教職の原点
副支部長 新津第三小学校 川合 千尋(昭和61年度)
自分自身の教職の原点は何かと考えてみました。つまり,なぜ教職を選んだかということです。
小学生の頃,友達に算数の問題を教えていた際に,その相手から「なるほど,そうかあ,よく分かったよ。」と言われとても嬉しくなったことがきっかけだったと覚えています。教えるって楽しいな,分かりやすいって言われて嬉しいなあと強く感じました。
そんなことがあったので何度も友達に教えることを繰り返していたことで,「先生」になりたいという思いが強まっていったことを思い出しました。
会員の皆様にも,きっとそれぞれの教職の原点があると思います。昨今の社会情勢の中で,様々な教育課題に直面する度に思い悩むことも多いかと思います。時には,もうやめたいなあ,自分には向かないのかなあと思うこともあったでしょう。(私もたくさんありました。)そんな時には,自分の教職の原点に立ち返ってみてください。そこに,必ず,自分を教職に向かわせるエネルギーがあるはずです。
さて,また私自身の教職の原点に立ち返ります。人に教える楽しさを味わうためには,自ら新しいことを学ぶ必要があります。これからもたくさんの人からたくさんのことを学びたいと思います。この新潟秋葉支部は,そんな私の教職の原点を奮い立たせる素晴らしい場でもあります。