支部情報BOX

2024.02.11

新潟秋葉支部

新潟秋葉支部広報「あきは」第130号 支部長巻頭言 

 三つの「真価」「進化」「深化」

支部長 新津第一小学校  間嶋 哲(昭和62年度)

 

今年度、ときわ会は百五十周年を迎えました。各種記念事業を貫くテーマは、『「志」の継承 未来へ~進化、深化し続ける ときわ会の真価を問う~』です。

三月十八日(土)には、支部の活動として三名の先輩を招き、年層別に講話をしていただきました。また本部の活動としては、ズームを用いた全県交流会が開催されました。さらには、五月二日(火)には、割烹『一楽』において令和五年度の支部総会が開かれ、四年ぶりに秋葉会の皆様との合同懇親会も実現できました。全員参加となっている十月一日(日)の記念式典では、互いの絆を大いに確認し合いたいものです。

さて、最近、私は、アーサー・C・ブルックスが著した『人生後半の戦略書』という本に出合いました。人生百年時代と言われる昨今ですが、実際のところ、日本人男性の健康寿命の平均は七十三歳です。すると人生後半は、なんと三十六歳頃から始まるのです。

どんな人にもピークがあり衰えもあること。衰えに抗い、克服しようともがくほど、虚しい思いに囚われる結果になること。別の価値観にいち早く乗り換えられるかどうかで、人生の豊かさが決まることなど、目から鱗が落ちました。

ときわ会の短期的な真価は、自らのキャリアを積み、教職員としての自己実現を図ることでしょう。と同時に、後輩を育てながら自分自身を見つめ直す深化、キャリアを再構築し、よりよい人生を歩む進化もしていきたいものです。