ビスケットなど) |
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フィジカル・プログラミング | ロボットなどの実際の機器をプログラムで動かす。 (マイクロビットやアーテックロボなど) |
アンプラグド・プログラミング | 視覚的なブロックなどを組み合わせて,画面上の絵を動かす。 (スクラッチやプログラミン,ビスケットなど) |