本研究は、学習内容の可視化に焦点を当て、児童とともに『学習計画』を立てることで単元のゴールの見通しをもたせ、毎時間の学びを『アイテムボード』に整理することで児童の学習意欲を高める指導法の有効性を検証したものである。児童は、ゴールが分かると、そこに向かって一生懸命未習の問題を解決しようとする。その際には、既習事項の引き出しの存在が必要である。単元のゴールである「未来」と既習事項の「過去」の二つを可視化することで、児童は課題を自覚し、自己決定しながら学習を進める姿が見られた。
2020.01.17
小学校
算数・数学
下越
令和元年度
三川小学校 吉田 俊哉
本研究は、学習内容の可視化に焦点を当て、児童とともに『学習計画』を立てることで単元のゴールの見通しをもたせ、毎時間の学びを『アイテムボード』に整理することで児童の学習意欲を高める指導法の有効性を検証したものである。児童は、ゴールが分かると、そこに向かって一生懸命未習の問題を解決しようとする。その際には、既習事項の引き出しの存在が必要である。単元のゴールである「未来」と既習事項の「過去」の二つを可視化することで、児童は課題を自覚し、自己決定しながら学習を進める姿が見られた。