教育データベース

2020.01.17

中学校

中越

令和元年度

ふるさと片貝への愛着と誇りを土台として、未来に向かって進む生徒の育成 ~地域教育資源を生かした「ふるさと学習」の体系化と全校体制による取組を通して~

片貝中学校 相田 覚

小千谷市片貝地区は、古い歴史と独特な文化を育んできた地域である。生徒は、この地域で育ち、小さい頃から家族や地域住民の話を聞いたり、実際に見たりしてきた。しかし近年、その歴史・文化が正しく継承されず、ふるさとへの愛着や誇りをもつ生徒が少なくなることを学校も地域も危惧していた。そこで、豊かな地域教育資源をいかした「ふるさと学習」を通して、未来に向かって進む生徒の育成に取り組むことにした。「ふるさと学習」実現のためには、教育活動としての体系化と全校体制での取組が必要であった。校長の指導の下、教頭がミドルリーダーと協働し、全生徒・全職員が関わる「ふるさと学習」を目指して取り組んだ。その結果、地域への愛着や地域に貢献する気持ちが高まるとともに、夢や希望をもち未来に向かって進む生徒の育成につながった。