東蒲・五泉支部は、2月の支部冬季研修総会に向けて準備を進めています。
誰しも予想しなかったコロナウイルス感染症の拡大によって、社会の様相は一変しました。 教育の現場も例外ではありません。しかし、私たちは、「一人一人の学びをとめない」この言葉を大切にし、支部会員一人一人の思いの実現に向け、支え合うことをねらいとして研修会を開催しています。9月に行われた秋季研修会に続き、オンラインによる全体研修と、来年度の教育研究発表会に向けて中間検討となる分科会で、学びを一層高め合います。
全体研修では、支部内の小中学校で来年度から取組をスタートさせるコミュニティ・スクール(学校運営協議会)をいかに充実させるか、その鍵となる協議会委員の選出及び地域学校協働本部の運営に焦点をあて研修を深めます。
地域住民や保護者が学校運営に参加できる「コミュニティ・スクール」(学校運営協議会)は、2004年度に地方教育行政法を改正して創設され、2005年度からスタートしました。さらに、2017年3月に、コミュニティ・スクールの設置がこれまでの「置くことができる」との「任意」から、「置くように努めなければならない」との努力義務化されたことから大幅増につながり、令和元年度は前年度の約1.4倍の7601校が全国で設置されました。コミュニティ・スクールを形骸化させないためにも、スタート時の研修が重要です。
学校が活性化する効果があった、魅力ある学校づくりがより進められるようになったと、自信をもって答えられるように研修会を充実させたいと考えます。事前研修を済ませての参加で会を盛り上げましょう。期待してご参加ください。
東蒲・五泉支部 副支部長 甲斐浩之