学び続ける心
副支部長 吉田 孝則
(今町小・61年度)
「筬の音第171号巻頭言」で、今井渉支部長先生は、「見附支部に脈々と流れている『個の輝き』を求めた先達の思いを継承し、支部会員一人一人が研修や様々な機会での語り合いを通して、個がさらに輝く支部として力強く歩みを進める1年としていきたい。」と述べておられます。私も、支部総会懇親会の閉会あいさつで、「見附支部は、この規模・大きさだからこそ、強くまとまり、互いの顔が分かる温かな支部です。学び合い、助け合って、一人一人が力を付けていくことができる支部です。今日を機会に、さらにみんなでまとまり、力を合わせ、一人一人が高まっていく、力を付けていく支部にしようではありませんか!」と話をさせていただきました。見附支部は、互いが力量を高め合い、個が輝く支部であり続けたいと思います。
10月1日、「ときわ会創設150周年記念式典」が盛大に行われました。白石誠史郎ときわ会長の式辞を拝聴し、私は「学び続ける向上心」を持つことの大切さを改めて実感しました。会長は、「ときわ会の真価を問うということは、ときわ会員としての自分の真価を問うことでありました。なりたい自分の理想の姿に近づくことは、簡単なことではありません。(中略)自分を信じて、謙虚な姿勢と学び続ける向上心を持ち続け、先輩、同期、後輩とのつながりを大事にしながら、歩みを進めていかなければなりません。」と話をされています。また結びに、「互いに認め合い、支え合い、高め合い、教育の大道を歩んでいく、それがときわ会です。」と話をされました。
今年度の見附支部の取組を振り返りますと、各委員会・年層別の会によって数々の意義ある研修活動が行われています。これら研修活動や語り合いの中で、また、本人の学び続ける姿勢によって、見附支部は、若い教職員・中堅の教職員が大きく力を伸ばしている支部だと私は思います。人は、何もしなければ何も変わりません。努力なくして自分に成長はありません。私たちの力量向上と輝きが、子どもたちの「個の輝き」となるよう、私たちはみんなで学び続けたいと思うのです。